団体職員への転職は難しい?転職するメリットは?【成功の秘訣を元担当が解説】
団体職員に転職したいけど難しいのかな?
団体職員になるメリットを知りたいな。
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
転職を考えている人の中には、団体職員が気になる人もいるかと思います。
そこで、今回は
・団体職員になるメリット、デメリット
・団体職員への転職は難しい?
・団体職員への転職の手順
について解説していきます。
私自身、公益財団法人に派遣されていたことや管理を担当していたこともあり、団体職員の内情を熟知しています。
そんな経験を元にリアルな部分をご紹介していきますね。
団体職員になる3つのメリット
まずはじめに団体職員になるメリットをご紹介しますね。
団体職員のメリットは主に以下の3つです。
①残業がほとんどない
②倒産やリストラの可能性が低い
③福利厚生がしっかりしている
メリット①残業がほとんどない
団体職員になる1つ目のメリットが「残業がほとんどない」ことです。
多くの団体では、突発的な案件がない限り残業はありません。
もちろん繁忙期もありますが、それでも月10時間いかないくらいです。
実際に私が団体に派遣されていた時には、年間で20時間も残業していません。
それくらいホワイトでした。
メリット②倒産やリストラの可能性が低い
メリットの2つ目が「倒産やリストラの可能性が低い」ことです。
団体職員が所属する団体は税金を資金源とする非営利団体です。
つまり、利益を求める民間企業のような倒産やリストラのリスクは非常に低いのです。
そのため、景気に左右されずに安定して働き続けるのはメリットとも言えます。
メリット③福利厚生がしっかりしている
3つ目のメリットが「福利厚生がしっかりしている」ことです。
団体の福利厚生は公務員並みです。
実際に私が派遣されていた団体の福利厚生は以下のような感じでした。
■完全週休二日制(土・日)・祝日・年末年始休暇
■年次有給休暇
■夏季休暇
■慶弔休暇
昇給年1回(4月)
■期末勤勉手当(賞与)年2回(6月・12月、4.55ヶ月分)
■交通費
■社会保険(雇用・労災・健康・厚生年金)
■超過勤務手当
■住居手当
■扶養手当
■管理職手当
■退職金
安定してかつこれほど福利厚生のそろっている団体職員は正直メリットしかありません。
団体職員になる2つのデメリット
では、逆に団体職員になるデメリットは何でしょうか?
それは以下の2つです。
①給料が少し安め
②やりがいが少なく物足りないことも
デメリット①給料が少し安め
デメリットの1つ目が「給料が少し安め」なことです。
団体全体の平均年収は403万です。
日本人全体の平均年収より少し少ないくらいですね。
とはいえ、全国平均並みにもらうことができますし、給料の高い団体もありますのでそこまで大きなデメリットとは言えないでしょう。
デメリット②やりがいが少なく物足りないことも
2つ目のデメリットが「やりがいが少なく物足りないことも」あることです。
非営利企業であることがやりがいの欠如につながることもあります。
というのも、営利企業のように業績を上げることがも報酬や待遇面につながらないからです。
この点については、特に民間企業経験者は物足りなく感じる人もいるみたいです。
とはいえ、仕事内容については社会貢献を担うものが多く満足している人も多いですよ。
団体職員への転職は難しい?
