【公務員予備校決定版】おすすめの6社徹底比較

2021年1月15日

・公務員予備校に通いたいけど、どこの予備校がいいんだろう。
・それぞれの予備校の特徴を知りたい。

公務員を目指すことを決めた人の大半は、公務員予備校に通うことになると思います。

せっかく高いお金を払って、通うのだから確実に合格できる予備校を選びたいですよね?

また、色々な予備校があるので「どの予備校が自分に合っているのか」と迷ってしまうと思います。

今回は、そんなあなたに向けて、記事を書いていきたいと思います。

本記事で分かること

・公務員予備校を選ぶ際のポイント
・おすすめの6社の特徴

公務員になった人たちが通っていた予備校は?

黒板

予備校を選ぶ際に、重要になってくるのは実績があるのかといった点になるか思います。

私が、現職の時に周りの公務員100人にどこの予備校に通っていたかアンケートをとったことがあります。

その際の結果は、以下のようになりました。

・LEC:30人
・TAC:30人
・資格の大原:20人
・クレアール:10人
・EYE:5人
・大栄:5人

このことから分かるのは、ある程度名前の知れている予備校であれば、どこを選んでも公務員に受かることはできるということです。

「合格人数のすくない予備校もあるじゃん。」

と思うかもしれませんが、これはそもそも母数の問題であり各予備校での大差はありません。

あとは、それぞれの特徴から自分にあった予備校を決め、できるだけ早く学習をスタートすることが合格への近道になります。

公務員予備校の決め方

予備校を選ぶ際には、以下の流れに従って決めると、間違いは起きないと思います。
ただ、注意していただきたいのは、予備校に通うと決めたらすぐに行動に起こすようにしてください。

少しでも勉強時間を確保するために、予備校選びに時間をかけすぎてしまっては意味がありません。
実際のところは、大手予備校を選んでおけば不安に感じることはありません。

まずは資料を請求して、自分に合いそうな予備校を早く選んでしまうことが合格への近道となるはずです。

・各予備校の特徴や価格を知る。
・気になった予備校の資料請求をする。
・実際に行ってみて体験入校や話を聞いて、雰囲気を知る。
・自分に合いそうな予備校に決める。

公務員予備校を選ぶ際の4つのポイント

公務員予備校を選ぶポイント1:学習環境が充実しているか。

家では、だらけて勉強できない

こういった方にとっては、学習環境が重要になってきます。

家じゃ集中できない人が、WEB講義のみの予備校を選んでも効率および費用対効果は非常に悪いものになりますよね?
このような方は、集中して学習できる環境の確保が重要になってきます。

学習環境のポイント

・自習室があるか
・教室で講義を受けることができるか。

公務員予備校を選ぶポイント2:面接対策がしっかりしているか

近年は、公務員も人物重視の試験に切り替わってきています。

そのため、面接の配点が高いといった自治体も増えてきています。

そのため、面接対策がしっかりできるかどうかは必須になります。

面接対策のポイント

・模擬面接ができるか
・回数

公務員予備校を選ぶポイント3:通学できるか

こちらも重要なポイントです。

通学型の予備校を選んだ際に、通学にすごい時間がかかるような場所ですと、その分勉強時間が少なくなってしまいます。

目安としては、片道1時間前後が限度だと思います。

公務員予備校を選ぶポイント4:雰囲気・直観

一見軽視されがちですが、直感や雰囲気も非常に大事になってきます。

どんなに実績がある予備校だったとしても、雰囲気が気に入らなかったりすると、予備校で勉強する気も失せてしまいますよね。
私は、この部分で失敗し予備校に入ったのにも関わらず、通うのをやめてしまいました。

皆さんには、失敗してほしくないので、雰囲気等をを確かめるためにも、パンフレットを見たり、実際に予備校に足を運んでしっかり決めてほしいです。

予備校6社比較

①TAC

             費用目安20万円~40万円
例:速習本科生Plus講座(WEB)270,000円、(通学)275,000円
学習形態通学/通信
対応試験国家一般/国税専門官・財務専門官/裁判所一般職/労働基準監督官/国立大学職員/地方上級/特別区/市役所/理系公務員(技術職)/警察官・消防官/高卒程度(初級)/経験者採用

良い点

  • 圧倒的な合格実績。
  • 模擬面接は回数無制限で受講することでき、面接対策が充実。
  • 受験さきの面接内容や雰囲気などがデータでまとまっている。
  • 個別カウンセリング等で、受験のアドバイスを丁寧に行ってくれる。
  • 論文対策は講義に加えて、添削指導も無制限に受けることができる。

TACは知名度が高く、圧倒的な合格実績を誇っています。

なかでも、都庁・特別区・横浜市などでは、合格者の3人に1人以上がTAC生ともいわれています。

また、特徴なのが、模擬面接や論文の添削を無制限に受けることができる点にあります。

悪い点

  • Webフォローに追加料金がかかる。
  • 通信だとメリットを享受できない。
  • 国家総合職向けのコースがない

TACでは、講座欠席時などに動画視聴できるWebフォローは別途追加料金(+31,000円)がかかります。

また、面接をはじめとしたサポートは、その大半がTACの校舎でしか受けることができません。

そのため、近くにTACの校舎がない方が、通信でTACの講座を受講しても、そのメリットを受けづらい点があります。

もう1つデメリットを上げるとすれば、国家総合職向けのコースがない点です。

②LEC

         費用目安20万円~50万円
例:スペシャルコース(WEB)314,000円、(通学)324,000円
学習形態通学/通信
対応試験国家総合職/国家一般/外務専門職/国税専門官・財務専門官/労働基準監督官/裁判所職員一般職/国立大学職員/地方上級/特別区/市役所/理系公務員(技術職)/心理・福祉系/警察官・消防官/高卒程度(初級)/経験者採用

