公務員が身につけるべきスキル4選【キャリア選択・転職も有利に!?】
公務員だけど何かスキルアップしたい。
どうせなら今後に活かせるものがいい。
おすすめのスキルを知りたいな。
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
「社会人としてもっとスキルアップしたい」「収入を増やしたい」と思っている人は多いはず。
しかし、公務員だと異動の多さや単純なルーティンワークの多さから仕事を通してスキルを身につけるのは難しいですよね?
一方で、公務員はカレンダー通りで休みがあり比較的定時に帰りやすい職業であることから時間が確保しやすいためスキルを身につけるのに向いています。
とはいえ、スキルにはたくさんの方法があるので、何からチャレンジすればいいのか迷うこともあると思います。
そこで、今回は
・公務員がスキルを身につけるメリット
・公務員におすすめのスキル4選
についてご紹介していきます。
社会人としてレベルアップをしていきたいという人の参考になるかと思います。
目次
公務員がスキルを身につけるメリットってあるの?
公務員がスキルを身につけるメリットは以下の4つです。
・仕事に活かすことができる
・自己成長につながる
・転職にも活かせる
・収入を増やせる
それぞれ説明しますね。
メリット①仕事に活かすことができる
1つ目のメリットが「仕事に活かすことができる」ことです。
スキルアップのために勉強することでいろんな知識やスキルが身につきます。
そういった知識やスキルは仕事の効率をあげたり、これまで困難に感じていた業務の難易度を下げてくれます。
実際に私もプログラミングの勉強を通して学んだ知識やスキルは仕事で非常に役立ちました。
例えば、プログラミングにより単純作業を自動化することで仕事の効率を上げることができました。
また、プログラミングの学習を通して得られた論理的思考力は、資料作成や上司等への説明の際に分かりやすいと言われるほど役に立っています。
このように、スキルを身につけることは仕事に直結してきます。
メリット②自己成長につながる
2つ目のメリットが「自己成長につながる」ことです。
というのも、新たなスキルを身につける=できることが増えるから。
たとえば、WEBデザインを学習すれば担当で運営しているHPの改善などができます。
できることが増えれば日常の業務の中でちょっと工夫したり、一歩踏み込んで仕事をしたりと余裕をもって業務に取り組むことができます。
そうなると、無駄に残業をせずに済んだり困難な案件にぶつかってもそこまで苦労せずに乗り越えられたりします。
メリット③転職にも活かせる
3つ目のメリットが、「転職にも活かせる」ことです。
基本的に公務員からの転職は難しいと言われています。
というのもスキルがないから。
裏を返せば、公務員であってもスキルがあれば転職で不利になることがありません。
そのため日頃からスキルアップをしておくことでいざ公務員を辞めたくなった時に、それほど苦労せずに次の仕事を見つけることができます。
メリット④収入が増える
4つ目のメリットが「収入が増える」ことです。
というのもスキルがあれば転職で高収入の企業に転職したり、副業での収入アップができるから。
しかも、スキルが身につけば身につくほど収入は増えます。
例えば副業の場合以下のような案件があります。
これは比較的簡単な案件ですが、それでも1万弱の収入になります。
スキルが習熟すれば1カ月で100万を超える案件もあります。
このようにスキルアップをすることで比例して収入を伸ばすことができます。
公務員のスキルアップにおすすめのスキル4選
スキルには種類がたくさんありますが、公務員のスキルアップにおすすめなのがITスキルです。
というのも、ITのスキルは公務員でも今後重要になってきますし、転職や副業との相性がいいからです。
関連記事:【体験談】スキルを身につけたら公務員からでも民間に簡単に転職できた話
具体的には次の4つがおすすめです。
・プログラミング
・WEBデザイン
・WEBマーケティング
・動画編集
スキル①プログラミング
1つ目は「プログラミング」です。
プログラミングとは、「プログラムを組んで、アプリやWEbサイトを作成する」ことです。
プログラミングを学ぶメリットは、単にプログラムが書けるようになるだけでなく倫理的思考力も身につきます。
というのも、プログラミングは決められたルールに従って正確に書かないと機能しないからです。
