【公務員】出世競争を諦めたら人生が豊かになったわけ
今回は、「公務員の出世競争」をテーマに書いていきます。
私は、自分で言うのも何なのですが周りから出世を期待されており、当時出世コースとも言われる部署に所属していました。
にもかかわらず、私は出世することを諦めました。
今回は、なぜ「出世コースにいながら出世を諦めたか」「その後の変化」についてご紹介していきます。
私だけの経験じゃ物足りなかったので、同様に出世を諦めた先輩のエピソードも交えています。
皆さんの今後の参考になればと思います。
目次
出世コースにいながら出世を諦めた。その理由は?
私が出世コースにいながら出世を諦めた理由は「我慢の限界を感じた」からです。
というのも、出世をするためには「仕事をがむしゃらに頑張る」と同時に「上司に気に入られる」ことが必要であり、様々なことを我慢しなければならなかったからです。
例えば、「仕事をがむしゃらに頑張る」では、単純な業務量に加え他人の仕事を手伝ったり、みんなが嫌がるような仕事を積極的にしていました。
深夜まで残業することも多く、プライベートの時間なんてほとんどありませんでした。
周りの同僚がアフター5で楽しそうに遊んでいるときでも、「遊びたい!」気持ちを抑え出世のためのと身を粉にして働いていました。
また、「上司に気に入られる」ためには、「飲み会には絶対参加」「休みの日も上司と交流」するなど自分のプライベートを捨ててまでも上司に気に入られるために動いていました。
要は平日も休日もプライベートはすべて出世のためにって感じの生活でした。
そんな我慢の連続でしたが、ある時を境に限界を迎えました。
「こんなに我慢までして出世する意味ってあるのか」「出世したからって何が変わるのか」
そんな思いが巡り、出世だけがゴールじゃないと感じ、翌日から出世の為に身を捧げるのを辞めました。
出世を諦めたことであらゆる余裕が生まれた
出世を諦めたことによって心身面でも金銭面でも余裕が生まれました。
というのも、出世を諦めることによって周りからの評価なんて気にしなくて済むようになったからです。
①定時に帰れるようになった
「出世を諦める=周りの評価を機にしなくていい」
この図式が出来上がったおかげで、毎日定時に帰れるようになりました。
というのも、自分の仕事さえちゃんとこなせば組織的には問題ないわけで、余計な仕事をしなくて済むからです。
もちろん、人からの頼まれごとなんか一切しなくなりましたし、定時間際に持ってこられた仕事なんてもってのほかでした。
定時で帰れるようになったおかげで、プライベートも充実するし相乗効果がすごいです。
②行きたくない飲み会に行かなくて済むようになった
私自身飲み会がそんなに好きじゃありませんでした。
親しい友人とならまだしも、職場の人と行くなんて時間もお金も無駄でしかなかったです。
ただ、出世を諦めてからは、上司に気に入られる必要はないし周りに合わせるも必要もないので、行きたくない飲み会は全部断れるようになりました。
おかげで、その分の時間とお金をおいしいものを食べに行ったり、友人と遊んだりと有意義なことに使えるようになりました。
③ストレスから解放された
出世するためには、周囲からの評価が大事なので、周りにソリの合わない上司や同僚がいても、波風立たせないように無理してでも合わせる必要があります。
それって結構なストレスになりますよね?
出世を諦めてからは、自分が第一なのでそんなストレスからも解放されました。
④収入が増えた
定時でも帰れるし飲み会も行かなくなったことで、時間ができ株をはじめとして(グレーゾーンのものも含めて)副業ができるようになりました。
そのおかげで、収入が増えました。
正直出世を目指してガンガン残業していた頃よりも収入は多いです。
⑤新しい道が開けた
時間にゆとりができたおかげで、スキルアップもすることができました。
私自身定時後の時間でプログラミングとWEBマーケティングの勉強をしていました。
そのおかげで、本当にやりたい仕事に巡り合うことができ、今では民間企業で働くことができています。
まとめ
今回は、出世を諦めた理由とその後の影響についてご紹介しました。
今では、公務員時代よりゆとりを持って働くことができていますし、何より収入も圧倒的に違います。
あの時出世を諦めて良かったなと思っています。
もし同じような境遇の人がいたら参考になればうれしいです。