警察官を辞めるのはもったいない？そんなことはありません。
警察官を辞めたいけど、周りからはもったいないと言われる。
本当にもったいないの？
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
警察官を辞めたいというと、ほとんどの人がもったいないと言ってきますよね？
ですが、本当にそうなんでしょうか？
そこで今回は、
・警察官を辞めるのがもったいないと考える３つの理由
・警察官を辞めるのはもったいないことではない3つの理由
についてご紹介しますね。
目次
警察官を辞めるのはもったいない？
結論から言いますと、警察官を辞めること自体は私自身そんなにもったいないことではないと思います。
というのも、人それぞれ価値観は違いますし仕事において重視する部分は違います。
安定であったり給料であったりと。
つまり、自分がもったいないと思わなければ、周りがとやかく言うことではないのです。
事実、私自身も職は違えど公務員を辞めたことはもったいないと思っていませんし、警察官を辞めた知り合いも同様の事を言っています。
警察官を辞めるのはもったいないと考える人の３つの思考
では、なぜ警察官を辞めるのはもったいないと言われるのでしょうか。
その多くの理由が以下の3つのパターンに当てはまります。
・安定を捨てることになるから
・苦労して警察官になったから
・警察官を辞めたら後悔するから
安定を捨てることになるから
1つ目の考えが「安定を捨てることになるから」です。
警察官も公務員ですのであらゆる面で安定しています。
具体的には次の通り。
・毎月決まった給料がもらえる
・倒産しない
・リストラがない
・毎年昇給がある
・福利厚生がいい
・社会的信頼も高い
警察官を辞めるのはもったいないという人は上記を失うことがもったいないと考えていることが多いです。
苦労して警察官になったから
2つ目の考えが「苦労して警察官になったから」です。
これもよく言われます。
というのも、警察官になるためには「倍率の高い試験に合格」して「警察学校の厳しい訓練に耐えて卒業」することが必要になりますよね。
そんな苦労してまで警察官になったのに、辞めてしまってはこれまでの苦労が水の泡になってしまうと考える人が多いです。
警察官を辞めたら後悔するから
3つ目の考えが「警察官を辞めたら後悔するから」です。
世間一般では、安定している職業である公務員を辞めるのですから当たり前といえば当たり前ですね。
具体的には以下のような常套句で止められます。
・民間の方がきつい
・再就職は厳しい
・絶対後悔する
・警察官も務まらないようでは、他では無理だろ
警察官を辞めるのはもったいないことではない3つの理由
これまで、警察官を辞めるはもったいないと思う人の意見をご紹介しました。
しかし、だからといって警察官を辞めることはもったいないことではありません。
その理由は次の3つによります。
・安定だけがすべてではない
・警察官で学んだことが無駄になるわけではない
・警察官を辞めても後悔しない
安定だけがすべてではない
警察官を辞めるのがもったいなくない理由の1つは「安定だけがすべてではない」ことです。
確かに、警察官は職業としては安定しておりリストラや倒産もありませんしそれなりに給料をもらうことができます。
しかし、警察官にも特有の辛さがあります。
例えば、
・交代勤務制で不規則な生活になる
・非番であっても招集がかかることがある
・プライベートな時間が少ない
・命の危険と隣り合わせなこともある
といった具合です。
中には、そういった生活を続けるうちに心身の不調に陥ってしまう人もいます。
自分には合わないと判断し、そのような状況になってしまう前に辞めることはもったいないことではないですよね。
警察官で学んだことが無駄になるわけではない
2つ目の理由が「警察官で学んだことが無駄になるわけではない」ことです。
警察官を辞めるのは、これまでのキャリアが無駄になるという人が中にはいます。
しかし、警察官としての経験が無駄になるなんてことは全くありません。
警察官になるための「努力の過程」や「成功体験」、警察官になってからの「失敗経験からの学び」や「考え方」などは、むしろ今後の大きな財産です。
もちろん今後民間企業に転職して働いていくうえでも、警察官として培った経験は活きてきます。
警察官を辞めても後悔しない
3つ目の理由が「警察官を辞めても後悔しない」ことです。
全員が後悔しないかといったらそうではありませんが、少なくとも私の周りの元警察官で後悔している人はいません。
