【離職者急増】官僚を辞めたい人必見!官僚を辞めてよかったこと15選

官僚になって数年、もう辞めたい、、、
けど、官僚を辞めても大丈夫なのかな。

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

「国を変えたい」「国民のために」と官僚になったものの、労働時間や業務内容などを理由に辞めたいと感じる人も少なくないと思います。

そこで、不安になるのが官僚を辞めた後のことですよね。

そこで、今回は

・官僚を辞めてよかったこと
・官僚を辞めたい人は増えている事実
・官僚を辞めても問題ない

についてご紹介します。

実際に元官僚の複数の知り合いの経験談ですので、参考になる部分は多いかと思います。

官僚を辞めてよかったこと15選【元官僚の声】

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官僚を辞めてよかったことを複数人の元官僚に聞いたところなんと15つもありました。

私自身も元公務員であり、共感できることは多かったです。

精神的ストレスから解放された

1:ストレスだらけの毎日から解放された

官僚時代は、長時間労働や議会対応、上からの目まぐるしく変わる指示などあらゆる場面でストレスを感じていました。

そういったストレスによりメンタルがやられることも珍しくなくいつ潰れてもおかしくない状態でした。

官僚を辞めた今では、仕事で精神的ストレスを感じることが少なくなり辞めてよかったと感じています。

2:人間関係のストレスから解放された

人間関係を気にしなくてよくなったのも、非常に良かったと思っています。

官僚になる人は、良い人が多いのは事実です。

しかし、年配の方や議員には昔ながらの気質を持っている方が多いのも事実です。

そういった上司や関係者の下で働くことが多く、パワハラをはじめとしたハラスメントを受けることも多々あり毎日疲弊していました。

また、中には派閥に巻き込まれることもあり人間関係に悩んだこともあります。

官僚を辞めた今では、そういった人間関係に悩まなくて済むようになった今は幸せです。

3:夜が憂鬱じゃなくなった

精神的ストレスが重なり、毎夜憂鬱な気分でした。

「仕事に行きたくなさから眠れない→寝不足でパフォーマンスが落ちる→仕事でミスをする」の悪循環に陥り、歯止めがきかなかったです。

官僚を辞めた今はそのように感じることはなく、あそこまで我慢する必要はなかったと感じています。

4:長時間労働から解放された

少ない人材で多くの仕事を担当しなくてはならず、また急な仕事を振られることも珍しくありません。

そのため、どうしても長時間労働になりがちです。

朝早く帰り夜遅く、酷いときには終電後まで働く毎日で心身ともに疲弊してしまいます。

また。プライベートの時間も短く十分な休息をとるのも難しいことが多いです。

官僚を辞めてからは、長時間労働も解消されプライベートの時間も増えたなど良いことが多かったです。

5:議員に忖度する必要がなくなった。

議員からひとたび注文があると、今やっている業務を止めてでもそっちを優先する必要があります。

正直、どうでもいいことを注文してきますし、注文内容も細かいです。

そのせいで、残業が発生するのはストレスでしかなかったです。

あらゆる無駄から解放された

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6:無駄な残業がなくなった

全ての職場がというわけではありませんが、上司の会議待ちや議会待ちなど、やることはないのに残業することが多々ありました。

また、非効率な仕事のせいで帰れないこともあります。

一方で民間ではむしろ効率性を求めるため、無駄なことはどんどん排除されていきます。

そのため、無駄な残業が減ったという声が多かったです。

7:無駄な会議がなくなった

官僚は何かと打ち合わせや会議が多いです。

参加する必要のない会議まで出席させられます。

ひどい時は、会議だけで半日時間が奪われる時もありました。

その分自分の仕事が後回しになり、残業をせざるえなくなるなど良いことはありませんでした。

8:無駄な出費が減った

官僚は、何かにつけて飲み会が多かったです。

飲み会が好きな人であれば良いのでしょうが、私はそんなに好きではなかったので、毎回5000円程度の出費は痛かったです。

9:非効率な仕事から解放された

官僚の仕事は、古くからの慣習があり前例踏襲が基本です。

そのため、非効率なやり方が根強く残っています。

また、変化を嫌う人も多いため、やり方を自分で変えることも難しかったです。

一方で民間はどんどん新たな取り組みをすることができるため、自分のアイデアを形にすることができます。

仕事が楽しくなった

10:努力次第で給料が増えるようになった

官僚は、年功序列です。

いくら仕事を頑張ろうが成果を上げようが、結局は年次がものをいう世界です。

そのため、モチベーションが上がらないことが多かったです。

