公務員を辞めたい新卒必見!公務員を辞めたほうがいい人辞めないほうがい人
新卒で公務員になったけど、なんかイメージと違うなー。
もうすでに辞めたい気持ちが強いな。
でも、3年は我慢しろって聞くし、、、
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
公務員になって数カ月理由はいろいろとあると思いますが、もう辞めたいと感じている人もいるのではないでしょうか。
その感情は、けっしておかしなものではありません。
私自身も入庁当初から実際に退社するまで、ずっと辞めたいと思っていました。
しかし、中には辞めないほうがいい人もいます。
そこで今回は、
・新卒で公務員を辞めても問題ない人
・新卒で公務員を辞めないほうがいい人
・とりあえず3年間は間違い
・新卒公務員からの転職の手順
についてご紹介していきます。
この記事を読めば、今のモヤモヤが解消され今後の進路についてはっきりさせることができると思います。
新卒で公務員を辞めても問題ない人
新卒で公務員を辞めても問題ない人の特徴は次の4つです。
①公務員の仕事に疑問を感じた
②公務員の仕事が自分に合わない
③スキルを活かした仕事がしたい
④労働環境がブラック企業並みの部署
必ずしも全部該当する必要はなく、どれか1つでも当てはまるのであれば辞めても問題ないです。
①公務員の仕事があわない
1つ目は、「公務員の仕事があわない」です。
公務員の仕事の特徴として次のようなものがあります。
①無駄な仕事が多い
②毎日同じことの繰り返しのルーティンワーク
③クレーム対応
④仕事のほとんどが資料作成と調整業務
⑤やりがいは少ない
公務員の仕事は合わない人は本当にあわないです。
そういった人は、公務員に依存する理由がない限り辞めたほうがいいです。
というのも、公務員でいる限り解消されることがないから。
また、合わないと感じながらも仕事を続けるのはストレスであり、今は大丈夫でも今後メンタルヘルス不調になる恐れすらあります。
②公務員の組織が自分に合わない
2つ目は「公務員という組織が自分に合わない」です。
「年功序列」や「仕事の頑張りが評価されない」などといった公務員の組織に疑問を感じている場合も辞めても問題ないです。
というのも、公務員という組織は大きすぎるがゆえにすぐに体質が変わることはないから。
改善されるのを待ちながら働き続けるよりも、早々に自分にとっていい環境に移ってしまう方がいいと思います。
③スキルを活かした仕事がしたい
3つ目は「スキルを活かした仕事をしたい」です。
公務員は仕事内容もそうですが、異動の多さからこれといったスキルは身につきません。
また、例え個人として突出したスキルをもっていったとしても、それを活かせる部署に配属されることも非常に少ないです。
そのため、スキルを身につけたい・スキルを活かした仕事をしたい場合、チャンスを待ち続けるより転職してしまうのがいいです。
④労働環境がブラック企業並みの部署
4つ目は、「労働環境がブラック企業並みの部署」の場合です。
具体的には以下の通りです。
・休みが取れない
・毎日深夜まで残業
・サービス残業
・休日出勤
・パワハラやセクハラ
確かに公務員は異動が多いので、異動するまで耐えるという方法もあります。
ですが、次の異動先がまともとは限りませんし、その間につぶれてしまうことあり得ます。
実際に私も、異動までの辛抱だと思い耐えていたのですが、結果体調を崩してしまいました。
いまとなってはもっと早く転職しておけばと思うくらいです。
新卒で公務員を辞めないほうがいい人
では、反対に新卒で公務員を辞めないほうがいい人をご紹介します。
①仕事よりも安定重視
②辞めたい理由が苦手な人がいる
③辞めたい理由が仕事ができない
①仕事よりも安定重視
1つ目は「仕事よりも安定重視」している人です。
こういった人は公務員を辞めないほうがいいです。
というのも、公務員は景気に左右されず毎月安定した給料がもらえますし、ボーナスも必ず出ます。
倒産もリストラも現状ありえません。
また、福利厚生も大企業並みにしっかりしています。
こういった面を重視するのであれば、公務員はコスパがいいため辞めるのはもったいないです。
②辞めたい理由が苦手な人がいる
2つ目は「辞めたい理由が苦手な人がいる」です。
他の点に不満がなく、ただ苦手な人がいるという理由だけで公務員を辞めるにはもったいないです。
というのも、苦手な人はどんな企業で働こうと必ずでてくるものだから。
また、公務員は異動が多いため簡単に苦手な人と離れることはできます。
そのため、こういった人は公務員を辞めないほうがいいでしょう。
③辞めたい理由が仕事ができない
3つ目が「辞めたい理由が仕事ができない」です。
新人公務員に一番多い理由ですが、こういった人も辞めないほうがいいです。
というのも、そもそも仕事ができなくて当たり前だから。
仕事は年次を重ねるごとに徐々にできるようになりますし、たかが数カ月程度で完璧にできるようになるわけではありません。
実際に私も公務員を5年間していましたが、全部の仕事ができるかというと知らない仕事の方が多かったです。
ですので、「仕事ができないから」という人は公務員を辞めないほうがいいです。
関連記事:新人公務員が仕事ができなくてつらい?辞めたい?そんなの気にしなくていい3つの理由
とりあえず3年間は間違い。辞めるなら今すぐ行動するべき
新卒で公務員を辞めたいと考えている人の中には、「とりあえず3年間は我慢しろ」と聞いたことがある人は少なくないはず。
しかし、これは公務員の世界では間違いだと思います。
というのも、公務員から民間企業に転職は年を重ねるごとに難しくなるからです。
そもそも、公務員は「民間企業で活かせるスキルが少ない」こともあり転職が難しい傾向にあります。
関連記事:公務員から民間への転職は難しいのか?【内定はもらえます!】
そんな公務員でも、「若ければ」それほど不利なく転職活動を進めることができます。
つまり、公務員から転職したい人にとって「若さ」は最大の武器なのです。
そのため、3年間我慢するより若さという武器を活かして転職する方が断然いいです。
関連記事:公務員から転職したくなったら今すぐするべき3つの理由【とりあえず3年は間違い】
新卒公務員からの転職の手順
新卒の公務員からの転職の手順としては以下の通りです。
step1:転職理由を明確にする
step2:キャリア設計&自己分析
step3:スキルを身につける(飛ばしてもOK)
step4:転職エージェントに登録
step1:転職理由を明確にする
一番最初にやるべきことは、「転職理由をはっきりさせる」ことです。
というのも、この転職理由を明確にすることで「本当に公務員を辞めるべきか」の整理ができます。
