警察官から民間企業に転職したいなら若いうちの方が有利になるたった2つの理由

2021年9月20日

警察官から民間企業への転職を考えている。
でもまだ警察官になったばかりだしもう少し頑張ったほうがいいのかな?

今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。

先に結論を言ってしまうと、警察官から民間企業へ転職したい場合若ければ若いほど有利になります。

これは私の知り合いの元警察官の方も言っていました。

実際に私も職種は違えど公務員から転職を20代で経験しており、世間で言われているほど不利を感じませんでした。

そこで、今回は私と元警察官の知り合いの経験から「警察官から転職したい場合若いほど有利になる理由」についてご紹介していきます。

警察官から民間企業に転職したいなら若いうちの方が有利?

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警察官から民間企業に転職したい場合、若ければ若いほど有利になります。

特に20代であれば未経験の職種に転職できる可能性は高くなります。

というのも、詳しくは後述しますが20代であれば「特別な経験」より「ポテンシャル」を重視してくれる企業が多いからです。

これが30代40代になると傾向が変わり「経験やスキル」が求められるようになります。

ですので、警察官から民間企業に転職したい場合、若いほどそのハードルは低くなります。

警察官から転職するなら若いうちが有利になるたった2つの理由

面接

警察官から民間企業への転職が若いほど有利になる理由は次の2つです。

・全職種に転職しやすい
・公務員に染まり切ってないから

全職種に転職しやすい

警察官からの転職は、例え未経験であっても若いうちであればすべての職種に転職できるチャンスがあります。

特に大体25歳までの第二新卒といわれる期間にかぎるとその確率は上がります。

というのも、若いうちであれば「即戦力」もそうですが、「将来性」も重視されるからです。

つまり、それまでの実績よりこれからの伸びしろを見てくれる企業が多いのです。

そのため、未経験の業種であっても転職できるチャンスがあるのです。

これが30代・40代になってくると話が変わってきます。

求められるスキルも高くなってきますし、警察官の場合は専門性は限られてしまうため転職できる職種の幅も小さくなってしまいます。

もちろん中途採用なので「即戦力」の採用としての側面もありますが、将来性も加味されており若いほど転職のハードルが下がってくるのです。

つまり若さというのは、1つの武器になります。

そのため、未経験の業種に確実に転職したいのであれば、20代のうちにできれば第2新卒の間に転職を行ったほうが良いといえます。

警察官にまだ染まり切っていない

若ければ若いほど警察という組織に染まり切っておらず、民間への転職がしやすくなります。

というのも、若ければ若いほどまだ組織に染まっておらず採用後の教育や仕事の進め方、社風に順応しやすいからです。

警察官と民間企業では、体質も違えば仕事の進め方などあらゆる場面で違いが出てきます。

そのため、「警察出身者は民間企業になじめないのでは?」と採用担当者に敬遠されてしまいます。

しかし、若いうちであれば体力があり吸収力も高くそもそも組織に染まり切っていないことがほとんどです。

つまり、企業側も自分の組織に適応させるのにそこまで苦労をしないで済むのです。

また、転職者側としても組織にすぐになじめるため、せっかく転職したのに早期退職するといったことを少なくすることができます。

一方で、長年警察官として働いていると「自分の中での仕事の進め方が固定化されてしまい変化に対応できない」、「民間に必要なスキルが足りない」といったことが起こります。

また、そのような人材は、企業側も採用を避けてしまうため民間企業への転職が非常に難しくなってしまいます。

(参考)転職エージェントから聞いた話

公務員からの転職って難しいんですか?

私が、転職活動をはじめた際にこのように転職エージェントに質問をしました。

すると、「確かに、公務員からの転職は簡単ではありません。ただ、20代で転職をするのであればほとんどの人が内定をもらえますよ」との回答を得ました。

転職エージェントも、企業に良い人材を紹介して報酬を得ています。
そのため、転職できる見込みが薄い人材にこのようなことは言いません。

この転職エージェントの発言からも、20代のうちの転職が成功しやすいことがうかがえます。

警察官から民間企業への転職を成功させるたった2つのポイント

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警察官から民間企業への転職を成功させるポイントは次の2つです。

・プロに頼る
・スキルを身につける

プロに頼る

確実に転職活動を成功させたい方は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

というのも、転職エージェントでは書類や面接の対策をしてくれますし、面談を通して自分のキャリアに合いそうな求人を紹介してもらえます。

実際に私も、転職エージェントを利用したおかげで書類選考や面接にあまり苦労はしませんでした。
また、自分では想像をしていなかった職との出会いもありました。

そのため、転職エージェントを利用することが転職成功への近道だといえます。

スキルを身につける

2つ目のコツは、「行きたい業界に必要なスキルを身につける」ことです。

個人的にはこちらをおすすめします。

というのも、スキルを身につけてからの方が転職がスムーズにいくから。

行きたい業界が決まっている場合、その業界に必要なスキル・資格を身につけましょう。

例えば、次のような感じです。

・経理職につきたい→簿記検定を取得する
・IT企業で働きたい → プログラミング・WEBデザインを勉強・ブログ運営する
・外資系で働きたい→英語を勉強する。

もちろん、スキル自体転職に役立ちますし、そのスキルを身につけるための努力も面接でのアピールにつながります。

とにかく警察官をやめたいけど、何のスキルを身につければ良いかわからない

そんな方には、これから伸びるIT系のスキルを身につけることがおすすめです。

具体的には「プログラミング」か「WEBマーケティング」です。

この2つは、本業にしても需要がありますし、将来的に独立してフリーランスの選択肢もとれるスキルです。

また、これらのスキルはスクールに通うことで、スキル習得だけでなく転職支援がついていたりと手厚いサポートがうけられます。

なかには、転職成功率98%のスクールもあります。

もしプログラミングスクールに興味がある方は、以下記事をぜひ覗いてみてください。

少しでも転職することに迷っているなら今日から行動をしよう

start

もし、少しでも転職をしたいと思っているなら、今すぐに始めることをおすすめします

というのも、迷っているうちに月日が経ってしまい結局転職活動を始められず、だんだんと転職のチャンスが失われていくからです。
また、その分だけ自分が望む職に行ける可能性が狭まってしまいます。

これは、非常にもったいないことです。

在職しながら転職活動をすることは可能です。

その結果、公務員にとどまるという選択肢をとることも可能ですし、新たな気づきが生まれるかもしれません。

実際に私も一回目の転職活動の時には、内定をもらったにもかかわらず公務員にとどまっています。
これは、転職活動をとおしてやりたいことが明確になり、そのためのスキルを磨きしたいと思ったからです。

ですので、すこしでも転職したいと思っているなら、すぐに行動に移すようにしましょう!