社会人でも簿記3級は1カ月で合格できる!勉強法もご紹介

社会人だけど簿記3級の勉強をしようと思う。
簿記3級って難しいのかな?

今回はそんなあなたに向けて記事を書いています。

社会人になって会社の課題であったり自主的にだったりと簿記3級の勉強する人は多いです。

結論から言うと、簿記3級の難易度はそこまで高くなく、社会人でも1カ月程度勉強すれば十分合格できます。

実際に私も知識0のところから約3週間程度で合格できています。

そんな経験をもとに今回は

・簿記3級の難易度
・簿記3級に合格する勉強法

についてご紹介していきます。

社会人でも簿記3級を1カ月で合格できる3つの根拠

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冒頭でも述べましたが、社会人でも1カ月程度で簿記3級を合格することができます。

その根拠として以下の3つがあります。

①勉強範囲が狭い
②基礎的な問題中心
③合格率も高い

勉強範囲が狭い

1つ目の根拠が「勉強範囲が狭い」ことです。

日商簿記3級で出題される論点は、限定されています。

それは「仕訳」と「精算表」です。

この2つは、学習初期は難しいと感じるかもしれませんが、1度コツをつかんでしまうと大したことがありません。

そのため、適切に勉強をすればあっさりと合格することができます。

実際に、実務経験のない社会人や大学生であっても毎年多くの人が合格していますよ。

簿記3級の勉強時間は?

簿記の勉強時間は、60~100時間程度といわれています。

もちろん、これより短い人で合格する人もいればもっと時間のかかる人もいます。

私が簿記3級を取得したときは、平日2時間・休日5時間×3週間の計60時間の勉強でした。

②基礎的な問題が中心

2つ目の理由が「基礎的な問題が中心」なことです。

簿記3級の試験では、複雑な問題が出題されることは少ないです。

また、複雑な問題は出題されても正解できる人は少ないためほとんど合否に影響しません。

むしろ、簿記3級においては、仕訳の仕方や伝票の書き方など「基礎的な会計のルール」さえ理解できていれば解けるような問題ばっかです。

③合格率も高い

簿記

簿記3級の合格率は、受験回によって変動はあるものの50%前後であることが多いです。

つまり単純に考えると2人に1人が合格できることになります。

そう考えると簡単に合格できそうですよね?

とはいっても、半分の人は落ちるためしっかりと勉強する必要があります。

社会人でも簿記3級を1カ月で合格できる勉強法

社会人でも1カ月で簿記3級に合格するの勉強法は以下の通りです。

①参考書を1周サクッと読む
②問題集をひたすら解く
③仕上げに模擬試験を解く

え?これだけって思うかもしれませんが、この通りやれば本当に合格できます。

参考書を1周サクッと読む

最初のステップは、参考書をサクッと1周しましょう。

ここにあまり時間をかける必要はありません。

というのも、簿記においては問題を解いて覚える方が効率が良いからです。

ですので、簿記とはこんなもんだなくらいの理解ができれば問題ありません。

②問題集をひたすら解く

ステップの2つ目は「問題集をひたすら解く」ことです

先ほども言いましたが、簿記はどんどん解いてこそ知識が定着していきます

つまりアウトプットの量がそのまま合否に影響します。

ですので、ひたすら問題を解くようにしましょう。

間違えた問題を中心に大体3周くらいすれば、合格に十分なレベルになりますよ。

③仕上げに模擬試験を解く

最後のステップは「模擬試験を解く」ことです。

模擬試験を解く際は、必ず試験本番と同じ時間設定で解くようにしましょう。

というのも、試験本番で時間が足りずに全部の問題が終わらなかったという人も多いから。

また、最近ではコロナの影響でネットでの受験になっており、通常とは勝手が違います。

そのため、受験環境と試験時間に慣れるという意味合いで模擬試験は必ず解きましょう

おすすめの参考書

日商簿記3級のおすすめの参考書は「スッキリわかるシリーズ」です。

簿記3級においては、この1冊で十分です。

というのも、この本では「テキスト」「問題集」「模擬試験」の3つを1冊で網羅できるからです。

また、イラストを使った解説があったりと視覚的にもわかりやすく、文字だけじゃ無理!な人にもおすすめです。

まとめ

今回は私の体験をもとに簿記3級の勉強法についてご紹介しました。

そもそも、簿記3級は「出題範囲も狭く」「基礎的な問題が中心」なため難しい試験ではありません

そのため、簿記3級に合格するための勉強は、特別なことをする必要がなく至ってシンプルです。

①参考書をサクッと1周
②問題集をひたすら解く
③仕上げに模擬試験を解く

適切に勉強すればすぐに合格できますよ。