むしろ、転職して良かったと言っているひとが多いです。
例えば、以下のような意見が多かったです。
・ストレスから解放された
・プライベートな時間が増えた
・家族との時間を持てるようになった
こういった意見がある以上、もったいないとは言えないですよね。
関連記事：【体験談】警察官を辞めたい？辞めてよかったこと選【超まとめ】
一番もったいないのは行動をしないこと
警察官を辞めるにせよ続けるにせよ、一番もったいないのら行動をしないことです。
というのも、警察官から民間企業に転職したい場合30代がタイムリミットであることが多いから。
つまり、40代50代になってから辞めたいと思っても手遅れなのです。
それこそ、いろいろな可能性を潰してしまいもったいないですよね。
ですので、警察官を辞めたいと感じているのであれば一度行動をしてみることが大切です。
その結果、警察官を続けることにしても問題ありません。
関連記事：警察官から民間企業に転職したいなら若いうちの方が有利になるたった２つの理由
警察官から民間企業へ転職を成功させるコツ
警察官から民間企業への転職を成功させるコツは次の2つです。
・転職エージェントを利用する。
・行きたい業界に必要なスキルを身につける。
①転職エージェントを利用する。
1つ目のコツは、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントは企業を無料で紹介してくれるだけでなく自己分析や企業分析もサポートしてくれます。
また、自分の中では「民間で活かせるスキル・経験がなんてないよ」と思っていても、転職エージェントと一緒にこれまでのキャリアの棚卸をする中で、民間でも活かせるものが見つかることがあります。
私の場合、担当者に相談する中で私がたまたま取得していた簿記の資格が民間企業の経理担当でも通用することが分かり経理職を中心に応募していました。
結果誰もが知っているような大手企業の経理担当の内定をもらうことができました。
そのため、転職エージェントでは、「転職はしたいけどまだしたいことが見つからない。」と言う方でも効率よく転職活動することができます。
20代であればスキルがなくてもポテンシャルを見てくれる場合もある
警察官から民間企業への転職したい場合、20代であればポテンシャルを見越して採用してくれる可能性が高いです。
というのも、近年第二新卒の採用活動が活発になっており、企業も未経験での採用を前提にしていることも多いからです。
一方で、30歳を超えてくると未経験の職に転職するのはかなり難しくなります。
ですので、20代の方で警察官から転職したいのであればいち早く若いうちに行動しましょう。
おすすめの転職エージェントは？
警察官におすすめの転職エージェントは以下の記事でご紹介しています。
②行きたい業界に必要なスキルを身につける
2つ目のコツは、「行きたい業界に必要なスキルを身につける」ことです。
個人的にはこちらをおすすめします。
というのも、スキルを身につけてからの方が転職がスムーズにいくから。
行きたい業界が決まっている場合、その業界に必要なスキル・資格を身につけましょう。
例えば、次のような感じです。
・経理職につきたい→簿記検定を取得する
・IT企業で働きたい → プログラミング・WEBデザインを勉強・ブログ運営する
・外資系で働きたい→英語を勉強する。
もちろん、スキル自体転職に役立ちますし、そのスキルを身につけるための努力も面接でのアピールにつながります。
とにかく警察官をやめたいけど、何のスキルを身につければ良いかわからない
そんな方には、これから伸びるIT系のスキルを身につけることがおすすめです。
具体的には「プログラミング」「WEBデザイナー」「WEBマーケティング」です。
この３つは、本業にしても需要がありますし、将来的に独立してフリーランスの選択肢もとれるスキルです。
また、これらのスキルはスクールに通うことで、スキル習得だけでなく転職支援がついていたりと手厚いサポートがうけられます。
なかには、転職成功率98％のスクールもあります。
もしプログラミングスクールに興味がある方は、以下記事をぜひ覗いてみてください。
まとめ
今回は警察官をやめるのはもったいないのかについてご紹介しました。
結論としては、自分次第です。
もったいないと思うのであれば辞めないほうがいいですし、もったいないことはないと思うのであれば新たな挑戦をしてみるのがいいでしょう。