公務員で仕事ができる人に共通する10のこと【スーパー公務員への道しるべ】
公務員の仕事ができなくてつらい、、
なんであの人はあんなに仕事ができるの?
私も仕事ができるようになりたい。
今回はそんなあなたに向けて書いていきます。
公務員として数年働いて、周りと比較されることも多く焦りを感じている人も多いのではないでしょうか。
中には公務員の仕事すらついていけず、1つの仕事に時間がかかってしまい毎日残業ばかりでつらい思いをしている人もいるはずです。
当時の私がそうでした。
そこで今回は、「仕事のできる公務員の共通点」についてご紹介していきます。
これを読んで実践すれば、あなたもできる公務員に1歩近づきますよ。
実際に私も今回ご紹介することを実践し、庁内で出世コースといわれる部署に配属されたこともあります。
みなさんの参考になればと思います。
目次
公務員の仕事ができる人に共通する10のこと
仕事のできる公務員の共通点は次のつです。
①計画性がある
②タイムマネジメントできる
③行動に移すのが早い
④説明がうまい
⑤論理的思考力がある
⑥資料作成が速い
⑦誰にとってもわかりやすい資料が作れる
⑧常に情報収集している
⑨法令や条例を理解している
⑩誰にでも気遣いができる
①計画性がある
1つ目の共通点が「計画性がある」ことです。
公務員の仕事は期限が設けられているものが多いです。
そのため、しっかり計画を立てて仕事をしないと期限ぎりぎりになって焦ることになります。
一方で、仕事のできる公務員は計画性をもっていることがほとんどです。
その1日にどの仕事をどの程度まで仕上げる必要があるのか毎日考えながら仕事をしています。
中には、1つの仕事を細かく細分化しそれぞれに締め切りを設けている職員もいます。
このように、1つの仕事に対する計画を立て進捗を管理しながら仕事を行うことで余裕をもって仕事に取り組むことができます。
自分で簡易的な予定表を作成して、書き込んでいくことをお勧めします。
私の場合は、仕事終わりに次の日にやるべきことを洗い出してから帰ることで次の日も余裕をもって仕事ができています。
②タイムマネジメントできる
2つ目の共通点は「タイムマネジメントができる」ことです。
公務員の仕事は、複数の仕事を担当することが普通でありそれぞれに期限があります。
そのため、1つの仕事に集中的に時間を使ってしまうとほかの業務がおろそかになってしまいます。
つまり、仕事を効率的に行うためには「時間をうまく使用する」ことが求められます。
この点、仕事のできる公務員はタイムマネジメントをしっかりできています。
1点目でご紹介したようにそれぞれの仕事を細分化し締め切りを設けたり、隙間時間の活用といったことをしています。
私の場合はメールの返信などの時間のかからないものは、会議が始まる前の待ち時間などの隙間時間に行っていました。
ちなみに、タイムマネジメントができるようになると仕事ができるようになるだけでなく定時上りもできるになりますよ。
③行動に移すのが早い
3つ目の共通点は「行動に移すのが早い」ことです。
スピードは仕事のどんな場面においても大切になってきます。
後回し後回しにしていると、後に自分を苦しめることになります。
最初は時間的にそこまで大差がないとしても、それが積み重ななるごとに大きなものとなってしまいます。
特に締切期限が設けられていることの多い公務員では、常に期限との戦いになりがちです。
仕事のできる公務員は、すぐに行動に移し期限前に終わらすことが多いです。
私も、上からの依頼モノや調査などはすぐに片付けるようにしていました。
④説明がうまい
4つ目の共通点は「説明がうまい」ことです。
仕事のできる公務員は、説明がうまいことがほとんどです。
それは、上司であったり住民で会ったり、事業者相手であったりとどんな人に対してでもです。
説明がうまいと1発で相手も納得してくれるので、余計なやり取りをすることもなく時間を有効活用することにもつながります。
⑤論理的思考力がある
5つ目の共通点は「論理的思考力」があることです。
上記の「説明がうまい人」は論理的思考力がについていることがほとんどです。
論理的とは、ものごとを筋道を立てて考えられているということです。
例えば公務員の仕事において事業の見直しをする際「背景→課題→解決策」といった筋道立てて話すことで相手も理解しやすくなります。
この論理的思考力は、どの部署どの担当で仕事をするにしても普遍的に役に立つ力であるので身につけることをお勧めします。
⑥資料作成が速い
6つ目の共通点は「資料作成が速い」ことです。
公務員の仕事は、資料作成が多く、その分一番時間のかかる業務でもあります。
仕事のできる公務員は、この資料作成にかかる時間が異様に短く、その浮いた時間を使ってほかの業務をどんどんこなしています。
関連記事:資料作成が捗る?公務員がMOSを取得したほうがいい2つの理由【仕事ができないを解決!】
⑦誰にとってもわかりやすい資料が作れる
7つ目は、「誰にとってもわかりやすい資料が作れる」ことです。
資料作成のスピードもそうですが、わかりやすい資料を作る能力が高いのも仕事ができる公務員の特徴です。
わかりやすい資料を作成できれば上司に説明する際も手直しさせられることなくすぐに理解してもらうことができます。
私なんかは、酷いときには1日中資料作成の手直しをさせられていました、、、
⑧常に情報収集している
8つ目の共通点は「常に情報収集をしている」ことです。
常に情報をキャッチアップしていることで、情勢に合わせた政策判断や新規事業や既存事業の見直しといった際の根拠の1つとして活用できます。
上から指示されて初めて情報を集めるよりも、常日頃から自分の事業に関連する情報だけでも収集しておくことで仕事のできに違いが出てきます。
⑨法令や条例を理解している
9つ目は「法令や条例を理解している」ことです。
公務員の仕事は法令や条例が絶対なのは当然の話ですよね?
しかし、仕事中に根拠法令を聞くと「前任者がやっていたから」と答える人は圧倒的に多いです。
そのため、これまで通り起案をしていたとしても、上司等から根拠法令を問われた際にうまく説明できず時間がかかってしまうのです。
一方で仕事のできる公務員は法令を意識しているため、上司や同僚と意見が対立したときに負けませんし、仕事上でミスをすることもほとんどありません。
⑩誰にでも気遣いができる
10つ目は「誰にでも気遣いができる」ことです。
仕事のできる公務員ほど余裕があり、だれにでも平等に気遣いができるものです。
逆に相手に全く気遣いできず横柄な態度をとっているようだと、いざというときに助けてくれません。
まとめ
今回は仕事のできる公務員の共通点をご紹介しました。
おさらいすると以下の通りです。
①計画性がある
②タイムマネジメントできる
③行動に移すのが早い
④説明がうまい
⑤論理的思考力がある
⑥資料作成が速い
⑦誰にとってもわかりやすい資料が作れる
⑧常に情報収集している
⑨法令や条例を理解している
⑩誰にでも気遣いができる