【株式投資初心者必見】勝率8割のIPO投資のメリット・デメリット
・これから株始めようと思うんだけど、IPO投資って何?
・IPO投資のメリット・デメリットを知りたい。
・IPO投資てそんな儲けられるの?
今回は、そんな疑問を解消する記事を書いていきます。
これから株式投資を始める方は、資産を増やしたい!って方がほとんどかと思います。
株式投資は、初心者にとって最初は利益を出しづらくリスクもそれなりにはあります。
その中でも、初心者でも利益を出しやすく損失のリスクが少ない投資法がIPO投資法になります。
実際に私も、IPO投資をしており安定的に利益を出すことができています。
目次
IPO投資って何?
IPOとは、未上場の企業が証券取引所に株式を公開することです。
その上場前の株式を投資対象とするのがIPO投資になります。
IPO株投資では、上場前の“株を買う権利”を抽選で手に入れ、公募価格で買ったあと初値(上場日のはじめに付く株価)で株を売ることで利益を出すことができます。
というのも通常、上場前の株式の公募価格は割安に設定されていることが多いためです。
IPO投資のメリット
IPO投資のメリットは次の通りです。
・利益を得られやすい
・銘柄選択の必要がない
・購入手数料が無料
それぞれについて解説していきます。
①利益を得られやすい
メリットの1つ目は、「利益得られやすい」です。
これが、IPO投資の最大のメリットになります。
IPOでは、通常公募価格は低めに設定され、上場後の初値がこの公募価格より高くなるケースが多くなります。
実際に2020年に上場した企業数は93社ありましたが、そのうちの70社が初値が公募価格より高くなっています。
要は新規上場企業のうち75%の企業で利益を上げられたことになります。
・2020年⇒93社中70社が初値が公募価格を上回る。(勝率75%)
・2019年⇒86社中76社が初値が公募価格を上回る。(勝率88%)
・2018年⇒90社中80社が初値が公募価格を上回る。(勝率89%)
・2017年⇒90社中82社が初値が公募価格を上回る。(勝率91%)
このことよりIPO投資では、80%超の確立で利益を上げられます。
また、企業によっては、初値が公募価格の何倍にもなる可能性があります。
2020年には、公募価格が2,400円なのに対して、初値が28,560円と約11倍になった企業もあります。
このように勝率と利益率の面から、IPO投資ではローリスクで大きなリターンを見込める可能性が高いです。
②銘柄選択の必要がない
2つ目のメリットが、「銘柄選択の必要がない」です。
初心者にとって、株式投資が難しいと感じる場面が銘柄の選択になります。
始めたての頃は、どの情報のどの部分を見ればいいかとか分からないですよね?
一方IPO投資の場合、上場する企業は決まっているので買うか買わないかの2択で済みます。
そのため、専門知識などがなくても容易に手を出しやすくなります。
③購入手数料が無料
メリットの3つ目は、「購入手数料」が無料です。
株式投資は通常、買うのにも売るのにも手数料がかかります。
そのため、利益より手数料が上回ってしまいトータルでは損といったこと起きがちになります。
一方で、IPO投資では買い付け時の手数料はかかりません。
というのも、公募価格に手数料分が含まれているためです。
そのため、気軽にチャレンジできますし、手数料が利益を上回るなんてことが少なくなります。
ただ、株を売却する際は通常の取引と一緒で、手数料はかかりますので注意してください。
IPO投資のデメリット
IPO投資のデメリットは次の通りです。
・なかなか当たらない
・購入資金が一時的に拘束される
・損する可能性はある
それぞれについて解説します。
①なかなか当たらない
デメリットの1つ目が、「なかなか当たらない」です。
IPO株は、誰でも購入できるものではなく、応募者からの抽選で決定されます。
また、IPO投資は初心者だけでなく、全投資家から人気の投資なので応募者がとても多くなります。
そのため、なかなか当たりづらい側面があります。
しかし、1回も当たらないってことはないですし、実績に応じて優先的に当選確率が上がる証券会社もあります。
ですが、根気よく応募し続けることは必要となります。
②購入資金が一時的に拘束される
デメリットの2つ目が、「購入資金が一時的に拘束される」です。
多くの証券会社では、IPOの抽選に参加する時点でその分の資金が必要となることがあります。
そのため、抽選期間中はその分の資金が拘束されてしまい、他のことに使えなくなってしまいます。
もちろん、抽選に落選した時には資金は戻ってきますが、資金力に余裕がないとその間に買いたい銘柄があっても買えなくなってしまいます。
中には、当選して初めて購入代金を払うといった証券会社もあるので、資金に余裕のない方はそういった証券会社からIPOに申し込むことをおすすめします。
③損する可能性はある
デメリットの3つ目は、「損する可能性はある」です。
メリットとして、IPOの8割超が利益を出せるとお話ししましたが、一方で初値が公募価格より下になってしまう企業も存在します。
そのため、IPOに当選しても損が出てしまう可能性が少しですがあります。
IPO投資の始め方
IPO投資の始め方は、いたってシンプルです。
証券口座を開設し、IPOの予定や申込日、企業場を調べ応募したいIPOに申し込むだけです。
①証券口座を開設する
②IPOの予定、申込日、企業情報等を把握する
③証券口座から応募したいIPOに申し込む
④当選したら購入
⑤上場日に初値で売却する
まとめ(IPO投資は稼げる可能性がすごく高い)
・利益を得られやすい
・銘柄選択の必要がない
・購入手数料が無料
・なかなか当たらない
・購入資金が一時的に拘束される
・損する可能性はある
今回は、IPO投資のメリット・デメリットをご紹介しました。
IPO投資には、デメリットも存在しますが、それでも当選してしまえば勝率も高く大きなリターンを見込めます。
株式投資初心者はぜひIPO投資にチャレンジしてみましょう。