【株式投資初心者】IPO投資におすすめの証券会社8社【目的別】
・IPO投資におすすめの証券会社を知りたい。
・何社の口座開設すればいいの?
今回は、そんな疑問を解消する記事を書いていきます。
IPOの当選確率を上げるためには、証券会社選びも大事になってきます。
例えば、そもそもIPOを取り扱っていなかったり、大口の投資家に優遇する証券会社を選んでしまうと、初心者がIPOに当選するのは難しくなってしまいます。
そのため、IPOに当選するためには、IPOの取り扱い数の多い証券会社や完全平等抽選を採用している証券会社を利用することが必須です。
今回は、3年間で25回の当選実績のある私が、初心者にこそ利用してほしいおすすめの証券会社をご紹介します。
これを読めば、IPOの当選確率があがる証券会社について分かるようになりますよ。
目次
IPOに当選するためには、証券会社を何社利用すればいいの?
結論から言いますと、証券会社は多ければ多いほどIPOに当選する確率は上がります。
というのも、IPOは1つの証券会社からは一回しか申し込みができませんが、複数の証券会社から申し込むことで申し込み総数が多くなり、その分当選確率を上がるからです。
⇒詳しくは、【初心者でも当選したい】IPOの当選確率をあげる5つのコツ
でも、そんなにたくさんの証券口座開くのはめんどくさいし、管理するのも大変だよ、、、
そんな方には、主幹事数の多い証券会社2社・完全平等抽選の証券会社2社が良いかと思います。
上記のバランスで口座を持っとけばそれなりに当選確率は上がると思います。
○主幹事・・・他の証券会社より数十倍の株数の割り当てがある。
○完全平等抽選・・・資金の大小関係なく公平に抽選する。
IPO投資におすすめの証券会社8社
IPO投資におすすめの証券会社を次の分類に基づいてご紹介していきます。
・主幹事数の多い
・完全平等抽選
・事前入金なし
・独自制度
主幹事数の多い証券会社
主幹事数の多いおすすめの証券会社は次の通りです。
・野村證券
・SMBC日興証券
・大和証券
それぞれについて解説します。
野村証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 41社 | 35社 | 37社 |
うち主幹事数 | 22社 | 17社 | 23社 |
野村證券の主幹事数は、トップクラスになります。
野村証券では店頭取引とネット取引があり、IPO当選を目指すのであればネット口座をおすすめします。
というのも、店頭取引の場合担当者の裁量で当選を配分されてしまいますが、ネット口座の場合完全平等抽選になります。
ネット口座の場合当選本数の10%しか配分されませんが、主幹事になることが多いためそもそもの株数も多く抽選も平等のため当選確率も上がりますし、初心者であっても公平に当選の機会があります。
また、野村證券では事前入金の必要がなく、当選して初めて入金すればいいため資金拘束されないメリットもあります。
そのため、IPOに当選したい方は、必ず口座を開設すべき証券会社になります。
・業界トップクラスの主幹事数
・ネット口座の場合、完全平等抽選
・事前入金の必要なし
SMBC日興証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 52社 | 61社 | 66社 |
うち主幹事数 | 16社 | 20社 | 21社 |
SMBC日興証券は、主幹事数が多くIPOそのものの取扱数が多い証券会社です。
こちらも、店頭とネットの2種類があり、IPO当選を目指すならネット口座をおすすめします。
SMBC日興証券でも、株数の10%がネット口座に配分され抽選は完全平等になります。
また、SMBC日興証券では落選しても敗者復活のチャンスのある2回目の追加抽選があるのが注目ポイントです。
こちらは、ステージ制を採用しており最大で25票の抽選票をもらえるため追加抽選での当選確率も高くなります。
・主幹事数、取り扱い数ともに多い
・ネット口座の場合、完全平等抽選
・1回目落選しても、追加抽選で当選のチャンスあり
大和証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 43社 | 43社 | 31社 |
うち主幹事数 | 15社 | 22社 | 13社 |
大和証券は、主幹事数が多い証券会社です。
こちらも、店頭とネットの2種類があり、IPO当選を目指すならネット口座をおすすめします。
大和証券では、株数の15%がネット口座に配分され抽選は平等になります。
平等抽選の後、落選者を対象に原則10%をプレミアムサービスの過去の預かり資産に応じて当選確率が変わる「チャンス抽選」があります。
※サービス対象になるためには大和証券総合取引口座に加えて、大和ネクスト銀行口座の開設が必要になります。
・主幹事数多い
・ネット口座の場合、完全平等抽選
・落選後。プレミアムサービス対象者はチャンス抽選あり
完全平等抽選の証券会社
完全平等抽選の証券会社は次の通りです。
・野村證券
・SMBC日興証券
・大和証券
・マネックス証券
・楽天証券
野村證券・SMBC日興証券・大和証券は上述の記載の通りのため、残り2つについて解説します。
