【公務員・会社員必見】株式投資初心者が損するリスクを減らす4つの方法
・これから株式投資を始めるけど、なるべく損をしないようにしたい。
・損するリスクを減らす方法はないの?
今回は、そんな疑問を解消する記事を書いていきます。
「月々の収入を増やしたい!」「老後の資産を増やしたい!」そんな思いで始めた株式投資で損失を出してしまうのは嫌ですよね?
私が株式投資を始めた時は、特に下調べもせず適当に買ってしまったが為に20万円ほどすぐに損を出してしまいました。
皆さんも適当に株式投資をすると同じような道をたどるかもしれません。
私はそれを機に、リスクヘッジを考えはじめ、これから紹介することを守って投資をすることで毎月安定的に利益を上げることができるようになりました。
今回はそんな経験を基に、損するリスクを減らす方法をご紹介します。
目次
株式投資で損するリスクを減らす4つの方法
株式投資の損するリスクを減らす4つの方法として次の通りです。
・分散投資をする
・買う銘柄を徹底的に調べる
・信用買いはしない
・マイルールを作る
以上の4つを守れば100%ではないですが、損するリスクは減らすことができます。
それぞれについて解説していきます。
①分散投資をする
1つ目のポイントは、「分散投資をする」です。
というのも、複数の銘柄に分散して投資することで1つの銘柄が下がっても、損失を少なく抑えることができるためです。
例えば、100万の元手で投資をするとします。
1つの銘柄と複数銘柄に投資していた場合、それぞれの損失は次のようになります。
1つの銘柄の場合⇒全額100万円を株Aに投資
複数の銘柄に投資の場合⇒40万円を株Aに投資
株価 | 株数 | 資産額 | |
株A(買値) | 1,000円 | 1,000株 | 1,000,000円 |
株A(下落後) | 800円 | 1,000株 | 800,000円 |
損失 | 200,000円 |
株価 | 株数 | 資産額 | |
株A(買値) | 1,000円 | 400株 | 400,000円 |
株A(下落後) | 800円 | 400株 | 320,000円 |
損失 | 80,000円 |
上記の表のように分散投資をすることで、損失額は少なくなります。
また、分散投資をすることで1つの銘柄が下がっても、他の銘柄の株価は上がりトータルでみて利益が出ることも多いです。
確かに1つの銘柄に集中して投資することで利益を大きくできる可能性はあります。
しかし、その企業の業績が悪くなったときに大きな損失が出てしまいます。
そのため、分散投資をすることが大切になってきます。
②買う銘柄を徹底的に調べる
2つ目のポイントは、「買う銘柄を徹底的に調べる」です。
購入しようとしている企業を徹底的に調べることで、損する可能性を減らすことができます。
例えば、年々売上が減少している会社や毎年赤字の会社があるとします。
このような企業の株価は、今後上昇する可能性は低いですし、最悪倒産してしまいます。
そうなれば、損をするどころか元本全額を失う可能性すらあります。
そのため、株を買う前にその企業の事を調べることで損するリスクを減らすことができるのです。
どういうポイントを調べればいいの?
企業を調べるポイントとしては、「成長性」と「財務基盤」になります。
今後成長が見込める企業であれば、将来的に株価が上がることは容易に想像できます。
また、財務基盤が強固な企業であれば、昨今のコロナのように経済が交代しても影響を受けづら株価もそこまで下がることは多くないです。
「成長性」と「財務基盤」は、次の情報を見ることで把握できます。
- 自己資本比率
- 扱っているサービスや商材
- 売上や利益の推移(業績が右肩上がりか)
- その会社の所属する業界ニュースや話題
③信用買いはしない
3つ目のポイントは、「信用買いはしない」です。
信用取引とは、保証金を証券会社に担保として預けることでそ、の保証金の約3.3倍の金額で取引ができる制度のことです。
100万担保にすれば、330万円分の株の取り引きができるイメージです。
通常の取引の事を現物取引といいますが、この取引では最悪の場合でも、株を保有する企業が倒産したとしても元手分がなくなるだけで済みます。
一方で、この信用取引では元手以上の損が発生してしまう可能性があるのです。
例えば、100万の元手を担保に330万円の信用取引をしていたとします。
この時に、会社が倒産してしまうと330万円の損失が発生します。
もちろんこの損失分330万円は証券会社に返す必要があるので、元手の100万円で相殺したとしても220万円足りません。
すると、この220万円は借金になってしまいます。
収入を増やしたい!と始めた株式投資で借金を背負ってしまっては元も子もないですよね?
ですので、信用買いは絶対にしないようにしましょう!
④マイルールをつくる
4つ目のポイントは、「④マイルールをつくる」です。
株式投資で損ばっかしている人のほとんどは、マイルールを決めていないことが多いです。
最初は少しの損でも、もう少し我慢すれば株価が戻るかもしれないと売却を先延ばしにしているうちに、大きな損失になってしまうことは少なくありません。
このような損失の拡大を防ぐためには、ある程度の損失の時点で売却をする勇気が必要になります。
一方で利益を出している状態で、まだ上がるかもしれないと待っているうちに株価が下落して、利益から一転損失になってしまうこともあります。
そのため、どこまでプラスまたはマイナスになったら売るかのマイルールを作ることは重要になります。
もちろん、そのルールを守ることも重要です。
ちなみに私は、買値より5%マイナス、10%プラスで売るようというルールを徹底していました。
まとめ(株式投資で損するリスクは減らすことはできます)
・分散投資をする
・買う銘柄を徹底的に調べる
・信用買いはしない
・マイルールを作る
今回は、株式投資で損をするリスクを減らす方法についてご紹介しました。
これらの方法を徹底すれば、100%ではありませんが損するリスクを減らし安定して利益を上げられるようになります。
株式投資初心者に向けて以下の記事も書いていますので、ぜひご覧ください。