【公務員試験】予備校か独学か

2021年1月15日

公務員試験の勉強には、予備校に通ったほうがいいのかな
独学でも公務員試験は受かるの?

これから公務員を目指し勉強する方にとって、予備校・独学問題は気になる点かと思います。

私は、公務員試験にあたって予備校も独学もどちらも経験していますので、両者のメリット・デメリットを知っています。

今回は、私の経験を基に公務員試験の勉強のスタイル(予備校・独学)について書いていきたいと思います。
皆さんのご参考になればと思います。


この記事の対象者

・公務員試験の勉強を始める方

・予備校に通うか迷ってる方

この記事の概要

・予備校のメリットデメリット

・独学のメリットデメリット

・結局どっちがいいのか。

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公務員予備校について

「志望先に合格できる」「公務員予備校にまかせておけば安心」と思っている方はいらっしゃる方は多くいるかと思います。

でも、公務員予備校に行けば必ず試験に受かるというものではありません。

結局は、自分がどれだけ本気で取り組めるか、頑張るかが合格につながるからです。
つまり、予備校に通ったとしても、自主的に勉強することが必要になってきます。

あくまでも、公務員予備校は勉強をサポートしてくれるという位置付けでしかありません。
公務員予備校のメリットを最大限に活かして、自分の手で合格を近づける姿勢が大切です。

おすすめの予備校については以下の記事でご紹介しています。

では、予備校のメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。


公務員予備校のメリット

  • 公務員試験に特化した講師陣と専門教材により、効率的に勉強をできる。
  • 小論文の添削や面接対策をしてくれる。
  • 合格実績から導き出されたカリキュラム

メリット1.公務員試験に特化した講師陣と専門教材により効率的に勉強できる。

公務員予備校には、公務員試験の各科目毎にエキスパートの講師がたくさんいます。
その講師から授業をうけられることが、最大のメリットです。
大学受験の際に、皆さんも予備校通いましたよね?イメージとしてはそれに近いです。

これまで、合格者を多く育ててきた講師の授業を手や耳もつかって学ぶので、理解は早まります。
もし、理解できなかった部分があったときに、すぐに質問できるのもメリットしてあります。

独学の場合だと、自分で参考書を選定しなくてはいけなく、それが結構難しいです。
公務員予備校に通えば、市販されていない質の高い教材を手にすることができるんです。

予備校の教材なら全ての科目が公務員試験用テキストなので、効率的に学習できますよね。

もちろん予備校に通うだけで慢心せず、予習復習は大事ですよ。


メリット2.小論文の添削や面接対策をしてくれる。

独学をしていてネックになってくるのが、小論文や面接の対策です。
正直、筆記試験科目の勉強なら市販の参考書をつかえば乗りきれますが、小論文や面接は本を読んだだけで、乗り切れるかというと、そうはいかない場合も多いです。
特に面接なんかは、一人で対策するのは難しいです。
模擬面接などをとおして第三者にチェックしてもらって初めて課題とかが分かってきます。

最近、公務員の試験でも、人物重視に切り替わりつつあります。
筆記試験と小論文・面接の配点を同じくらいの比率にしている自治体も多くなってきています。

独学の場合、やることが明確な筆記試験と違い、小論文や面接の対策は後まわしになりがちです。
小論文や面接の対策ができるのも、公務員予備校のメリットです。
公務員予備校では納得いくまで、小論文の添削や面接の対策をしてくれます。


メリット3合格実績から導き出されたカリキュラム

独学で学習をしていると、勉強科目の優劣やペース配分なども自分で考えなければなりません。
また、試験での出題頻度の低い箇所に力を入れすぎてしまう場合もあります。

一方で、公務員予備校では、合格にむけて最適なカリキュラムが用意されています。

また、その人の置かれてる状況に合わせたカリキュラムを選ぶこともできます。
それにそって学習をすすめていけば、ペース配分を大きく間違えることはないと思います。

本命先や併願するならどこか、それに合わせてどの科目を勉強するのがおすすめか相談に乗ってもらえます。


予備校のデメリット

  • 時間的制約がある。
  • 学習ペース
  • お金がかかる。

デメリット1時間的制約がある

予備校に入るとなると、決められた時間に決められた教室に行かなくてはなりませんよね?
オンラインで授業の受けられる予備校であったり、家が予備校に近ければいいと思うのですが、予備校までの通う時間や授業が始まるまでの時間って無駄ですよね?
1日あたり1時間は通学時間の為につぶれてしまうと思ってください。
また、授業の時間が決まっているため、その前後に自習室等で自学習してた場合など集中力が途切れてしまうかもしれません。(私だけでしょうか?笑)

独学であれば、タイムスケジュールが立てやすく、非常に集中して勉強することができます。


デメリット2 学習ペース

予備校では、みな横並びで授業がすすんでいきます。
初学習の教科であれば良いのですが、すでに大学等で学習した教科であったりすると、知っている内容をもう一度聞かなくてはいけません。