団体職員への転職は基本的にそこまで難しいものではありません。
というのも、団体職員の求人には「人物重視の求人」と「スキル重視の求人」があり、「特別なスキルがいらない」入口と「前職の経験を活かせる」入口の2種類があるからです。
そのため、スキルがあろうがなかろうが平等にチャンスがあるのです。
人物重視の団体の求人例
人物重視の求人の団体は、公益財団法人や独立行政法人などの公益職が強い団体に多く、その仕事内容は事務系のものが多いです。
求人の特徴としては「未経験歓迎」が多く、スキルはあまり求められません。
例えば、中小企業支援をする法人の求める人物像は以下の通りになっています。
求人を見てもらえばわかります通り、スキルとしては「ワード・エクセル」しか求められていません。
むしろ歓迎要件は、
・相手の話を理解し、適切に説明ができる方
・中小企業を支援し、地域を盛り上げたい方
・公益性の高い仕事につきたい方
と人物重視なことが分かります。
ですので、求めている人物像に合致することをアピールできれば、転職は容易です。
スキル重視の団体の求人の例
次にスキル重視の求人の例をご紹介します。
スキル重視の団体では、前職の経験や自分のスキルをそのまま活かすことができます。
また、仕事内容も単に事務仕事だけでなくコンサルやイベント運営など多岐に渡る仕事があります。
例えば観光系の団体の求人は以下の通りです。
必要条件として、外国語が求められていますよね。
ですので、こういった求人に応募する際は、「求められる能力があること」「その能力を活かした経験があること」をしっかりアピールできれば、転職も難しくありません。
注意点:採用人数が少ない
団体職員への転職はそこまで難しいものではありません。
ですが、採用人数が少ない、あるいは募集していないことが多いです。
というのも、団体の多くでは職員数が一定数確保できているため、時期によっては全く求人がないということが多いからです。
そのため、求人情報に常にアンテナを張っておく必要があります。
団体職員への転職成功の秘訣
団体職員への転職の秘訣は「いち早く求人情報を手に入れること」です。
というのも、先ほどご紹介しました通り、団体の求人は「採用人数が少ない」か「そもそも求人がない」ことが多いからです。
そのため、誰よりも早く求人情報を仕入れることが不可欠です。
求人情報の収集は「転職サイト」または「転職エージェント」を利用するのが一番です。
ついでに言うと自団体のHP上で応募している団体はとても少なく、転職サイト上で初めて団体職員の求人を発見・応募できるため、転職サイトに登録するのは必須です。
おすすめの転職サイト・転職エージェント
最後に団体職員に転職したい人が絶対登録すべきおすすめの転職サイト・エージェントをご紹介します。
それは以下の3つです。
①リクナビNEXT
リクナビNEXTは、業界最大手のリクルートが運営している転職サイトになります。
特徴としては、転職希望者の8割が登録しており、求人数は他サイトと比べると非常に多い点にあります。
そのため、自分の希望に合った団体の求人を見つけやすいかと思います。
無料登録はこちらから↓
無料登録②DODA
DODAをおすすめするポイントして以下の3点があります。
・転職サイトと転職エージェントが一体化している
・職務経歴書が簡単に作れる
・求人数が多い
特徴①転職サイトと転職エージェントが一体化している
通常は、運営会社が同じでも、転職サイトと転職エージェントは別々になっていることが多いです。
しかしDODAはサイトとエージェントが一体化しているので、
・エージェントから紹介してもらえる
・自分で求人を探すことができる
といった特徴があります。
そのため、エージェントに求人を紹介してもらいつつ、自分で気になる求人を探すことが1つのサイト内で完結することができます。
そのため、自分で探すだけではカバーしきれない団体の求人も見つけることができます。
特徴②職務経歴書が簡単に作れる
転職活動を始める際に、苦労するのが職務経歴書の作成になります。
この点、DODAには「レジュメビルダー」という職務経歴書作成ツールがあり、画面したがって入力するだけで簡単に職務経歴書を作成することができます。
特徴③求人数が多い
DODAは保有求人数が多いです。
また、非公開求人数が約8割を占めており、条件がよくライバルの少ない求人が見つかる可能性が高いです。
そのため、あなたの条件にあった団体の求人が見つかりますよ。
無料登録はこちらから↓
無料登録③パソナキャリア
パソナキャリアのポイントは以下の2点です。
女性や公務員のキャリアを活かした転職をしたい方は登録をおすすめします。
・公共事業に関係する企業や非営利団体等の求人を多数取り扱っている
・女性の転職支援が強みがある
特徴①非営利団体等の求人を多数取り扱っている
パソナキャリアは、非営利団体等の求人を多数取り扱っている点に特徴があります。
そのため、効率よく団体の求人を見つけることができます。
また、非襟団体の求人に強い分、非営利団体への転職のノウハウが蓄積されいるので、転職活動に不安がる人の心強い味方になります。
特徴②女性の転職支援が強みがある
パソナキャリアは、助成の転職支援に強みがあります。
といいますのも、パソナキャリアは、「ウーマンキャリア」という女性向き転職支援サイトを作るなど、女性の転職支援に力を入れているからです。
また、パソナキャリアでは女性の転職希望者にも理解が深い担当者がしっかりと対応してくれるので、安心して相談する事が出来るようになっています。
無料登録はこちらから↓
無料登録