公務員志望がインターンシップ参加は有利になる?【時間の無駄】
公務員になりたいんだけどインターンシップに参加する必要があるのかな?
民間企業とかだと就活に有利になるっていうし。
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
近年、校務員においてもインターンシップを導入する自治体が増えてきています。
そこで気になるのがインターンシップに参加することで就活に有利になるかだと思います。
結論から言いますと、インターンシップに参加しただけで有利になることはありません。
むしろ、参加しなくてもいいと思います。
そこで今回は、公務員のインターンシップが有利にならない理由についてご紹介していきます。
目次
公務員志望がインターンシップ参加は有利になる?
冒頭でも説明しましたが、公務員のインターンシップでは決して有利になることはありません。
というのも、公務員は試験に通過しないと合格はできないからです。
民間のように裏ルートで採用ということは起こりません。
いくらインターンシップでの評価が高いとしても、筆記試験で落ちてしまえばそれで終わりです。
そして何より公務員試験は完全平等の試験ですので、インターンシップの参加有無は試験において1㎜も影響がないです。
公務員のインターンシップは参加する必要ない。その理由は?
正直公務員のインターンシップは、ほとんどの人にとって参加する必要がないです。
というのも、以下の理由によります。
・業務の全貌を知れるわけではない
・費用は自己負担の場合がある
・時間がもったいない
1つずつ説明しますね。
業務の全貌を知れるわけではない
インターンシップでは確かに公務員の雰囲気に触れることはできます。
しかし、それはほんの一部分を切り取ったにすぎません。
公務員の仕事はとても幅広いです。
ですので、華やかな仕事もあれば泥臭い仕事もあります。
ですが、インターンシップは志望者を増やすことを目的としているため公務員の仕事の良い部分しか触れることはできません。
もし悪い部分を見してしまったらイメージダウンして応募者が集まらない恐れもありますからね。
つまり、インターンシップでは公務員の雰囲気を完全に理解できるかといわれるとそういうわけではありません。
ですので、無理してまでもインターンシップに参加しなくてもいいと思います。
費用は自己負担の場合がある
公務員のインターンシップでは、交通費をはじめとした費用は民間と違い自己負担なことが多いです。
正直、公務員のインターンシップはそこまでお金をかけて参加する内容ではありません。
時間がもったいない
これが最大の理由です。
一般的な公務員のインターンシップでは、1~2週間程度の期間が多いです。
つまりその期間はインターンに拘束されてしまうため思うように勉強をすることができません。
インターン参加が有利にならない以上、勉強時間を削ってまで参加する必要はないのかなと思います。
だったら点数を1点でも伸ばせるように勉強したほうが何倍もましです。
それでも公務員のインターンシップに参加するメリットは?
とはいえ公務員がインターンシップに参加するメリットもあります。
それは「志望動機に説得力が増す」ことです。
というのも、インターンシップの経験を絡めて志望動機を作ることで周りとの差別化ができ説得力のあるものになるから。
また、インターンシップ中に先輩職員と話すチャンスは多々あります。
その中では、ネットや本などでは聞けない公務員についてのリアルな話も聞くことができます。
そういったインターンを通して得られた経験を基に説得力のある志望動機が作れるのがメリットです。
まとめ
今回は公務員のインターンシップについてご紹介しました。
志望動機を良化させるという意味では、インターンシップに参加するのは良いと思います。
しかし、インターンシップに参加したからといって有利にはなりません。
むしろほとんどの人にとって必要でないのかなとすら思います。
今回は以上です。