公務員試験は過去問だけで受かる←理論的には可能だよ
公務員試験って過去問だけやれば受かるって聞いたけど本当?
今回はそんなあなたに向けて書いていきます。
公務員試験を合格するためには、過去問をしっかり対策することが大切という言葉は皆さん聞いたことがあるかと思います。
はたして本当にそうなのでしょうか?
そこで今回は、
・公務員試験は過去問だけで受かるのは理論的に可能
・でも基礎をしっかりする勉強するのも大切
についてご説明します。
目次
公務員試験は過去問だけで受かるのは可能
結論から言ってしまうと、公務員試験は過去問対策をするだけで合格することは可能です。
というのも、以下の3つの理由によります。
①公務員試験は過去問の使いまわしが多い
②公務員試験は6割得点できれば受かる
③そもそも予備校のカリキュラムも過去問をもとに作られている
①公務員試験は過去問の使いまわしが多い
公務員試験が過去問対策だけで合格可能な1つ目の理由は「公務員試験は過去問の使いまわしが多い」ことです。
公務員試験は、過去に出題された問題を使いまわしているケースが非常に多いです。
私が実際に受験した体感としては出題数の8割くらいは使いまわしだと思います。
確かに一言一句過去問と同じ出題ということはあまりありませんが、「言い回しを変えただけ」「数字変えただけ」で解き方は一緒といった出題が多々あります。
そのため、過去問を対策するだけで対応可能な問題がほとんどです。
私もほとんどを過去問対策に時間を使っていましたが、本番の試験では見たことある問題ばかりでビビりました。
②公務員試験は6割得点できれば受かる
公務員試験が過去問対策だけで合格可能な2つ目の理由は「公務員試験は6割得点できれば受かる」からです。
公務員試験は満点を狙う試験ではありません。
受験する自治体にもよりますが、一般的には6割で合格できることがほとんどです。
安全圏を狙うなら7割ですね。
そういった中で、過去問対策をしっかりし、取れる問題を取れば6~7割得点することは可能です。
③そもそも予備校のカリキュラムも過去問をもとに作られている
公務員試験が過去問対策だけで合格可能な3つ目の理由は「そもそも予備校のカリキュラムも過去問をもとに作られている」からです。
公務員予備校のカリキュラムは、どの予備校でも過去問の傾向を分析し作られています。
出題頻度の低いものはカットし、出題される可能性が高いと予想されるところを重点的に公務員試験に効率よく合格できるカリキュラムを提供しています。
このことからも公務員試験は過去問対策をしっかりしておけば合格できることがわかります。
公務員試験に受かるために過去問対策はどれくらいしたらいいの?
では、公務員試験の過去問対策はどれくらいやればいいのでしょうか。
これには正解がありませんが、あえて言うならば解説で難問とされている以外の問題を完璧に解けるようになればいいかなと思います。
というのも、難問はそこまで使いまわしされませんし、他の問題を確実に得点できれば問題ないからです。
あとは、過去5年分くらいの問題を繰り返し解けば大抵の問題には対応できるようになりますよ。
注:基礎をしっかりする勉強するのも大切
公務員試験は確かに過去問対策だけで合格することは可能です。
しかし、いきなり過去問から始めるのはあまりおすすめしません。
というのも、最低限の知識もなく過去問を始めてしまうと、高確率で挫折してしまいますし余計に勉強が長期化してしまうからです。
ですので、参考書などで最低限の知識を入れたのちに過去問対策に移行するのがおすすめです。
>>>>【完全版・専門科目】公務員試験に受かるためのおすすめ参考書
>>>>【完全版・教養科目】公務員試験に受かるためのおすすめ参考書
まとめ(公務員試験は過去問対策だけでも合格可能)
今回は公務員試験は過去問対策だけで合格可能かご紹介しました。
おさらいすると、以下の3つの理由から過去問対策だけで合格可能です。
①公務員試験は過去問の使いまわしが多い
②公務員試験は6割得点できれば受かる
③そもそも予備校のカリキュラムも過去問をもとに作られている
とはいえ、最低限知識もなしの過去問対策から始めてしまうのは危険です。
ですので、
参考書で知識を入れる⇒過去問対策
の順に始めるのがおすすめです。
今回は以上です。