公務員試験の合格順位ってその後に影響あるの?【気になるあれこれにお答えします】
公務員試験の合格順位が上位だったから出世コースでしょ?
逆に、合格ぎりぎりの順位だったから今後が不安。
今回はそんな人に向けて記事を書いていきます。
公務員試験に合格すると、合格順位がわかりますよね。
上位だと出世コースだとか下位だと期待されていないといろいろ噂があり、不安になっている人もいるのではないでしょうか?
今回は公務員の合格順位にまつわるあらゆる疑問にお答えしていきたいと思います。
目次
公務員試験の合格順位ってその後に影響あるの?【気になるあれこれにお答えします】
公務員の合格順位にまつわる噂は結構あります。
その中でも、よく聞く噂についてお答えしていきたいと思います。
①合格順位が上位だと出世コース?
よく「合格順位が上位だから出世コースだ」と耳にすることがります。
これは間違いです。
合格順位と出世は全く関係ありません。
たかだか筆記の点数と30分程度の面接だけで、個人の能力は見抜くことはできません。
そもそも合格順位が高い=仕事ができるとは言い切れませんからね。
実際に合格ラインぎりぎりの人でも局長級になっている人もいれば上位合格でも出世していない人もいます。
結局は入庁後の頑張り次第になります。
そのため、合格順位と出世の関係性はありません。
②合格順位が上位だと期待されているから本庁・下位だと期待されていないから出先配属になるって本当?
これもほとんど間違いです。
本庁・出先配属には、合格順位は関係ないことがほとんどです。
というのも、本庁勤務は忙しいことが多いためこういった部署に配属されるのは合格順位というよりは社会人経験の有無に左右されます。
社会人経験があれば、それなりにタフで仕事についてもある程度理解があるためすぐに職場にフィットしやすいから。
新人がいきなり激務部署に配属されてつぶれてしまっては大問題ですからね。
「いやいや社会人経験のない人も本庁配属になってるし」
こういった声もあるかと思います。
確かに、社会人経験のない人も本庁に配属されることは普通にあります。
ですが、それは合格順位は関係ないですし配属されるのは本庁の中でも忙しくない部署です。
たまたま本庁のそのポジションが空いていたから配属されたにすぎません。
そもそも社会人経験のない職員には、忙しくない部署に配属して仕事に慣れてもらうという方針があります。
ですので、一番最初の本庁配属・出先配属にそれほど深い意味はありません。
また、組織によっては新人は出先で経験をつませるといった方針の所もあります。
そのため、「本庁=期待されている、出先=期待されていない」というのは無理があります。
③合格順位が上位だと配属先の希望が通る?
これは、あながち間違いとは言い切れません。
というのも、合格順位の高い人ほど希望の配属先に行けたと言っているひとが多かったからです。
結局は、適性とかが関係してくるのですがそれでも希望は通りやすいのなと思います。
一方で、合格順位が低いと希望の配属先に行けないかというとそうではありません。
というのも私自身合格ラインぎりぎりの順位でしたが希望の配属先に行けています。
とはいえ、合格順位が高い方が希望通りの配属になる印象があります。
まとめ(合格順位は気にしなくていい)
今回は、合格順位とその後の影響についてご紹介しまいした。
まとめると次の通りです。
・合格順位と出世=関係なし
・合格順位と期待度=関係なし
・合格順位と配属希望=少し関係あり
上記を見ればわかる通り、合格順位は入庁後の事とはさほど関係がありません。
入庁してしまえば、皆横並びです。
つまり合格してしまえば順位なんて関係ないので気にしなくていいです。
今回は以上です。