警察官からの転職は難しい?成功のコツは?

2021年7月26日

警察官を辞めたい。
転職したいけど、難しいのかな?

今回はそんな疑問を解消する記事を書いていきます。

「拘束時間が長い」「プレッシャーに耐えられない」

理由は様々かもしれませんが警察官から転職を考えている人が増えてきています。

そこで気になるのが、警察官からでも民間企業に転職できるかですよね。

結論から言いますと、警察官から民間企業への転職はかなり難しくなります。

ですが、しっかり対策すれば転職できなくはないです。

そこで今回は、

・警察官から民間企業への転職が難しくなる理由
・警察官から民間企業への転職成功率を上げるために必要なこと

について解説していきます。

警察官からの転職は難しい?

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公務員からの転職は無理ではないですが難しいです。

というのも次の理由があります。

①民間で活かせるスキル・経験が少ない
②転職理由・志望理由がネガティブ

それぞれについて詳しく説明しますね。

難しい理由①民間で活かせるスキル・経験が少ない

民間で活かせるスキル・経験が少ない。

これが警察官から民間企業への転職が難しくなる最大の要因です。

というのも、企業の中途採用では「即戦力」を求めているからです。

経理職なら経理の経験、IT職ならITスキルを持っているなど、入社して即会社の利益に貢献できる人材を企業は求めています。

一方で、警察官の仕事で身につくスキルって警察官内でしか通用しないものばかりですよね?

つまり、ほとんどの警察官には民間に通用するスキルや経験はないのです。

そのため、警察官は転職市場ではとても市場価値が低くなります。

例えば、1つの企業の経理職に「元警察官」と「民間である程度経理やってました」という2人の転職希望者がいた場合、採用されるのは確実に後者になります。

これはどの業種でも同じで、経験のある求職者が有利になります。

難しい理由②転職理由・志望理由がネガティブ

警察官から民間企業への転職が難しくなる理由の2つ目が「転職理由・志望理由がネガティブ」です。

これは警察官にかぎらず公務員一般に当ててはまります。

公務員の人は、企業の面接の際に無意識に公務員を下げる発言をしてしまう傾向にあり、それゆえに面接官からの評価が下がってしまうことがあります。

実際に企業の採用担当者とお話しする機会があり、聞いてみたところ「前職の事をネガティブに言う人は、不信感がある」といっていました。

もし転職を成功させたいのであれば、ポジティブに伝える必要があります。

(参考)警察官から民間企業への転職は何社受ければ内定貰えるの?

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警察官から民間企業に転職したい場合何社受ければ内定を貰えるのか身になる人もいるかと思います。

全員に該当するわけではありませんが、一般的に50社応募すれば1社受かります

書類選考の通過率が大体10~15%ほど。
面接の通過率は20%くらいです。

実際に私も、転職活動をした際は次のような感じでした。

応募数60社
書類選考通過数12社
1次面接通過数4社
内定2社

警察官からの転職先はどこが多い?

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警察官から転職する人は主に以下の職種に転職することが多いです。

①警備員・・・仕事内容に共通点がある、経歴が有利になる
②営業・・・体力と精神力が求められるため警察官でも転職しやすい
③その他未経験職種(20代限定)・・・・20代であればポテンシャル重視で採用されやすい
④自治体職員・・・同じ公務員であり勉強さえすれば受かる

とはいえ、上記の職がすべてお勧めできるかというとそんなことはありません。

詳しくは以下の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。

警察官からのおすすめの転職先はこの2業界!【決定版】

警察官から民間企業への転職を成功させるためのマインド

警察官から民間企業への転職への転職させるためには、「行動」と「努力」が必須です。

「警察官から転職したいけどどうしよう」と悩んで何もアクションを起こさない人はおそらく転職できないです。

とりあえず行動してみることが大事です。

そうすることで、意外とすんなり転職が決まることもありますし、転職活動の中で自分の課題や足りなものが見えてくることもあります。

また、行動するのと同じくらい「努力」も大事です。

それは、行きたい業界に行くためにスキルを身につけることです。

つまり企業の採用担当者に、「採用したい!」と思われる人材になるための努力です。

実際に私の周りでも公務員から民間企業に転職できた人の多くは、「行動」と「努力」をしていました。

また、「行動」と「努力」は民間企業で活躍するために必要なことです。

警察官から民間企業へ転職を成功させるコツ

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警察官から民間企業への転職を成功させるコツは次の2つです。

・転職エージェントを利用する。
・行きたい業界に必要なスキルを身につける。

①転職エージェントを利用する。

1つ目のコツは、転職エージェントを利用することです。

転職エージェントは企業を無料で紹介してくれるだけでなく自己分析や企業分析もサポートしてくれます。

また、自分の中では「民間で活かせるスキル・経験がなんてないよ」と思っていても、転職エージェントと一緒にこれまでのキャリアの棚卸をする中で、民間でも活かせるものが見つかることがあります

私の場合、担当者に相談する中で私がたまたま取得していた簿記の資格が民間企業の経理担当でも通用することが分かり経理職を中心に応募していました。
結果誰もが知っているような大手企業の経理担当の内定をもらうことができました。

そのため、転職エージェントでは、「転職はしたいけどまだしたいことが見つからない。」と言う方でも効率よく転職活動することができます

20代であればスキルがなくてもポテンシャルを見てくれる場合もある

警察官から民間企業への転職したい場合、20代であればポテンシャルを見越して採用してくれる可能性が高いです。

というのも、近年第二新卒の採用活動が活発になっており、企業も未経験での採用を前提にしていることも多いからです。

→公務員から民間への転職は20代のうちが良いたった2つの理由

一方で、30歳を超えてくると未経験の職に転職するのはかなり難しくなります。

ですので、20代の方で公務員から転職したいのであればいち早く若いうちに行動しましょう。

おすすめの転職エージェントは?

警察官におすすめの転職エージェントは以下の記事でご紹介しています。

②行きたい業界に必要なスキルを身につける

2つ目のコツは、「行きたい業界に必要なスキルを身につける」ことです。

個人的にはこちらをおすすめします。

というのも、スキルを身につけてからの方が転職がスムーズにいくから。

行きたい業界が決まっている場合、その業界に必要なスキル・資格を身につけましょう。

例えば、次のような感じです。

・経理職につきたい→簿記検定を取得する
・IT企業で働きたい → プログラミング・WEBデザインを勉強・ブログ運営する
・外資系で働きたい→英語を勉強する。

もちろん、スキル自体転職に役立ちますし、そのスキルを身につけるための努力も面接でのアピールにつながります。

とにかく警察官をやめたいけど、何のスキルを身につければ良いかわからない

そんな方には、これから伸びるIT系のスキルを身につけることがおすすめです。

具体的には「プログラミング」か「WEBマーケティング」です。

この2つは、本業にしても需要がありますし、将来的に独立してフリーランスの選択肢もとれるスキルです。

また、これらのスキルはスクールに通うことで、スキル習得だけでなく転職支援がついていたりと手厚いサポートがうけられます。

なかには、転職成功率98%のスクールもあります。

もしプログラミングスクールに興味がある方は、以下記事をぜひ覗いてみてください。

まとめ

警察官からの転職は難しいです。

しかし、とりあえず行動したりスキルを身につける努力をすれば内定はもらえます。

取り柄のない私が転職できているので、皆さんもできます!