【警察官を辞めたい20代のあなたへ】警察官を辞めるなら若いうちのほうが良い3つの理由

憧れの警察官になったけどもう辞めたい。
けど、警察官から民間企業へは転職できないって聞くしな、、、

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

憧れの警察官になったものの、精神的や体力的な理由から警察官を辞めたいと感じている20代は少なくないと思います。

この記事を読んでくださっているあなたも、おそらくそうですよね?

しかし、「警察官を辞めても大丈夫なのかな」「警察官から転職は難しいって聞くし、、」等の不安から一歩踏み出せない人も多いかと思います。

結論から言ってしまいますと、警察官を辞めても大丈夫ですし転職も可能です。

特に20代のうちであればなおさらです。

そこで、今回は

・警察官を辞めるなら20代が良い3つの理由
・20代の警察官からの転職を成功させる秘訣

についてご紹介します。

警察官を辞めるなら20代が良い3つの理由

冒頭にも述べましたが、本気で警察官を辞めたいのであれば若ければ若いうち、特に20代のうちが良いです。

というのも以下の3つによります。

①若さが武器になるから
②たくさんの選択肢があるから
③年収のギャップが少なくて済むから

①若さが武器になるから

警察官を辞めたいのであれば20代のうちが良い1つ目の理由が「若さが武器になるから」です。

通常、警察官から民間企業への転職は難しいと言われいています。

というのも、警察官と民間企業では体質や仕事内容が全く違うことから、民間企業で働く上で重要な「スキル」と「経験」が足りていないからです。

>>>>警察官からの転職は難しい?成功のコツは?

しかし、20代で転職する場合その難易度は下がります。

というのも、20代の場合「スキル」や「経験」よりもこれからの伸びしろである「ポテンシャル」を重視してくれる企業が非常に多いからです。

特に25歳くらいまでのいわゆる第二新卒といわれる期間であればその傾向は顕著です。

実際に私も20代のうちに2回公務員からの転職活動をしましたが、両方とも複数社から内定をもらえています。

そのため、転職をしやすいという意味合いから20代で警察官を辞めるのが良いと言われています。

②たくさんの選択肢があるから

警察官を辞めたいのであれば20代のうちが良い2つ目の理由が「たくさんの選択肢があるから」です。

通常、企業の中途採用では、1つの職に対してそのスキルを持つ人材を採用して補充する「スキル・経験重視」の採用を行っています。

例えば、

〇経理職→経理経験や簿記保有
〇プログラマー→プログラミングの開発経験

といった感じです。

一方で、先ほども説明しましたが、20代のうちであればポテンシャル重視で採用してくれる企業は多いです。

これがどういうことをいうかと言うと、どんな業界・職種にでも転職できるチャンスがあるということです

事実、私自身も業界や職種を絞らずに多くの企業に応募しましたが、公務員であることを理由に落とされることは少なかったです。

これが30代・40代になっていくと、スキルや経験を重視されるようになるため、自然と警察官から転職できる職種は限られてしまいます。

ですので、いろんな選択支が取れるという意味からも警察官を20代のうちに辞めるのがおすすめになります。

③年収のギャップが少なくて済むから

3つ目が「年収のギャップが少なくて済むから」です。

警察官から民間企業へ転職する場合、たいていの場合年収は下がります

転職後数年働けば警察官時代と同等の年収には戻りますが、一時的に生活レベルを下げざるを得なくなる可能性があります。

>>>>公務員から転職したら給料はどうなる?一時的に下がる可能性はある

これが30代以降ですと、年収はそれなりにもらえている分ギャップも大きくなりますし、家庭を持っていることも多いので年収が下がるのは結構な痛手ですよね?

