自衛隊を辞めたい理由。自衛隊を辞めて良かったこと３選【元自衛官の声を集めました】

2021年5月16日

今回はそんなあなたに向けて記事を書きます。

この記事を読んでいる人には自衛隊を辞めたいと悩んでいる人が多いのではないでしょうか？

ただ、本当に辞めも大丈夫なのかなと思う人も多いと思います。

そこで今回は自衛隊を辞めた人の体験談を集めましたのでご紹介しますね。

「自衛隊を辞めたいけど踏ん切りがつかない」そんな人の背中を押す参考になれば幸いです。

自衛隊を辞めたい？どんな理由が多い

自衛隊になったはいいものの、若手を中心に辞めたいと悩む人は多いです。

その理由として主に以下の理由があります

精神的・体力的にきつい

1つ目が「精神的・体力的にきつい」ことです。

被災地に派遣されて悲惨な状況を目にしてしまったり、日々の訓練であったりと体力的・精神的にきついと感じることが多いです。

また、自衛隊は集団行動が多くプライベートの時間を確保しづらいことにストレスを感じる人もいます。

そのようなことから自衛隊を辞めたいと感じることがあります。

上司からのパワハラ

2つ目は「上司からのパワハラ」です。

自衛隊は、縦社会なので上司が絶対です。

中には、ストレスのはけ口として上司からパワハラやいじめを受けることがあります。

そんなことに耐えきれなくて辞めたいと悩む人もいます。

自衛隊という組織に合わない

3つ目の理由が「自衛隊という組織に合わない」ことです。

自衛隊という組織は、結構特殊です。

厳しい上下関係もそうですが、

災害派遣や非常時の収集に備え休日であっても以下のような制限があったります。

加えて、独身で幹部でない場合宿舎にて他の職員と共同生活を送ることになります。

そのため、以下のようなことがあります。

このように合わない人には相当なストレスになるため、辞めたいと感じる人も多くなります。

自衛隊を辞めてよかったこと3選

人によって自衛隊を辞めて良かったことはいろいろあります。

今回インタビューした元自衛隊に共通の「やめてよかったこと」は次の4つです。

①プライベートが確保できるようになった

1つ目は、「プライベートが確保できるようになった」ことです。

営内での共同生活や様々な制限から解放されて自分の時間が確保できるようになったことで趣味など充実した生活できるようになったという人が多いです。

特に、休みがしっかりとれる分、心身共にしっかりリフレッシュできるようになったのが一番との声が多いです。

②人間関係のストレスが軽減した

人間関係のストレスが減ったという人も多いです。

というのも、厳しい上下関係やパワハラなどから解放されたから。

特に自衛隊においては「挨拶の有無」で喧嘩になったり、非常識な人がいたりと向かない人にはつらいことしかありません。

これまで仕事に行くのがおっくうだったけど、自衛隊を辞めたことで今では仕事にやりがいをもって働いているという人が多いです。

③仕事上のストレスが軽減した

3つ目は仕事上のストレスから解放されたこと。

厳しい訓練や被災地派遣による心身のストレスは相当なものでした。

自衛隊を辞めて民間企業に転職した今ではそういったストレスとは無縁で生活できています。

自衛隊を辞めてからの後悔は？

では、反対に自衛隊を辞めて後悔したことがあるのかもインタビューしてみました。

全体的に後悔していないという人は多かったですが、部分的に後悔していることもあることもわかりました。

それは「給料の安定性」と「雇用の安定性」です。

自衛隊も公務員なので、どんなに不景気になろうと急激に給料やボーナスがカットされることはありません。

もちろん倒産やリストラも現状では考えられません。

一方で民間企業ではそういったリスクは常にあります。

現在は影響がないものの将来どうなるか分からないリスクがあることは少し後悔しているということでした。

とはいえ、どの人も口を揃えてもっと早く自衛隊を辞めれば良かったと感じているみたいです。

まとめ

今回は自衛隊を辞めて良かったことについてご紹介しました。

人によって多少違いはあるものの、以下についてはほとんどの人に共通していました。

辞めて後悔しそうと思う人もいるかもしれませんが、今回インタビューした人のほとんどは後悔しておらず、むしろもっと早く辞めればよかったと言っていたのが印象的です。