公務員にはノルマがないから楽?それだけでは楽とは言えない【難しい仕事もあり】

公務員の仕事ってノルマないし楽なんでしょ?
ノルマがない公務員になりたいな。

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

公務員の仕事はノルマがなく楽と思われることが多いです。

私の経験から言うと確かにノルマがないのはメリットだとは思いますが、それだけで仕事が楽だというのは少し違うかなと思います。

中には、ノルマがないから楽だと公務員になったものの、イメージと違い辞めたくなる人も少なくないのが現実です。

そこで今回は

公務員がノルマがなくて楽なのは半分真実
公務員のノルマがないことのメリット

についてご紹介していきます。

公務員はノルマがなくて楽なのは半分真実

公務員は「ノルマがなくて楽」といわれますが、私の経験から言うとこれは半分本当で半分嘘であると思います。

確かに、公務員にはノルマがありませんので「数字が悪い」と詰められることもなければ、数字に追われるプレッシャーはありません。

しかし、それだけをもって楽かといわれるとそんなことはありません。

公務員にも難しい仕事はありますし、公務員特有のストレスのかかる場面も多いです。

関連記事:公務員が感じるストレス6選【ストレスでリタイアした元公務員が厳選】

中には、毎日終電まで帰れないということもあります。

そのため、公務員はノルマがないから楽ということは決してありません。

中には、うつ病になってしまう人もいますからね。

関連記事:公務員はうつ病になりやすい?メンタルがやられる6つの理由

ノルマがなくて楽といえるのは出先機関のみ

公務員にはノルマがなくて楽といえるのは出先機関に配属になった場合のみでしょう。

出先機関の場合、ノルマもなければそこまで仕事量はありませんのでそこまで忙しくはありません。

基本的に定時退庁ができますし、窓口対応以外ではストレスのかかる場面も少ないです。

実際に私も入庁して2年間ほど出先機関にいましたが、月10時間以上残業をしたことがありません。

正直出先機関に関しては「楽」といえます。

本庁だと難しい仕事も

出先機関とは反対に本庁では難しい仕事はたくさんあります。

確かに出先機関と同様にルーティンワークもありますが、その量は出先機関とは比べ物になりません。

加えて本庁での業務は、

・政策の立案
・新規事業の立ち上げ
・国や都道府県など関係機関との調整

など一筋縄ではいかない業務も多いです。

私なんかは、とある災害にまつわる補助金制度の設計に携わったことがりますが、
末端職員とはいえ前例のないものでしたので結構大変だったのを覚えています。

このようにノルマの有無だけで、仕事が楽かは決められないと思います。

関連記事:公務員は忙しい?←部署と人によります!

公務員のノルマがないことのメリット

ノルマがないから楽というのは半分本当で半分嘘とご紹介しましたが、ノルマがないことのメリットもあります。

それは以下の3つです。

①仕事へのプレッシャーが少ない
②自分のペースで仕事が出来る
③休みを取りやすい

①仕事へのプレッシャーが少ない

ノルマがない1つ目のメリットが「仕事へのプレッシャーが少ない」ことです。

公務員の仕事には、民間企業のように「何が何でも成績を上げなくてはいけない」など数字に対するプレッシャーはありません。

そのため、比較的精神的余裕を持ちながら仕事ができます。

もちろん、公務員にも精神的プレッシャーのかかる仕事はありますが、すべての仕事がそうというわけではありません。

つまり精神的ゆとりという面では公務員のほうがいいのかなと思います。

②自分のペースで仕事が出来る

2つ目は「自分のペースで仕事が出来る」ことです。

公務員にはノルマがないので、民間のように「今日中に仕上げる」「成果を出すまでがむしゃらにやる」という概念がありません。

つまり、期限さえ守っていれば比較的自分のペースで仕事をすることできます。

ですので、やることさえやっていれば「今日はこの辺で良いか」と仕事を切り上げて帰ることができるのです。

③休みを取りやすい

3つ目が「休みを取りやすい」ことです。

自分のペースで仕事が出来るということは、休みも自分で調整できるということです。

基本的に公務員は個人の仕事が多く、ノルマもないため、スケジュール管理がしっかりできていれば休みの調整がしやすいです。

中には、付与された有給休暇を全部消化する猛者もいます。

(まとめ)ノルマがない=楽ではない

今回は公務員の仕事はノルマがないから楽なのかについてご紹介しました。

確かに、民間のようにノルマがない分楽な部分はあります。

しかし、だからと言って楽とは言えません。

公務員にも難しい仕事、プレッシャーのかかる仕事はあります。

とはいえ、自分のペースで仕事が出来たり、余計なプレッシャーがかからないのはメリットかもしれませんね。

今回は以上です。