私は、この時間が非常にもったいないと思っています。
1コマ90分ほど授業の時間はあるので、この時間で他の科目の学習を結構進めることができます。

かくいう私も、実は予備校に入るだけはいいていました。
ただ、初回の授業できわめて非効率だと思い、それ以降は、テキストをもらうだけもらって一度も授業に出ることはありませんでした。
この点については個人差があると思います。


デメリット3.お金がかかる。

公務員の予備校は、一般的に30万~50万円の費用がかかるといわれています。
場合によってはもっとかかることもあります。

独学で勉強するのであれば、この4分の1以下くらいのコスパで勉強することができます。


独学について

では、次に独学について書いていきたいと思います。

独学のメリット

  • 自分のペースで進められる。
  • 費用が安く済む。

メリット1.自分のペースで進められる。

予備校であれば、決まった時間に決められた教科を画一的に学習することになるかと思います。
つまりその日のある程度まとまった時間は、1つの教科の授業に縛られてしまいます。

独学であれば、自分のペースで勉強することができます。
自分でカリキュラムを立てられるので、バランスよく勉強することができるのです。
つまり、「今日は朝から晩まで憲法だけ勉強しよう」とか「この分野はかんたんに理解できたから(勉強するまでもないから)、とっとと次の分野にすすもう」というふうに、学習のペースは自由自在です。

また、自分にあったテキストを自分で選ぶこともできます。
市販のモノでも、公務員試験用にたくさんの参考書や過去問題集があります。
同じ参考書のシリーズでも科目によって良し悪しががあったり、この科目を学習するならこの参考書しかないと言われている良書があったりするわけです。
そう言ったテキストを科目ごとにカスタマイズして勉強できるのもメリットです。


メリット2.費用が安くすむ

先にも記載しましたが、予備校に通うとなると、大体30~50万円の費用がかかります。
オンライン授業の場合はもう少し安くなることもありますが、それでも20~30万円前後になるかと思います。

一方、独学の場合は必要なテキストや問題集などを購入する費用しか掛かりませんので、その費用を安く済ませることができるのは独学の大きなメリットです。


独学のデメリット

  • 勉強環境の構築が難しい
  • 面接対策ができない
  • 不必要な勉強をしてしまう可能性

デメリット1.勉強環境の構築が難しい。

皆さんは高校や大学の定期試験前に、勉強しなきゃいけないのについつい漫画を読んだり、動画を見たりしてしまった経験はないでしょうか?
公務員試験を独学で勉強する場合は常に、これとの戦いになります。
基本公務員試験の勉強は長期戦になります。
そうすると、ついつい勉強以外の事に目移りしてしまうことがあり、気づいたら一日が終わってたなんてことも少なくありません。

自制できる人でないと、独学での勉強は難しいかもしれません。


デメリット2.面接対策ができない

面接試験の対策には①実戦形式で面接慣れをする②受験する自治体の面接試験の形式や過去の質問内容などの傾向を把握して準備するという二つのポイントがあります。
独学の場合は面接の練習をすることが困難であり、また過去の面接試験の情報を収集することも容易ではありません。

ただ、面接対策については、民間企業にエントリーして場慣れするといった荒業もなくもないです。

特に最近の公務員試験は人物重視の選考過程となっており、各試験種別で面接試験の結果が重視される傾向にあります。
つまり面接対策ができていないと出来ていないだけ合格から遠ざかることになります。


デメリット3.不必要な勉強をしてしまう可能性がある。

公務員試験は科目数が多いうえに出題範囲がとても幅広いです。
公務員試験は自治体や職種によって傾向が大きく異なるため、効率よく学習するためには自治体ごとの出題傾向や最新の試験情報を漏れなく収集する必要があります。
独学の場合ですと、こういった多くの試験科目の中から独自に出題傾向を把握し、重点的に学習する科目や頻出項目を絞ることは難しく、志望する自治体では出題されづらい範囲まで勉強してしまい時間を無駄にするといったことが起こります。

予備校であれば、自治体ごとの傾向や最新情報を簡単にキャッチアップすることができます。


結局どっちがいいの?

正直言いますと、予備校でも独学でも受かる人は受かります。
ただ、圧倒的に予備校に通ったほうが合格率は高まります。

個人的にそれぞれの学習スタイルに合うタイプは、

予備校に向いてる人

  • 公務員試験が初めてで、専門家にある程度道筋を立ててほしい人
  • 在職中の社会人
  • 独学で面接や論文対策をする自信がない人
  • 勉強が続かない人
  • 無難に行きたい人
独学に向いてる人

  • 少しでも安く済ませたい人
  • ある程度、公務員試験の問題を解ける人
  • 面接や小論文に自身のある人
  • 周りに流されず勉強のできる人

のような感じになります。

まとめ

公務員試験の勉強スタイルには、予備校と独学の2種類があります。
また、それぞれには、メリット・デメリットが存在します。
独学にしても予備校にしても受かる人は受かります。

ただ、これから公務員を目指す人は、予備校に通ったほうが良い!と個人的には思います。

予備校に通うか迷う人は、一度体験入校や話を聞きに行って決めるというのもありかと思います。
通いたいけど、安く済ませたい方には、通信教育もおすすめです。