公務員って有給休暇取得しやすいの?基本取り放題です!
公務員って有給休暇取りやすいって言われるけど実際どうなの?
今度公務員になるんだけど取れなかったら不安、、、
今回は公務員の有給休暇について書いていきます。
公務員は有給休暇が取りやすいと言われています。
一方で、ネットやSNSで有給休暇がとれないという声も少なくはありません。
これから公務員になる人や目指している人は、気になる点かと思います。
今回は、公務員だった私の経験から公務員の有給休暇事情についてご紹介していきますね。
目次
公務員って有給休暇取得しやすいの?基本取り放題です!
結論から言いますと、公務員は有給休暇は取得し放題で休みたい時に休むことができます。
これは、公表されているデータからも明らかです。
公表されている公務員の平均有給取得日数は次の通りです。
区分 | 平均取得日数 |
---|---|
都道府県 | 12.3日 |
指定都市 | 14日 |
市区町村 | 11日 |
国家公務員 | 14.9日 |
民間企業の平均有給取得日数が10.1日であることから、公務員は有給休暇が取得しやすいといえます。
しかも多くの公務員は、有給休暇を取得できる状況にもかかわらず急な病気の為に3~5日程度残す傾向があります。
そのため、本気で有給休暇を取得しようと思えば20日全部消化することはできます。
私自身も、夏休暇(5日間)と有給休暇を合わせて2週間休み取得して海外旅行に行ったりしていました。
それほど公務員は有給休暇が取得しやすい傾向にはあります。
公務員は1時間単位でも有給が取れる
公務員の有給休暇制度は、正直民間より優れていると思います。
というのも、公務員では1時間単位で有給が取れるからです。
民間企業ですと、半日単位もしくは1日単位が通常かと思います。
しかし、公務員では1時間単位で取得できるので次のような使い方もできますよ。
・今日は疲れたから2時間取得して早めに帰る
・役所に手続きに行きたいから勤務時間階内の3時間取得する
・朝急用ができて1時間取得する
【経験談】私の有給休暇取得日数
参考に私の有給休暇の取得日数をご紹介します。
以下の通りです。
年次 | 有給休暇取得日数 |
---|---|
1年目(出先機関) | 15日(初年度のみ15日付与) |
2年目(出先機関) | 18日 |
3年目(本庁) | 0日 |
4年目(本庁) | 35日 |
1~2年目はほとんど取得できていました。
3年目は後述しますが、公務員でも有給休暇が取りづらい状況の部署で1日も取得できませんでした。
4年目はその反動で繰り越した分も含めてほとんど使用しましたが笑
公務員でも有給休暇が取得がしづらいケース
公務員でも有給取得が取りづらいケースがあります。
それは次の2つです。
・単純に忙しい部署
・同調圧力
それぞれ説明しますね。
①単純に忙しい部署
業務量が多く忙しい場所だと有給休暇は取りづらくなります。
主に地方公務員では本庁、国家公務員では本府省配属の場合忙しい傾向にあります。
特に残業が60時間を超えてくるような部署では有給休暇の取得率は著しく悪くなります。
とはいえ、最近は忙しい部署でも有給休暇を取るような環境にはなりつつあります。
②同調圧力
公務員には同調圧力で休みをあまり取らしてくれない上司が一定程度います。
「みんな忙しいのに」とか「仕事が進まないから」とか何かと理由をつけられ、思うように有給休暇を取ることができません。
中には有給休暇の申請をしながら仕事に来る人もいます。
そのため、上司が上記のような考えの部署では有給休暇の取得は難しくなります。
まとめ:公務員の有給休暇は取りやすい
今回は公務員の有給休暇についてご紹介しました。
公務員は民間に比べて有給休暇は取りやすいですし、付与された全ての日数を取得することも可能です。
しかも、1時間単位でも取得できるのでフレキシブルに自分のライフスタイルに合わせて休むことができます。
中には有給休暇が取りづらい場所もありますが最大20日まで繰り越しができるので、次の部署で思う存分休むことができます。
今回は以上です。