また、どういった理由で転職したいのかが決まれば、それを解消できる転職先候補も自然とわかってきます。
そうすれば、その転職先で必要なスキルもわかってきます。
さらにこの転職理由は、実際の選考においても非常に重要な役割を持っているのでこの段階ではっきりさせておくことが大切になります。
特に新卒公務員の場合、短期での離職になるため「転職理由」はかなり突っ込まれますのでこのステップは大事にしましょう。
詳しい手順は上記の記事でもご紹介していますが、次の通りに整理すればとりあえずは十分です。
①なぜ辞めたいのか?なぜ転職したいのか?(転職・退職理由)
②何をしたいのか?(転職理由)
③どんな働き方をしたいのか?(キャリア設計)
④将来どうなりたいのか?(キャリア設計)
⑤上記を解消できる業界・企業はどこか?(業界分析)
⑥その業界・企業で求められているスキル・経験は何か?(業界分析)
step2:自己分析
転職理由が明確になったら次は「自己分析」になります。
自己分析では、「自分の強み・弱み」「どういった経験があるのか」「スキルは十分にあるか」など自分のこれまでの経験を棚卸します。
step3:スキルを身につける
このステップは、新卒公務員であれば若さを武器にできるため飛ばしても問題ありません。
転職に不安のある人は、このステップを踏むことで成功率が上がりますよ。
次に重要なのは行きたい業界に必要なスキルを身につけることです。
例えばIT業界であれば、プログラミングやWEBデザイン、WEBマーケティングといった感じです。
スキルのない状態で転職しようとすると、ほとんどの人が失敗します。
企業の中途採用には1つの枠に対して多くの人が応募してきます。
もちろんこの応募者の中には、民間経験者が多数います。
すると、これといったスキルのない公務員は民間経験者には簡単に負けてしまうのです。
そのため、スキルを身につけてから転職活動を始めることで転職難易度は段違いに変わってきますし、成功させやすくなります。
具体的にどんなスキルを身につけるといい?
では、具体的にどんなスキルを身につければいいのか。
さきほども説明しました通り自分が行きたいと思う業界や職種に必要なスキルです。
例えば、以下の感じです。
・外資系企業→TOEIC
・経理職→簿記
・エンジニア→プログラミング
・WEBデザイナー→WEBデザイン
・WEBマーケター→WEBマーケティング
とはいえ、まだ具体的に決まってない人もいるかと思います。
そんな人はIT系のスキルをおすすめします。
関連記事:公務員から転職するならIT業界一択!3つの理由と転職成功の秘訣を紹介します。
step4:転職エージェントに登録
最後のステップが「転職エージェント」を利用することです。
正直、転職市場で不利な立場にある公務員が1人で転職活動をするのには限界がありますし、非常にきついです。
そのため、転職のプロに頼るのが1番です。
無料で利用できるので登録して損はないです。
そもそも、転職エージェントを利用するメリットして次の4つがあります。
・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集
・公務員の支援の実績が豊富
①求人の選定
自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。
また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。
せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。
この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。
また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。
というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、
ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。
そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。
②志望動機などのブラッシュアップ
転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます。
そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。
また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。
③情報収集
転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます。
というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。
そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。
また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。
そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます。
④公務員の支援の実績が豊富
転職エージェントでは、今まで数多くの公務員の転職を支援しています。
そのため、公務員からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。
これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。
事実、私の周りで公務員から転職をした人のほとんどは転職エージェントを利用していました。
まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。
無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。
おすすめの転職エージェントを知りたい!
おすすめの転職エージェントについては以下の記事でご紹介しています。
7社利用したからわかる!公務員が登録するべき転職エージェント
まとめ
今回は新卒で公務員を辞めたほうがいい人辞めないほうがいい人についてご紹介しました。
おさらいすると以下の通りです。
○公務員を辞めても問題ない人
①公務員の仕事に疑問を感じた
②公務員の仕事が自分に合わない
③スキルを活かした仕事がしたい
④労働環境がブラック企業並みの部署
○公務員を辞めないほうがいい人
①仕事よりも安定重視
②辞めたい理由が苦手な人がいる
③辞めたい理由が仕事ができない