【公務員の副業】株式投資を始める前にメリット・デメリットや注意点を紹介

2021年1月20日

収入を増やしたい!株を始めようかな?
株式投資のメリット・デメリットを知りたい。

今回は、そんな疑問を解消する記事を書いていきます。

月々の収入を増やしたい!億万長者になる!

これから株式投資を始めることを検討している方は、そんなお思いを抱いているかと思います。

私自身もそんな思いで株式投資を始めて、気がつけばもう5年目になります。

確かに、株式投資は上手く運用できれば資産が何倍にもすることができます。

しかし株式投資にももちろん悪い面もあります。

そこで、今回は公務員は「株式投資をしていいのか」、「株式投資のメリット・デメリット・注意点」に着目してご紹介していきます。

これらを理解したうえで、株式投資を始めればリスクを押さえてコツコツと利益を積み上げられるようになりますよ。

公務員は株式投資していいの?

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公務員は副業を制限されているから。株式投資をやってはだめなんじゃないの?

公務員法をご存知の方は、そう思う方もいるかもしれません。

しかし、株式投資はあくまでも資産運用の一部であるため、公務員であっても問題なくすることができます。

そもそも公務員法に規定のある「営利を目的」に該当しないため、公務員法の副業の範囲に含まれません

そのため、公務員の株式投資は職場の許可なくすることができます。

公務員の副業規定について知りたい方は、以下の記事でご紹介しています。

公務員の副業は禁止⁉公務員でもできる副業は○○

株式投資のメリットは?

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株式投資のメリットは次の通りになります。

・収入を増やせる
・配当金、株主優待がもらえる
・本業にも活かせる知識が身につく

それぞれについて解説します。

メリット①収入を増やせる

株式投資のメリット1つ目は「収入を増やせる」です。

株式投資は、値上がり益で儲けることが基本となります。

値上がり益とは、株価が安いタイミングで買い、高くなったタイミングで売ることで得られる値幅分の利益のことです。

利益図

銘柄によっては、1週間で30~40%ほど値上がりすることもあります。半年余りで10倍になった例もあります。株価の値上がりを狙って売買することで、うまくいけば短期間でもうけを増やせるのがメリットです。

メリット②配当金、株主優待がもらえる

株式投資のメリット2つ目は、「配当金、株主優待がもらえる」です。

投資する銘柄によっては、配当金や株主優待をもらえることがあります。

配当金とは、株を保有するだけで得られる収入のことです。

通常、保有する1株につき○○円など企業ごとに決められており決算時期に分配されます。
利益の多い企業であれば高配当、逆に赤字の企業だと配当金はないといったことがあります。

配当金の例

①トヨタ自動車・・・1株につき220円。(2020年現在)
②KDDI・・・・・・ 1株につき120円。(2020年現在)
③JR東日本・・・・・1株につき100円。(2020年現在)

株主優待とは、株式を長期で保有する代わりにその企業の製品やサービスを受け取ることができるものです。

株主優待は、保有する株数によって優待を受ける内容も変わってきます。
通常、多く株を保有する株主ほど、良い優待を受けることができます。

株主優待の例

①鳥貴族
100株保有⇒食事券1000円分
300株保有⇒食事券3000円分
500株保有⇒食事券5000円分

②JAL
100株⇒国内線で使える優待運賃割引券(50%割引)1枚×2回
300株⇒国内線で使える優待運賃割引券(50%割引)2枚×2回
500株⇒国内線で使える優待運賃割引券(50%割引)3枚×2回
700株⇒国内線で使える優待運賃割引券(50%割引)4枚×2回

メリット③本業にも活かせる知識が身につく

株式投資のメリット3つ目は、「本業にも活かせる知識が身につく」です。

株式投資を始めると、自然とその企業や業界を調べるようになります。

そのため、様々な業界の動向や経済について理解できるようになるため、何か政策を立てるといった時にその知識を活かすことができます。

株式投資のデメリットは?

株式投資のデメリットは次の通りです。

・損をする可能性がある
・取引時間が限定的

それぞれについて解説します。

デメリット①損をする可能性がある

株式投資のデメリット1つ目は、「損をする可能性がある」です。

メリット①の値上がり益の反対で、買値よりも株価が下がってしまえば、損することになります。

ただ、株は売らなければ損は確定しないので、また買値まで株価が上がるまで待てば損をしないことはあります。

デメリット②取引時間が限定的

デメリットの2つ目が、「取引時間が限定的」です。

株式の売買ができる時間帯は平日朝9時から11時30分と、12時30分から15時までになります。
そのため、勤務時間と重なってしまいます。
 
ただ、事前に注文を入れておくことで取引をすることはできますが、値動きを見ることができないという点でデメリットになります。

公務員が株式取引をする際の注意点

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公務員が株式投資をする際に気を付けるポイントは次の通りです。

・インサイダー取引に注意する
・職務専念義務に違反しないようにする
・周りに株をやっていることを話さない

それぞれについて解説します。

気を付けるポイント①インサイダー取引に注意する

気を付けるポイント1つ目は「インサイダー取引に注意する」です。

公務員であれば、意図せず様々な業界の情報を耳にする機会が多々あります。
また、民間企業に対する許認可・入札情報なども見れてしまいます。

これらのまだ公になっていない機密情報を基に、そこの株を買ってしまうとインサイダー取引に引っかかり逮捕されてしまいます。

そうなると職場内だけのペナルティーだけで、おさまらず社会的のも罰を受けることになります。

インサイダー取引とは

職務や地位により知り得た投資者の投資判断に重大な影響を与える未公表の会社情報を利用して、自社株等を売買することで、自己の利益を図ろうとするもののこと。

気を付けるポイント②職務専念義務に違反しないようにする

気を付けるポイントの2つ目は、「職務専念義務に違反しないようにする」です。

公務員には、職務専念義務があるため、勤務時間中はやらないようにしましょう。

株式投資をしていると、どうしても株価が気になってしまいますが、それでばれて罰則とかはもったいないです。

ちなみに、休憩時間中は職場専念義務の範囲外のため、株取引をしても大丈夫です。
とはいえ、人前で大っぴらにするのは避けましょう。

気を付けるポイント③周りに株をやっていることを話さない

気を付けるポイントの3つ目は、「周りに株をやっていることを話さない」です。

株式投資をしていることを周りに話してもいいことはありません。

噂はすぐ広まりますし、あらぬ疑いを掛けられることもあります。

たくさん儲けて自慢したくなったとしても、自分の心の中でとどめておきましょう。

まとめ

今回は、株式投資のメリット・デメリットと、注意点についてご紹介しました。

株式投資は公務員でも許可なくできる副業になります。

これから株式投資を始める人は、これらの事を理解したうえでするようにしましょう。

株式投資については以下の記事でもご紹介していますので合わせてご覧ください