一方で20代であれば、元々の給料が低いので転職して給料が下がっても下げ幅が小さくて済みます。

そのため、転職するのであれば年収の影響の少ない20代がチャンスになります。

20代の警察官からの転職を成功させる秘訣

20代の警察官からの転職の成功の秘訣は以下の通りです。

step1:転職理由を明確にする
step2:キャリア設計&自己分析
step3:スキルを身につける(飛ばしてもOK)
step4:転職エージェントに登録

step1:転職理由を明確にする

一番最初にやるべきことは、「転職理由をはっきりさせる」ことです。

というのも、この転職理由を明確にすることで「本当に警察官を辞めるべきか」の整理ができます。

また、どういった理由で転職したいのかが決まれば、それを解消できる転職先候補も自然とわかってきます

そうすれば、その転職先で必要なスキルもわかってきます

関連記事:警察官からのおすすめの転職先はこの2業界!【決定版】

さらにこの転職理由は、実際の選考においても非常に重要な役割を持っているのでこの段階ではっきりさせておくことが大切になります。

特に20代の場合、短期での離職になるため「転職理由」はかなり突っ込まれますのでこのステップは大事にしましょう

詳しい手順は上記の記事でもご紹介していますが、次の通りに整理すればとりあえずは十分です。

①なぜ辞めたいのか?なぜ転職したいのか?(転職・退職理由)
②何をしたいのか?(転職理由)
③どんな働き方をしたいのか?(キャリア設計)
④将来どうなりたいのか?(キャリア設計)

⑤上記を解消できる業界・企業はどこか?(業界分析)
⑥その業界・企業で求められているスキル・経験は何か?(業界分析)

step2:自己分析

転職理由が明確になったら次は「自己分析」になります。

自己分析では、「自分の強み・弱み」「どういった経験があるのか」「スキルは十分にあるか」など自分のこれまでの経験を棚卸します。

step3:スキルを身につける

このステップは、20代であれば若さを武器にできるため飛ばしても問題ありません。
転職に不安のある人は、このステップを踏むことで成功率が上がりますよ。

次に重要なのは行きたい業界に必要なスキルを身につけることです。

例えばIT業界であれば、プログラミングやWEBデザイン、WEBマーケティングといった感じです。

スキルのない状態で転職しようとすると、ほとんどの人が失敗します。

企業の中途採用には1つの枠に対して多くの人が応募してきます。

もちろんこの応募者の中には、民間経験者が多数います。

すると、これといったスキルのない公務員は民間経験者には簡単に負けてしまうのです。

そのため、スキルを身につけてから転職活動を始めることで転職難易度は段違いに変わってきますし、成功させやすくなります

具体的にどんなスキルを身につけるといい?

では、具体的にどんなスキルを身につければいいのか。

さきほども説明しました通り自分が行きたいと思う業界や職種に必要なスキルです。

例えば、以下の感じです。

・外資系企業→TOEIC
・経理職→簿記
・エンジニア→プログラミング
・WEBデザイナー→WEBデザイン
・WEBマーケター→WEBマーケティング

とにかく警察官をやめたいけど、何のスキルを身につければ良いかわからない

そんな方には、これから伸びるIT系のスキルを身につけることがおすすめです。

具体的には「プログラミング」「WEBデザイナー」「WEBマーケティング」です。

この3つは、本業にしても需要がありますし、将来的に独立してフリーランスの選択肢もとれるスキルです。

また、これらのスキルはスクールに通うことで、スキル習得だけでなく転職支援がついていたりと手厚いサポートがうけられます。

なかには、転職成功率98%のスクールもありますよ。

もしプログラミングスクール等に興味がある方は、以下記事をぜひ覗いてみてください。

step4:転職エージェントに登録

最後のステップが「転職エージェント」を利用することです。

正直、転職市場で不利な立場にある公務員が1人で転職活動をするのには限界がありますし、非常にきついです。

そのため、転職のプロに頼るのが1番です。

無料で利用できるので登録して損はないです

そもそも、転職エージェントを利用するメリットして次の4つがあります。

・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集

・警察官の支援の実績が豊富

①求人の選定

自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。

また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。

せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。

この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。

また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。

というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、

ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。

そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。

②志望動機などのブラッシュアップ

転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます

そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。

また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。

情報収集

転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます

というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。

そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。

また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。

そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます

④警察官の支援の実績が豊富

転職エージェントでは、今まで数多くの警察官の転職を支援しています。

そのため、警察官からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。

これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。

事実、私の周りで公務員から転職をした人のほとんどは転職エージェントを利用していました。

まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。

無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。

おすすめの転職エージェントを知りたい!

おすすめの転職エージェントについては以下の記事でご紹介しています。

まとめ

今回は、警察官を辞めるなら20代が良い理由をご紹介しました。

おさらいすると以下の通りです。

①若さが武器になるから
②たくさんの選択肢があるから
③年収のギャップが少なくて済むから

皆さんの参考になればうれしいです。

関連記事:警察官を辞めるのはもったいない?そんなことはありません。