情報セキュリティマネジメント試験とは?独学でも合格可能?【最短2カ月で取得できる!】

情報セキュリティマネジメント試験に興味があるんだけどどんな試験なの?
独学でも合格できるのかな?

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

ITの発展に伴い情報セキュリティの重要性は高まってきています。

そんな中で注目されている資格が「情報セキュリティマネジメント」です。

国家資格なため信頼度が高く、情報セキュリティに詳しい人材を育てたい企業が導入していたりします。

そこで、今回は

・情報セキュリティマネジメント試験とは?
・情報セキュリティマネジメント試験の出題範囲
・情報セキュリティマネジメント試験の独学法

についてご紹介します。

情報セキュリティマネジメント試験とは?

情報セキュリティマネジメント試験とは2016年に新たなに開始された試験であり、個人情報などの情報管理に関わる際の必須知識が問われる内容となっています。

そのため、資格試験を通して情報セキュリティの知識が取得できるだけでなくトラブル発生時の適切な対処法といった実践的な知識も身につけることができます。

国家資格ではあるものの、難易度は決して高くなくIT初心者でも取り組みやすい資格の1つです。

情報セキュリティマネジメント試験はどんな人にとって役に立つのか?

この情報セキュリティマネジメント試験ですが、どんな人にとって役に立つのでしょうか?

それは以下の通りです。

①事務で個人情報を扱う人
②WEBサイトの担当者
③情報管理をする部門の人
④情報セキュリティについて知識・スキルを身に付けたい人

情報セキュリティマネジメント試験の合格率は?

平成30年度秋期15,579人7,220人46.3%
平成31年春期13,761人7,148人51.9%
令和元年秋期14,355人6,754人47.0%
令和2年秋季9,1216,07166.5%

情報セキュリティマネジメント試験の合格率は、上の表からももわかる通り例年大体50%前後になります。

つまり2人に1人合格できます。

ですので、比較的合格しやすい試験ではあると思います。

情報セキュリティマネジメント試験の出題範囲

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情報セキュリティマネジメント試験は午前と午後にわかれています。

午前午後
試験時間90分90分
出題形式多岐選択(四肢択一)多肢選択式
出題数出題数:50問出題数:3問

もう少し詳しく見ていきましょう。

午前問題

情報セキュリティマネジメント試験の午前問題は、四択の問題が50問出題されます。

合格ラインは6割以上の得点であるため、30問以上の正答が必要です。

具体的には以下の分野が出題されます。

情報セキュリティ全般
機密性・完全性・可用性、脅威、脆弱性、サイバー攻撃手法、暗号、認証 など

②情報セキュリティ管理
情報資産、リスク、ISMS、インシデント管理などの各種管理策、CSIRT など

③情報セキュリティ対策
マルウェア対策、不正アクセス対策、情報漏えい対策、アクセス管理、情報セキュリティ啓発 など

④情報セキュリティ関連法規
サイバーセキュリティ基本法、個人情報保護法、不正アクセス禁止法 など

⑤テクノロジ
ネットワーク、データベース、システム構成要素

⑥マネジメント
システム監査、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント

⑦ストラテジ
経営管理、システム戦略、システム企画

午後問題

午後に出題される問題は、以下のような情報セキュリティに関する事例を基にした長文問題です。

・情報資産管理
・IT 利用における情報セキュリティ確保
・委託先管理
・情報セキュリティ教育・訓練

長い文章題が3問出題され、各文章題に対して設問が5題ほど出題される形式となっています。

長文は1つ1つが長く読むだけで時間がかかるため、要領よく問題文を読まないと試験時間内に解き終わらない事態になってしまいます。

2か月で受かる情報セキュリティマネジメント試験の勉強法

勉強

情報セキュリティマネジメント試験の勉強法は至ってシンプルです。

①参考書をさっと1周する。
②ひたすら過去問を解く。
③分からない部分は参考書で確認。

これだけです。

勉強の順番としては「午前問題→午後問題」の順で勉強するのがセオリーです。

注意したい点が参考書を全部理解するまで精読するのではなく、大まかに内容が理解出来たら過去問に移ってしまうことです。

というのも、実際に問題を解きながら勉強したほうが、知識の定着が早く出題の癖や傾向などもつかむことができます。

また、何度か過去問を解いているうちに自分の弱点が分かるので、該当部分だけ参考書で再確認すればよく効率の良い勉強ができます。

情報セキュリティ分野以外にも、テクノロジ系、ストラテジ系の関連度の高い周辺事項もていねいに解説。さらに直前対策に便利な頻出度リストやマーク、および「項目別要点チェック」を搭載し、動画による補助解説もついているなど、初学者にも実務経験者にも使いやすい内容となっています。

令和元年度秋期から平成30年度秋期までの試験問題に加え、試験の傾向に沿って作成された模擬問題×2の計5回分の問題を本紙に収録しています。さらに、平成28年春期から平成30年春期までの過去問題+予想問題3回分の問題をPDFでダウンロード提供。本紙と合計13回分の問題に取り組めます。

まとめ

今回は情報セキュリティマネジメント試験についてご紹介しました。

近年では、どんな会社でも情報セキュリティは重要な位置づけになっています。

こういった知識があるだけでも社内で目立った存在になることもあるでしょう。

また、実際に実務においても役に立ちます。

この機会に取得されてみてはいかがでしょうか。