教員を辞めたい30代は今すぐ行動するべき2つの理由

2022年1月30日

今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。

教員としてある程度経験を積み働き盛りの世代になる30代。

将来への不安や精神的な理由などにより教員を辞めたいと感じる人も少なくないはず。

とはいえ、一般的に安定した職業と言われる教員の身分を手放すことに躊躇したり、転職ができるのか心配な人も多いと思います。

そこで今回は

についてご紹介していきます。

教員を辞めたい30代の参考になるかと思います。

30代の教員が辞めたいと思うのは普通のこと

20代ならまだしも30代で教員を辞めたいと言うと、家族や周りの人から「もったいない」「おかしい」と言われることが多いと思います。

確かに教員は世間一般からは「安定」やといったイメージが強くそう言われるのかもしれません。

家庭を持っているならなおさらですよね。

しかし、30代の教員であっても辞めたい思うのはごく普通のことだと思います。

その証拠に、近年では若手を中心に辞める人が増加傾向にあり30代で教員を辞める人も増えてきています。

ですので、30代であっても教員を辞めたいと思うのはおかしなことではありません。

30代の教員が辞めたいと思う理由は？

30代の教員が辞めたいと感じる理由は、人によっていろいろありますが主に以下の３つがあると思います。

①激務

30代の教員が辞めたい理由の1つとして「激務」があげられます。

教員としてある程度年次を重ねていくと、その分責任が大きい仕事を任されるようになってきます。

例えば、

など。

そうなると、若手時に比べ業務量や責任も増え、長時間労働になりがちです。

また、部活の顧問のために休日も出勤しなくてはなりません。

要は激務になりやすいのですね。

激務になると平日は仕事で終わってしまい余暇の時間が取れなかったり、ましてや休日も部活動でつぶれてしまいます。

また、長時間労働に加え上と下との板挟みからストレスがたまるなんてことも少なくありません。

そのため、激務によるストレスとプライベートの時間を確保できないことから辞めたいと思うようになります。

②給料が安い

30代の教員が辞めたい2つ目の理由が「給料が安い」ことです。

最初に言っておくと、教員の年収は世間一般と比べると低いわけではありません。

ですが、上記でも紹介しましたように激務や責任の大きさの割には低いです。

残業代は予算で制約されるため、配属される学校や地域によっては残業代が満足に出ないところもあります。

部活動の為に休日出勤した際はタダ働きなんて人も多いんではないでしょうか？

そのため、労働と給料が見合わないと辞めたくなる人もいます。

③将来への不安

30代の教員が辞めたい3つ目が「将来への不安」です。

教員の仕事は、対人の仕事であることから多少はやりがいがある面はあるものの、基本的にはルーティンワークが多いため面白みは少ないです。

また、どんなに出世しようと年齢を重ねようと基本的に行う仕事は一緒であることから自分の将来をなんとなく想像できてしまいます。

そのため、そんな仕事を定年まで続けれるか不安に思う人は一定数います。

加えて、現状では少子化の影響から将来的に今ほど教員は必要でなくなることに不安を覚える人もいます。

教員を辞めたい30代は今すぐ行動したほうがいい２つの理由

教員を辞めたい30代は今すぐ行動したほうがいいです。

というのも以下の2つの理由によります。

①30代がほぼラストチャンスだから

教員を辞めたい30代が今すぐ行動すべき１つ目の理由が「30代がほぼラストチャンスだから」です。

一般的に教員から民間企業への転職は難しいと言われています。

というのも、民間企業の中途採用では、スキルや経験のある「即戦力」を求めているのに対し、教員の経験だけではそれらを補うことができないから。

＞＞＞＞教員から民間企業への転職は難しい？

一方で30代までであれば特別な経験やスキルがなくとも、まだ転職をできる可能性が残っています。

というのも、長期的な人材育成を念頭においた「ポテンシャル」採用をしてくれる企業もあるからです。

こういった企業では、スキルや経験よりも、これまでの仕事ぶりや思考力などのこれからの伸びしろを見込んで採用をしてくれます。

特に30代前半くらいまでは、ポテンシャルを見込んで採用してくれる企業もまだあり教員からでも転職できる可能性は十分にあります。

一方で、40代までなってしまうとスキル重視になってしまうため、特別なスキルや経験の身につかない教員が勝ち残るのは非常に厳しくなります。

つまり30代が転職のタイムリミットということです。

②年を重ねるごとに選択肢が減るから

教員を辞めたい30代が今すぐ行動するべき2つ目の理由が「年を重ねるごとに選択肢が減るから」です。

さきほどもご説明しましたが、30代であればポテンシャルを見込んで採用してくれる企業はまだまだあります。

これが何を意味するかと言いますと、未経験の業種であっても転職できるチャンスがあるということです。

そのため、キャリアの選択肢の幅がある程度確保されています。

一方で30代後半～40代になってくると話が変わってきます。

求められるスキルも高くなってきますし、教員の場合は専門性は限られてしまうため転職できる職種の幅も小さくなってしまいます。

そのため、年齢を重ねるごとに選択肢が少なくなってしまうため、教員を辞めたい30代は今すぐ行動をした方がよくなります。

追記：経験を活かすなら30代の教員でも簡単に転職できる

30代の教員であっても容易に民間企業への転職ができることもあります。

それは、教育現場で培った知識を活かせる場合です。

例えば以下のような業界・職種があります。

こういった教育関連の企業であれば、30代の教員であっても比較的簡単に転職することができます。

その場合は、転職エージェントを利用すれば良い企業をみつけやすくなります。

＞＞＞＞７社利用したからわかる！公務員が登録するべき転職エージェント