一方で、官僚を辞めた後は、努力次第で給料が増えるのでモチベーション高く仕事に取り組めるようになりました。

11:何事にも挑戦できるようになった

官僚時代は、周りからの評価への影響もあるので、挑戦することが少なかったです。

転職した今は、どんなことでも挑戦できる環境にあり、挑戦できる喜びを実感しています。

12:仕事にやりがいを持てるようになった

上の2つで上げたように、転職した今は努力すれば給料は増えるし、やりたいことがあれば挑戦できます。

そのため、現在仕事のやりがいをひしひしと感じています。

正直、官僚時代は目の前の業務を淡々とこなすだけで、やりがいなんてありませんからね。

13:キャリアの幅が広がった

官僚時代は、上司や先輩を見ているとある程度自分の将来が想像できてしまっていました。

また、その際に結局は定年までずっと同じ仕事の繰り返しということに気づいてしまいました。

一方で民間では経験を積めば積むほど、スキルがつき業務の幅も広がります。

そのため、ステップアップ・キャリアチェンジがしやすくなりました。

14:好きな時間に働けるようになった

これは、フリーランスとして働く場合に限りますが、毎日朝早く起きる必要がなくなったのは良かったです。

また、転職した場合でもフレックスタイムやそもそもの出社時間が10時からなど、官僚時代に比べて朝に余裕ができるようになりました。

15:副業ができるようになった

今の時代、副業をすることが当たり前になりつつあります。

生活費の足しにもなりますし、スキルを磨くこともできます。

こういった面で副業ができるようになったにはよかったです。

官僚を辞めても何も問題ない

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正直官僚を辞めても問題ないと私は思います。

確かに官僚を辞めると以下を失うことになります。

・雇用の安定性
・給料の安定性
・社会的信用の高さ

しかし、あえて上記に反論すると以下のようになります。

・雇用の安定性
→民間でスキルを磨けば市場価値の高い人材になれるため職に困ることはない

・給料の安定性
副業などでカバーできる

・社会的信用の高さ
→社会的信用が活かせる場面が限られている。そもそも民間でもそんなに低くはない

このように官僚を辞めるデメリットは、やりようによってはカバーできます。

ですので、官僚を辞めるデメリットはそこまでありません。

官僚を辞めて後悔している人は少ない

官僚を辞めて後悔している人は意外にも少ないです。

確かに部分的には後悔していることがある人はいます。

しかし、

ストレスが減った
・プライベートの時間が増えた
・仕事にやりがいができた

など、プラス面が大きくトータルで考えると転職してよかったという人が多いです。

実際に今回話を聞いた元官僚の知り合いは口をそろえて、もっと早く転職すればよかったと言っていました。

官僚を辞めたい人は増えている事実

自己都合を理由とした20代の国家公務員総合職の退職者数が2019年度に87人に上ったとの調査結果を、内閣人事局がまとめたことが19日分かった。6年前の21人から4倍超の増加となる。河野太郎国家公務員制度担当相が18日付の自身のブログで公表し「危機に直面する霞が関」と問題提起した。

調査結果によると、30歳未満の国家公務員の中で「辞める準備をしている」「1年以内に辞めたい」「3年程度のうちに辞めたい」とした人が男性で約15%、女性で約10%となった。

日本経済新聞「20代官僚の退職、6年で4倍超 河野氏「危機に直面」」

一度なってしまうと将来安泰とも思える官僚ですが、実は辞めたいと考えている人は多いです。

上記の記事によりますと、若手官僚の退職者数は6年前の4倍、退職を検討している人は約7~10人に1人という教学な数字になっています。

現在官僚を辞めたいけど、もったいないのかなと感じている方と悩んでいる人もいるかと思います。

しかし、それは珍しいことではなく至って普通のことです。

ですので、もったいないを理由に辞めるのをためらうというのはナンセンスだと思います。

関連記事:公務員を辞めるのはもったいない?【結局自分次第】

まとめ

今回は官僚を辞めてよかったことについてご紹介しました。

おさらいすると以下の通りです。

1:ストレスだらけの毎日から解放された
2:人間関係のストレスから解放された
3:夜が憂鬱じゃなくなった
4:長時間労働から解放された
5:議員に忖度する必要がなくなった。
6:無駄な残業がなくなった
7:無駄な会議がなくなった
8:無駄な出費が減った
9:非効率な仕事から解放された
10:努力次第で給料が増えるようになった
11:何事にも挑戦できるようになった
12:仕事にやりがいを持てるようになった
13:キャリアの幅が広がった
14:好きな時間に働けるようになった
15:副業ができるようになった

官僚を辞めても後悔している人は少なく、むしろもっと早く辞めればよかったと言っていたのが印象的です。

今回は以上です。