公務員からの転職がうまくいかない人の特徴5選【改善すれば問題なし!】
・公務員からの転職を考えている。その前に転職がうまくいかない人の特徴を知って対策したい。
・公務員からの転職がうまくいかない。けど何を改善すればいいか分からない。
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
一度なってしまえば一生安定した職業である公務員ですが、近年では若手を中心に辞める人が増えてきています。
この記事を読んでくださる方も、現在転職活動中かこれから転職活動を始めようと考えているかと思います。
その中で気になるのが公務員からの転職がうまくいくかですよね。
結論から言ってしまいますと、しっかり対策すれば公務員からの転職はうまく行きます。
ですが、うまくいかない人がいることも事実です。
そこで、今回は
・公務員からの転職はうまくいかないのか
・公務員からの転職がうまくいかない人の特徴
・公務員からの転職がうまくいかない人の特徴からわかる対策法
についてご紹介します。
これを読めば公務員からの転職がうまくいくようになりますよ。
目次
公務員からの転職はうまくいかない?
公務員からの転職はうまくいかないこと感じる人が多いです。
というのも、公務員の特殊性にあるからです。
第一に、公務員は民間企業と違い「公益性」を重視する職であるため民間企業のように「利益を追求」するビジネス経験がありません。
第二に、公務員は非常に短期間で異動があるため専門スキルが身につけることが難しいです。
そのため、「ビジネス経験」と「専門性」に乏しい公務員は転職で苦戦する傾向にあります。
関連記事:公務員から民間への転職は難しいのか?【内定はもらえます!】
とはいえ、対策次第ではそんな不利をものともせずに転職を容易に進めることができます。
その方法は後述しますね。
公務員からの転職がうまくいかない人の特徴5選
公務員からの転職がうまくいかない人の特徴は次の5つです。
・転職理由があいまい
・逃げの転職
・スキルが足りない
・準備不足
・応募している求人が自分に向いていない
1つずつ説明しますね。
転職理由があいまい
1つ目は「転職理由があいまい」なことです。
というのも、転職理由が曖昧なままだと面接官を納得させることができません。
実際の面接の場では、転職理由を軸に深堀するような質問をされることがほとんどです。
そのため、転職理由が曖昧のままだと質問に対する回答に整合性を保てなくなります。
すると、面接官にとっては「本当に転職したいのか?転職できるのであればどこでもいいのでは?」などとネガティブに思われ避けられてしまいます。
そもそも、転職理由がはっきりしないと面接官を納得させるほどの志望動機もできません。
逃げの転職
2つ目は、「逃げの転職」です。
特に理由はないけど公務員から逃げたいから転職するというのは、面接官に簡単に見破られます。
こういった逃げの転職の場合は「採用しても気に入らなければすぐに辞めてしまうのではないか」と思われてしまいます。
もちろん、必ずしも逃げの転職が悪いというわけではありませんが、悟られないようにする工夫が必要になります。
スキルが足りない
3つ目は「スキルが足りない」ことです。
民間企業の中途採用では「即戦力」を求めています。
つまり、募集しているポジションの仕事に対する経験やスキルを重要視します。
一方で、公務員の場合は特別なスキルが身についていることは少ないので転職がうまくいかないことが多くなります。
準備不足
4つ目は「準備不足」です。
というのも、どれだけ準備するかが内定にそのまま影響してくるからです。
転職を成功させるためには、以下のような準備は必須です。
①自己分析
②キャリア設計
③企業研究
④書類選考対策
⑤面接対策
まだまだありますが最低限この辺りはしっかり準備することが求められます。
しかし、公務員からの転職を希望している人の多くはこの辺をあまり準備していない人が多いです。
そのため、転職に苦労してしまいます。
応募している求人が自分に向いていない
5つ目は「応募している求人が自分に向いていない」ことです。
というのも、自分に適性のない職の求人にいくら応募しようとも受かることはないからです。
公務員からの転職がうまくいかない人の特徴からわかる2つの原因
公務員からの転職がうまくいかない人に共通する原因は大きく分けると次の2つです。
・準備不足
・スキル不足
ですので、この2つをしっかり対策すれば公務員からでも転職ができます。
転職がうまくいかない原因①「準備不足」に対する対策は?
準備不足に対する対策は次の2つです。
・転職理由を明確にする
・転職エージェントを利用する
転職理由を明確にする
まず転職をしたい理由から見直すようにしましょう。
というのも、この転職理由を明確にすることで「本当に公務員を辞めるべきか」の整理ができます。
また、どういった理由で転職したいのかが決まれば、それを解消できる転職先候補も自然とわかってきます。
そうすれば、その転職先で必要なスキルもわかってきます。
さらにこの転職理由は、実際の選考においても非常に重要な役割を持っているのでこの段階ではっきりさせておくことが大切になります。
詳しい手順は上記の記事でもご紹介していますが、次の通りに整理すればとりあえずは十分です。
①なぜ辞めたいのか?なぜ転職したいのか?(転職・退職理由)
②何をしたいのか?何ができるのか?(転職理由・自己分析)
③どんな働き方をしたいのか?(キャリア設計)
④将来どうなりたいのか?(キャリア設計)
⑤それを実現できる企業・業界はどこか?(業界・企業研究)
⑥その業界・企業に必要なスキルは何か?
転職理由が明確になったら転職エージェントを利用する
転職理由が明確になったら転職エージェントを利用することをおすすめします。
というのも、転職活動の準備を手伝ってくれるから。
中でも大きいのが次の4点です。
・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集
・公務員の支援の実績が豊富
①求人の選定
自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。
また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。
せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。
この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。
また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。
というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、
ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。
そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。
②志望動機などのブラッシュアップ
転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます。
そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。
また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。
③情報収集
転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます。
というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。
そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。
また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。
そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます。
④公務員の支援の実績が豊富
転職エージェントでは、今まで数多くの公務員の転職を支援しています。
そのため、公務員からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。
これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。
事実、私の周りで公務員から転職をした人のほとんどは転職エージェントを利用していました。
まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。
無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。
おすすめの転職エージェントを知りたい!
おすすめの転職エージェントについては以下の記事でご紹介しています。
7社利用したからわかる!公務員が登録するべき転職エージェント
転職がうまくいかない原因②「スキル不足」に対する準備は?
単純に求められているスキルを身につければ良いだけです。
例えば、次のような感じです。
・外資系企業や営業→TOEIC
・不動産業界→宅建
・エンジニア→プログラミング
・WEBデザイナー→WEBデザイン
求められているスキルがある程度身につけば選考の通過率は高くなりますよ。
確実に転職したいならITスキルがおすすめですよ。
IT業界は未経験でも高確率で転職することが可能です。
というのも、業界自体が伸びているから。
また、プログラミングやWEBデザインといった最低限のスキルさえあれば容易に転職できますよ。
人によっては合う合わないはあると思うので、興味がある方は以下の記事も合わせてご覧ください。
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