他にもおすすめの業界・職種を知りたい人は以下の記事でご紹介しています。

＞＞＞＞教員におすすめの転職先・職種3選【人生が変わる！】

教員を辞めたいと悩んでいる30代がまず最初にするべきこと

教員を辞めたい30代がまず最初にやるべきことは「教員を辞めてまでも叶えたいことがあるのか」を整理することです。

要は「転職したい理由」をはっきりさせることですね。

ここをしっかり考えないと、教員を辞めた後に必ずといっていいほど後悔します。

また、転職したい理由がはっきりすることで「本当に教員を辞めるべきなのか」「辞めるのであればどこの業界や職種が自分の思いを叶えられるか」が分かるようになります。

具体的には以下の点を整理するといいです。

教員を辞めたい30代が転職を成功させる2つの方法

教員を辞めたい30代が転職を成功させる方法は2つあります。

それは次の通りです。

①転職エージェントを利用する

教員からの転職を成功させたいなら転職エージェントを利用することをおすすめします。

というのも、次の４点の理由によります。

１求人の選定

自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。

また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。

せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。

この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。

また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。

というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、

ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。

そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。

２志望動機などのブラッシュアップ

転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます。

そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。

また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。

３情報収集

転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます。

というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。

そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。

また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。

そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます。

４公務員の支援の実績が豊富

転職エージェントでは、今まで数多くの教員の転職を支援しています。

そのため、公務員からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。

これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。

事実、私の周りで公務員から転職をした人のほとんどは転職エージェントを利用していました。

まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。

無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。

おすすめの転職エージェントを知りたい！

おすすめの転職エージェントについては以下の記事でご紹介しています。

７社利用したからわかる！公務員が登録するべき転職エージェント

②スキルの習得

2つ目は行きたい企業で求められているスキルを先に身につけてしまうことです。

30代での転職であればこちらの方法をおすすめします。

というのも、スキルがあることで転職の難易度がさがるから。

具体的には次のような感じです。

これらのスキルを身につけることで、人材価値は高まります。

人材価値が高まるからこそ公務員からの転職でも成功率が上がるのです。

比較的短期間で習得可能ですので、むしろ習得しないほうが損をします。

確実に転職したいならIT系のスキルがおすすめですよ。

IT業界は未経験でも高確率で転職することが可能です。

というのも、IT業界は将来性が半端ないからです。

とメリットがたくさんあります。

詳しくは以下の記事でもご紹介していますので合わせてご覧ください。

＞＞＞＞公務員から転職するならIT業界がおすすめ！３つの理由と転職成功の秘訣を紹介します。

（体験談）私の先輩が30代でスキルを身につけて最短で転職した方法

私の周りでも30代の教員から転職を成功させている人は複数います。

その中でもスキルを身につけて最短で転職した人には共通点があります。

それはIT系のスクールに通っていたことです。

というのも、IT系のスクールには転職を視野にしたコースも多く実績もあるスクールが多く以下のようなメリットがあるから。

事実IT業界に転職した知り合いはスクールに通っている人がほとんどです。

決して安くはないですが、スクールに通うことで転職できる可能性はものすごく高くなります。

中には、転職成功率98％といったスクールもありますので、検討してみる価値はあります。

私の個人的な主張だと教員こそITスクールに通うべきだと思います。

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