公務員試験は年齢で有利不利ってあるの?面接では影響あります。

公務員に転職したいと思うんだけど、年齢によって有利不利ってあるのかな。
もう20後半だし心配だなー。

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

新卒で民間企業に就職したはいいけど、様々な理由から公務員への転職を考えている人も少なくないと思います。

公務員試験は、多くの自治体で30歳手前までは受験資格があります。

とはいっても、年齢が高くになるにつれて不利になるのではと心配になる方もいますよね。

そこで今回は、

・公務員試験は年齢で有利不利があるのか
・年齢が高い人が不利にならないためにできる対策

についてご紹介します。

公務員試験は年齢で有利不利があるのか

結論から言ってしまうと、公務員試験は民間企業と違い年齢によってそこまで有利不利は生じにくいです。

というのも、年齢の若い人が有利で年齢の高い人が不利になる試験であれば、受験資格を~29歳とする必要がありませんからね。

事実私が入庁したときの同期は同じ部でも約50人ほどいましたが年齢構成は(アバウトですが)以下のような感じでした。

22~23歳(新卒):30人
24~25歳    :10人
26~27歳    :5人
28~29歳    :3人
高卒採用     :2人

新卒が受験のボリューム層として多いことから考えると、年齢による有利不利は生じづらいのかなと思います。

とはいえ、年齢によって試験に若干の影響が出てくるのも事実です。

そこで次からは、「筆記試験」と「面接試験」にわけて年齢による影響をご紹介します。

筆記試験は年齢による影響はない

まず筆記試験ですが、筆記試験については年齢による有利不利は全くありません。

というのも、筆記試験には年齢が合否に影響を与える余地がないからです。

そもそもマークシートで択一形式の多い試験で年齢が不利な影響を与えるなんてことは絶対ないですよね。

また、記述式にしても年齢が高いからと言って、厳しい視点で採点されることもあり得ません。

ですので、筆記試験については年齢による有利不利は全くないと言えます。

面接試験は年齢による影響が出ることもある

一方で、面接試験では、年齢による有利不利が出ることもあります。

というのも、以下の2つの理由があります。

①求められることが変わるから
②人間が採点するから

①求められることが変わるから

面接試験で年齢による有利不利が生じやすい理由の1つとして「求められることが変わるから」です。

新卒と既卒では求められる役割は以下のように変わります。

新卒:ポテンシャルに期待。
既卒:即戦力(これまでの経験を業務に活かしてくれること)を期待。

そのため、面接での質問内容も変わってきます。

新卒:これまでの学生生活について
既卒:前職での経験について、なぜ公務員に転職しようと思ったのか

新卒に比べて既卒の場合は、より具体的にロジカルに回答することが求められます。

そうなると、年齢が高い受験者のほうが厳しい視点でみられることから影響が生じやすくなります。

②人間が採点するから

面接試験で年齢による有利不利が生じやすい理由の2つ目として「人間が採点するから」です。

筆記試験と違い、面接試験では完全に人対人の試験であり、個人の感情が介在する余地ができていしまいます。

どの年齢でもフラットに採点する面接官もいれば、年齢の高い受験者には厳しい視点で採点する面接官もいます。

そうなると、年齢による有利不利はどうしても生じやすくなってしまいます。

年齢が高い人が不利にならないためにできる対策

年齢が高い人が公務員試験で不利にならないためにできる対策としては、面接対策をできるだけ早くから進めておくことです。

もちろん筆記試験を突破することが第一目標になるので、本格的に面接対策をするのは筆記通過後で問題ありませんが、隙間時間を活用して大枠だけでも考えておくことをお勧めします。

とはいえ、どのように面接対策をすればいいのかわからない人もいるでしょう。

そんな方には、公務員予備校のクレアールが作っている「公務員転職ハンドブック」がおすすめです。

この冊子には、社会人から公務員を目指すにあたって必要な情報がすべて詰め込まれています

具体的には次の通りです。

  • 各試験の受験資格やスケジュール
  • 区分や職種などの基本情報
  • 各種試験の例題
  • 社会人向け面接試験の解説
  • 社会人から公務員合格体験記
  • 公務員への転職に関するQ&A

数量限定ですが、無料でもらえるので非常におすすめです。

正直この一冊さえ持っていれば、情報収集は十分なくらいできます

公務員転職ハンドブックの請求はこちらから↓

公務員講座資料請求

まとめ

今回は公務員試験は年齢による有利不利があるのかご紹介しました。

おさらいすると、

・筆記試験⇒なし
・面接試験⇒可能性はある

になります。

とはいえ、公務員試験自体がそこまで有利不利の起こりづらい試験ですので、しっかり対策すれば年齢関係なく合格できますよ!

>>>>民間企業から公務員への転職は難しい?【ハードルは高くない】