マネックス証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 50社 | 45社 | 50社 |
うち主幹事数 | 0社 | 0社 | 0社 |
マネックス証券は、主幹事のIPOはないものの取扱数はかなり多いです。
また、引き受け株数のほぼ100%がネット抽選に回り、抽選も完全平等になります。
そのため、資金量や当選実績に左右されず平等に抽選されるため初心者であっても当選機会が確保されています。
マネックス証券では、利益に課税のかからないNISAでもIPOに申し込みができるため、当選した際はリターンが多きとも言えます。
・IPO取り扱い数が多い
・引き受け株数のほぼ100%がネット抽選に
・完全平等抽選
・NISAでも購入可
楽天証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 38社 | 26社 | 11社 |
うち主幹事数 | 0社 | 0社 | 0社 |
楽天証券は、近年IPOに力を入れており取り扱い数も伸びてきています。
引き受け株数は、基本的に100%抽選になるため初心者にとっても当選の機会があります。
他の証券会社と違う所は、「1単元1票」であり資金がある人ほど有利になる点です。
ただ、100株しか申し込めないものも多く実質的には完全平等といえます。
また、楽天証券には100万以下の取引であれば手数料が無料になるコースもあります。
さらに取引に応じて楽天スーパーポイントがたまります。
・IPOの取扱数が伸びてきている
・基本的に100%抽選
・1単元1票
・取引が100万以下なら手数料無料
・楽天スーパーポイントが貯まる
事前入金不要の証券会社
事前入金不要の証券会社は次の通りになります。
・野村證券
・松井証券
・岡三オンライン証券
解説します。
松井証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 18社 | 21社 | 9社 |
うち主幹事数 | 0社 | 0社 | 0社 |
松井証券もここ数年でIPOの取扱数が増えてきている証券です。
抽選申し込みの際に入金の必要がなく、当選して初めて入金をすればいいため資金拘束をされなくて済みます。
また、ネット取引分のIPOの抽選は公平に行われており、初心者にとっても当選の機会が設けられています。
さらに、松井証券では1日50万円の取引まで手数料がかからないため、初心者にもやさしい証券会社です。
・IPO取り扱い数が増えてきている
・事前入金の必要なし
・ネット取引分のIPOは公平抽選
・1日50万円までの取引には手数料がかからない
岡三オンライン証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 39社 | 35社 | 45社 |
うち主幹事数 | 0社 | 0社 | 0社 |
岡三オンライン証券は、IPOの取り扱い数も全体の4割超と多く扱っています。
抽選申し込みの際に入金の必要がなく、当選して初めて入金をすればいいため資金拘束をされなくて済みます。
また、引き受け株数の100%がネット抽選に配分がされます。
取引実績に応じたステージ制を導入していますが、全体の10%以上は取引実績に関係なく全員を対象に抽選されていますので、初心者にも十分チャンスがあります。
そして、なんといっても岡三オンライン証券は、他の大手ネット証券に比べて口座数が少なくその分ライバルも少ないため穴場の証券会社になります。
・IPOの取扱数が全体の4割超
・事前入金の必要なし
・100%抽選
・他のネット証券より、口座数が少ないためライバルが少ない
独自制度のある証券会社
証券会社の中には、当選確率がアップする優遇制度を導入している会社があります。
それがSBI証券になります。
SBI証券
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
取り扱い数 | 85社 | 82社 | 88社 |
うち主幹事数 | 15社 | 7社 | 11社 |
SBI証券は、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとりません。
2020年のIPOの企業数が93社であることを考えると、SBI証券ではほとんどの企業の抽選に参加できることになります。
また、100%抽選を基本とし、1単元1票を採用しているため多く申し込むほど当選確率は上がります。
そして、SBI証券の最大の魅力は「IPOチャレンジポイント」です。
SBI証券では、IPOに落選するとチャレンジポイントが付与されます。
この付与されたポイントを貯めて利用すれば、IPOに当選します。
つまり、ポイントをコツコツ貯めれば、必ず誰でも当選するということです。
・主幹事数、取扱銘柄数ともに多い
・100%抽選
・1単元1票制
・IPOチャレンジポイント→貯めれば誰でも当選できる
まとめ
今回は、IPO投資におすすめの証券会社をご紹介しました。
証券会社ごとに特徴がありますので、ご自身に合う会社を選んでIPOに挑戦しましょう!