そのため、自然と論理的に考える力が養われるのです。
このことからプログラミングのスキル自体も役に立ちますが論理的しこ力という面からも公務員の仕事に良い影響があります。
例えば以下のような場面。
・プログラムを駆使して、仕事の効率化ができる。
・業者に委託していたWEBサイト等の開発・運営が自前でできるようになる。
・倫理的思考力により、上司への説明や住民への説明に説得力が出る。
・説得力も身につくため新しい施策の考案・実施につなげやすい。
思いつくだけでも、活かせる場面はたくさんあります。
プログラミングを学習するだけで、他の職員より頭1つ抜き出ることができます。
つまり出世や昇給という面で有利になります。
また、プログラミングを学習することで、ゆくゆくはエンジニアにキャリアチェンジもできますし副業にもつながります。
エンジニアは、公務員よりも安定していて高給なので魅力的かと思います。
関連記事:【就職・転職】安定+αを求めるなら公務員よりエンジニアになるべき4つの理由
勉強法としてはスクールに通うのが手っ取り早いです。
多少お金はかかってしまいますが、将来への投資と考えると非常に安価ですし、確実にスキルを身につけることができますよ。
スキル②WEBデザイン
2つ目が「WEBデザイン」です。
WEBデザインとはその名の通りWEBサイトのデザインに関する知識です。
WEBデザインのスキル自体は他のスキルに比べて以下のように直接的に役に立つ場面は限られてしまいます。
・HP運営
しかし、WEBデザインのスキルもプログラミングスキルと同様に論理的思考力が養われます。
・倫理的思考力により、上司への説明や住民への説明に説得力が出る。
・説得力も身につくため新しい施策の考案・実施につなげやすい。
もちろん、転職や副業を見据えているのであれば、プログラミングと同様におすすめのスキルになります。
スキル③Webマーケティング
3つ目が「Webマーケティング」になります。
Webマーケティングとは、「Web上で集客して売り上げにつなげるスキル」のことです。
「え?公務員に売上とか関係なくない?」
そう思った人もいるでしょう。
ここで重要なのは、「売り上げを上げること」ではなく、「売上を上げるためにはどうしたらいいのか?」のプロセスになります。
Webマーケティングでは、この「どうしたらいいのか?」を常に細分化しながら考えていく必要があります。
このマーケティング力は、公務員でも役に立ちます。
たとえば、「どうすればイベントに、たくさんの人が来てくれるか」「どうしたらこの施策の認知度を上げられるのか」などがあげられます。
具体的には以下のような場面で役に立ちます。
・効果的な新規事業の立案
・既存事業の認知度向上や修正
・担当で持っているWEBサイトの有効活用
・イベントの運営
また、Webマーケティングも転職の際に非常に有利になります。
スキル④動画編集
4つ目は、「動画編集」になります。
近年は、自治体でもYouTube等の媒体を用いて、映像でのPRすることが多くなってきています。
これまでご紹介したスキルは、公務員でもある程度取得している人はすでにいます。
しかし、動画編集ができる公務員はまだまだ少ない印象があります。
そのため、動画編集ができるだけで他職員との差別化になります。
動画編集は、副業との相性もばっちりですので取得しておいて損はないですよ。
結局どのスキルが公務員に一番おすすめなの?
どのスキルがおすすめになるかは、その人とそれぞれのスキルの相性がありますので一概には言えません。
一般論で言うのであれば以下のようになります。
○公務員の仕事に役立てたい
→①プログラミング②WEBマーケティング③WEBデザイン④動画編集
○転職や副業まで見据えている
→①プログラミング②WEBデザイン③WEBマーケティング④動画編集
○手っ取り早くスキルを身につけたい
→①動画編集②プログラミング、WEBデザイン③WEBマーケティング
まとめ
今回は公務員が身につけるのにおすすめのスキルをご紹介しました。
おさらいすると次の4つです。
・プログラミング
・WEBデザイン
・WEBマーケティング
・動画編集
スキルを身につけるメリットは以下のように多いので、余裕のある公務員はぜひチャレンジしてみてください。
・仕事に活かすことができる
・自己成長につながる
・転職にも活かせる
・収入を増やせる