【公務員】出世のために仕事を頑張るのは意味がない!その理由4選
せっかくだから出世を目指そうかな?
そしたら仕事を頑張らないとだよね?
今回は、そんな人に向けて記事を書いていきます。
「管理職になって高い給料をもらうために仕事をがんばる!」そう決心されている方はそっとこの記事を閉じてください。
今回は、「出世することを考えているけど迷っている・そのために仕事を頑張るべきか」といった人向けに書いていきます。
自分で言うのもなんですが、私自身はそれなりの出世コースを歩んでいました。
しかし、日を重ねるごとに出世のための仕事はあほらしいと感じるようになりました。
その経験を基に、出世の為に仕事を頑張る意味がない理由についてご紹介していきます。
目次
出世の為に仕事を頑張る意味のない4つの理由
出世の為に仕事を頑張る意味は本当にないです。
理由は次の4つです。
・出世するのに時間がかかるから
・出世は結局運に左右されるから
・頑張っても給料は周りと変わらないから
・普通に働いていてもそれなりの給料を貰えるようになるから
それぞれについて説明していきますね。
ちなみにですが、出世の為に仕事を頑張らなくていいだけで、公務員としての職責は最低限果たす必要はありますよ笑
①出世するのに時間がかかるから
公務員は、いくら仕事を頑張ろうと成果を出そうとすぐには出世できません。
というのも、昇進試験があり一定程度の経験年数が要件としてあるためです。
例えば、入庁して1番低い級から次の級に昇進するのにも次の年数がかかります。
自治体 | 必要経験年数 |
---|---|
東京都(主事→主任) | Ⅰ類B(大卒程度)5年、Ⅰ類A(院卒程度)3年 |
特別区(係員→主任) | 5年 |
大阪府(主事→副主査) | 2年以上、年齢 29 歳以上 |
ここからまた係長→課長→部長と昇進するのにもある程度の年数が必要になることが多いです。
どんなに頑張ろうと、経験年数がモノを言う世界なので、とてもコスパが悪いです。
②出世は結局運に左右されるから
公務員の出世は、どうしても運の部分が大きくなります。
公務員の昇進試験は、「筆記・論文」と「勤務評定」で構成されていることが多く、「勤務評定」に重きを置かれています。
この勤務評定を付けるのは、所詮人であるため感情が介入する余地があります。
そのため、上司によって評価というのは変わってきます。
例え仕事を頑張ろうが、「性格が合わない」「適当に評価を付ける」といった上司に当たった場合は、それだけで勤務評定が悪くなる可能性もあります。
そのため、優秀な人であっても昇進できない人はいます。
逆のパターンもあり、上司に気に入られているってだけで「何故この人が?」て人が昇進している場合もありました。
つまり昇進していくためには運の要素が強いため、不確定要素がある限り出世のために仕事を頑張るのはコスパが悪くなります。
③頑張っても給料は周りと変わらないから
公務員では、いくら仕事を頑張って成果を出そうと周りと給料にそんなに差はつきません。
というのも、公務員は成果主義ではなく年功序列の色が強いためです。
つまり、経験年数がモノを言います。
近年では、成果主義による昇給幅の変動を取り入れている自治体も多いですが、それでも月2000円程度の違いしかありません。
そのため、いくら仕事を頑張ろうと・周りより業務量をこなそうと、出世できない限り周りと給料はさほど変わらないのです。
なので、出世の為に仕事を頑張るのは意味がありません。
④普通に働いていてもそれなりの給料を貰えるようになるから
上記では、頑張っても給料は変わらないと説明しましたが、裏を返せば普通に働いていてもそれなりに給料が上がることになります。
経験年数が増えれば増えるほど給料は上がっていきます。
出世しない限り、仕事を頑張っても頑張らなくても昇給幅はほとんど同じです。
また、出世しなくても退職時にはそれなりに給料をもらうことができます。
出世せずにそのまま勤めていても退職時までに年収は750~800万に達します。
一方で出世して管理職になった場合は、1000万前後が相場です。
残業代を考えた場合、そこまで大差ないようにも思えます。
まとめ(出世の為に仕事を頑張らなくていい)
今回は、出世の為に仕事を頑張るのは無意味な理由についてご紹介しました。
公務員の出世は時間がかかりますし運の要素が強いです。
また、年功序列なので普通に働いていればそれなりの給料をもらえるようになります。
私自身は出世を諦めていました。その時の体験談は以下の記事で書いています。
給料がほしいから出世を考えている人へ
もし、給料の為に出世を考えているのであれば、私は副業をおすすめします。
副業であれば、不確定要素の出世を待つ必要がありません。
努力さえすれば、すぐに結果にあらわれます。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。