これで十分!公務試験教養科目の受かる勉強法
教養試験って高校までで学習した範囲だし、高校のテキストとかで十分じゃないの?
確かに、そうかもしれないが短い期間で効率良く勉強するためには、公務員試験に特化した参考書を使用するのが一番の近道なんだ!
そうなんだ!でも書店にいっぱい参考書あってどれを選んだらいいか分からないよ、、
今回は、私も実際に使用していた、参考書をご紹介いたします。
正直ご紹介するテキストさえ学習すれば、教養試験はらくらく突破できると思います。
この記事の対象者
- どの参考書を選んだらいいか分からない人
- 効率よく学習を進めたい人
公務員試験の教養科目について
前回の記事でもご紹介しましたが、教養科目とは、高校までに学習する科目です。
大きく2つの分野で構成されており、①一般知能分野②一般知識分野になります。
どの自治体でも一般知能分野の比重が多いため、こちらの対策が必須となってきます。
詳しくは下の記事をご覧ください。
一般知能分野
前回の記事でもご紹介しましたが、一般知能分野は教養試験では、とても重要な分野となります。
私は基本的に、参考書および過去問は1冊で良い派なのですが、一般知能分野については複数のテキストを学習するのをお勧めします。
文章理解
まず、文章理解の解法の基本は大学受験時代の現代文等の試験と一緒で、
・選択肢を確認する。
・本文を読む
・どれが正しい選択しか検討する
といった流れになります。
大学受験で現代文を勉強した人はわかるかと思いますが、
文章理解は、「急に点数が伸びる」という性質のものではありません。
毎日コツコツ勉強していくことをオススメします。
具体的には、「1日○○分やる」であったり、「1日○○問解く」といったかんじです。
では、おすすめのテキストをご紹介します。
まずはじめに、学習していただきたいテキストは、「文章理解すぐ解ける直感ルールブック」です。
文章理解の問題は、基本的にパターン化されています。
このテキストで、解法パターンを学びましょう!
※現代文・英文等得意な人はこのテキストは飛ばして、はじめから次のテキストを始めてもいいかもです。
次に、学習するテキストは、「新スーパー過去問ゼミ「文章理解・資料解釈」」です。
もはや定番ですね!
ここで注意点なのですが、同じ問題を何度も繰り返し解くより、文章理解に関しては、新しい問題を解くのが重要になってきます。
ちなみにですが、「古文」は出題頻度も出題数も少ないので、余裕がある人以外は飛ばして問題ないです。
数的処理
数的処理も、解法を覚えて過去問に移るという流れをお勧めします。
【数的推理】
導入本:「畑中敦子の[数的推理]ザ・ベストプラス」
過去問:「新スーパー過去問ゼミ「数的推理」」
【判断推理】
導入本:「畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス」
過去問:「新スーパー過去問ゼミ「判断推理」」
【資料解釈】
導入本:「畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス」
過去問:「新スーパー過去問ゼミ「文章理解・資料解釈」」
まず、導入本の畑中敦子シリーズで、解法を覚えましょう。
その際に、意識してほしいのが、「解けるまで回答を見ない」は絶対だめ!です。
他にも勉強する科目がある中で、そこで時間を使ってしまうのはもったいないです。
5分!など時間を決めて、その時間内に解けないようであれば、解法を見てください。
そして、その解法に沿ってもう一度解くようにしてください。
その際は、頭の中で解くのではなく、実際に紙に式などを書いて解くようにしましょう!
実際に手を動かすことで、理解も早まります!
数的処理についても、毎日コツコツ学習することで、得点源になってくる科目になります。
1日に何時間も学習に割く必要はありませんが、1日10問など決めて毎日勉強するようにしましょう。
また、必ず翌日に復習をしてください。
テキストを何周もすると、どの選択肢が正解かわかってしまいますが、重要なのはその答えを導き出す解法になりますので、その点を意識して勉強するようにしましょう!
一般知識分野
一般知識分野は、一般知能分野に比べ範囲が広く、出題数も相対的に少ないので、捨て問を作ることも重要になってきます。
捨て問については私の主観で書いていますので、実際に受験する自治体の出題・ご自身の得意科目等を勘案して決めてください。
自然科学(数学・物理・化学・生物・地学)
自然科学全般として言えることは、勉強効率が悪いので、生物と地学を除き、知識ゼロの科目については捨てても問題ないです。
そもそも文系の方に取って、自然科学はとっつきにくい科目になるかと思います。
この科目は、そこそこにして他の科目で得点を稼ぐほうが効率が良くなります。
実際に私は、数学と物理を捨ててます。
学習法としては、過去問をひたすら解くでいいと思います。
【おすすめテキスト】
生物・地学:
①過去問ダイレクトナビ「生物・地学」
②新クイックマスター自然科学Ⅱ
物理・化学:
①過去問ダイレクトナビ「生物・地学」
②新クイックマスター自然科学Ⅰ
自然科学については、どちらのテキストを使用しても大丈夫です。
実際に書店で、見ていただいて自分に合うほうを選んでください。
私は、やっていませんが導入本から始めたい方は以下のテキストを学習するのがいいかと思います。
中経出版「センター試験○○の点数が面白いほどとれる本」(○○には科目の名前が入ります)
人文科学(日本史・世界史・地理)
人文科学も、学習範囲の割に出題数が少なく、非常にコスパが悪い科目になります。
私は、高校時代日本史は勉強していなかったため、ほぼほぼ捨て問にしていました。
こちらの学習法としては、過去問の頻出問題をひたすら解くでいいと思います。
一般的な学習の流れとしては、過去問の必修問題を解く。
→応用問題を解く。
→2~3周する。
になりますが、余裕がなければ、必修問題のみ繰り返し解くでいいかと思います。
【おすすめテキスト】
日本史・世界史
①「公務員試験 過去問 新クイックマスター 人文科学I(日本史・世界史)」
②「過去問ダイレクトナビ「日本史」」「過去問ダイレクトナビ「世界史」」
地理
①「公務員試験 過去問 新クイックマスター 人文科学Ⅱ(地理・思想・文学・芸術)」
②「過去問ダイレクトナビ「地理」」
※芸術・文化については捨ててしまっていいです。
導入本から始めたい方は以下のテキストを学習するのがいいかと思います。
中経出版「センター試験○○の点数が面白いほどとれる本」(○○には科目の名前が入ります)
社会科学
政治・経済分野になりますが、専門科目の勉強でカバーできます。
なので、社会科学の参考書は買わなくていい場合が多いです。
時事
時事については、「速攻の時事」一冊で十分です。
ただし、注意してほしいのですが、必ず最新版(該当年度のもの)を買うようにしてください。
このテキストは、独学している人のほとんどが使用しているテキストになります。
このテキストに載ってない問題が出たら諦めるくらいの認識でいいと思います。
そのかわり乗っているものについては、しっかり理解してください。
まとめ
教養科目については、出題範囲が広くいかに効率よく勉強するかがキーになってきます。
中でも、一般知能分野は非常に大事な分野になってきます。
学習する比重としては、一般知能分野>一般教養分野です。
時には、捨て問(分野)を作ることも大事です。
すぐに効果を実感できる科目でもないため、コツコツと学習することが大事になってきますが、学習すればするほど、得点源になりますので、めげずに頑張りましょう!