良い点

  • Webフォローが追加料金なしでついている
  • 面接対策が充実している(模擬面接・模擬集団討論・リアル面接シミュレーション)
  • 模擬面接が無制限
  • 元公務員、人事担当経験者が面接指導
  • 志望先に合わせた柔軟で多彩なコース
  • テキストが優れている

LECはTACと並んで知名度・実績ともに優れています。

教室数が多く、「東京都Ⅰ類B対策コース」や「横浜市対策コース」など志望先に合わせたコースが用意されている点、自分にピッタリの講座が見つかります。

模擬面接は、無制限で受講することができるので、場慣れすることができるので安心感があります。
また、元公務員・人事経験者が面接指導をしてくれるので、より実際の面接に近い形で対策ができます

悪い点

模擬試験の料金が別途必要

正直、LECには特筆する悪い点はありません。

強いて上げるとするならば、模試が基本料金に含まれていない点です。

③資格の大原

           費用目安15万円~40万円
学習形態通学/通信
対応試験国家総合職/国家一般/外務専門職/国税専門官・財務専門官/労働基準監督官/裁判所職員一般職/国立大学職員/地方上級/特別区/市役所/理系公務員(技術職)/警察官・消防官/高卒程度(初級)/経験者採用

良い点

  • Webフォローが追加料金なしでついている
  • 通学できない方でもSkypeを利用して面接対策できる

資格の大原も、実績・ノウハウともに申し分ないです。

他の予備校だと、面接対策は校舎で行うことが多いのですが、大原では、WEBを利用して面接対策をしてくれるので、通学できない方にもやさしいです。(別途オプションになります。)

悪い点

・面接対策の予約が取りづらい
・自習室が満員になりやすい

大原のいまいちな点としては、面接対策の予約が取りづらい点があります。

また、大原では公務員以外のコースの方も通っているため、自習室が満員で入れないってことがあります。

④クレアール

            費用目安20~30万
例:7ヵ月合格 行政系公務員併願総合コース265,000円(割引で20万になることも)
学習形態通信
対応試験国家総合職/国家一般/外務専門職/国税専門官・財務専門官/労働基準監督官/裁判所職員一般職/国立大学職員/地方上級/特別区/市役所/理系公務員(技術職)/警察官・消防官/高卒程度(初級)/経験者採用
資格★合格クレアール

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良い点

  • 費用が安く済む
  • +3万円支払えば、不合格の場合には次年度の受講料が無料
  • 模擬面接が無制限

通信教育しか対応していない分、費用が安く済むのが特徴です。

そして、もう1つ特筆すべき点があります。

クレアールには「安心保障パック」というものがあり、基本料金に+3万払えば、仮に1年目で落ちてしまって次年度も通うことになった場合、無料で通える点です。
もちろん、初年度で合格すれば3万円は返金されます。

悪い点

  • 自習室がない
  • 模擬面接が水道橋校のみなので、東京近郊の人しか対面の模擬面接が受けられない

⑤EYE

            費用目安17万円~35万円
例:シンプルコース229,052円
学習形態通学/通信
対応試験国家一般/国税専門官/労働基準監督官/裁判所職員一般職/国立大学職員/地方上級/特別区/市役所/警察官・消防官/高卒程度(初級)

良い点

  • 費用が安い
  • 業界初の個別授業

「個別授業」が用意されていて、1対1で講師を独占して授業を受けることができ、きめ細やかなサポートを受けられるのが特徴です。
また、受験生のモチベーション維持のための「自治体・省庁説明会」など公務員の仕事を知るためのイベントを開催するなどのフォローがあります。

悪い点

  • 拠点が東京しかない
  • Web視聴に追加料金がかかる
  • 模試がない

校舎が東京にしかないため、家で集中できないといった方には不向きの予備校です。
また、模試がないため模試を受けたい場合、他校で受ける必要があります。

⑥大栄

         費用目安30万円~50万円
例:公務員上級地方上級・国家一般コース450,306円
学習形態オンデマンド通学
対応試験国家総合職/国家一般/国税専門官・財務専門官/労働基準監督官/裁判所職員一般職/国立大学職員/地方上級/特別区/市役所/警察官・消防官/高卒程度(初級)/経験者採用

良い点

  • 充実した2次試験対策(エントリーシート」「面接」「論文」対策)
  • 全国に100校以上の校舎があり、地方の方でもほとんど通学可能

大栄の一番の魅力は、充実した2次試験対策です。
面接対策について、ここより勝っている予備校はないと思います。

また、校舎数が多いことから全国各地の2次試験情報を多く収集している点、地方公務員を目指す方に特におすすめです。

悪い点

費用が高い

上げるとしたら、費用が高い点のみですね。
ただ、ボーナス一回で回収できるので、そこまで気にするポイントではないです。

まとめ

上記でご紹介した予備校はどこも実績があり、どこに通っても公務員に受かることはできます。
ですので、それぞれの予備校に特徴がありますので、その中で自分にあった予備校に通うことがおすすめです。

独学での勉強も気になる方は以下の記事も合わせて読んでみてください。

【公務員試験】独学でも合格できる!ポイントと勉強法