公務員からの転職先でおすすめなのはたった2つだけ。【公務員との相性がいい!】

公務員からのおすすめの転職先を知りたいな。
出来れば、公務員からでも転職しやすくて活躍できるような仕事が知りたい。

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

公務員からの転職となると、初めての転職で、しかも仕事の性質が異なるところに飛び込むことになるので不安に感じる人もいるかと思います。

ですが、公務員から民間に転職しても普通にやっていくことはできます。

とはいえ、転職先を間違えてしまうと、「失敗したな」となってしまうことも多いです。

そこで、今回は

・公務員からのおすすめの転職先
・公務員からはおすすめできない転職先
・公務員から転職しても民間でやっていける
・公務員からの転職成功のコツ

についてご紹介します。

私をはじめとして公務員から転職した複数の知り合いの経験をもとにしていますので、参考になるかと思います。

公務員からのおすすめのたった2つの転職先

公務員からのおすすめの転職先は以下の2つだけです。

①IT業界
②コンサル

この2つが公務員におすすめなのは以下の3つによります。

①業界が安定している
②公務員からでも不利なく転職できる=利益追求の経験がそこまで重要ではない
③未経験でも転職できる

そのため、公務員からでも転職がしやすく、入社後も無理なく働くことができます。

①IT業界

1つ目の公務員からのおすすめの転職先は「IT業界」です。

正確に言うと以下の3つです。

①プログラマー
②WEBデザイナー
③WEBマーケター

業界が伸びている

IT業界は、今後も需要が伸びていく業界でもあり、安定性は公務員並みです。

関連記事:【就職・転職】安定+αを求めるなら公務員よりエンジニアになるべき4つの理由

また、ITスキルはくいっぱぐれのないスキルでもあるので、スキルを身につければどんな企業でも働くことができますし、フリーランスになる道さえもあります。

未経験でも転職しやすい

IT業界は未経験でも転職がしやすい業界です。

というのも、人材不足だからです。

引用:経済産業省

ITの需要は伸びている一方で、IT人材は慢性的に不足しています。

経済産業省の統計によりますと、2030年には最大で79万人IT人材が不足すると言われています。

そのため、公務員からでもチャレンジのしやすい業界でもあるのです。

個人的にはIT業界が最もおすすめ

個人的にはIT業界が最もおすすめです。

というのも、以下の理由によります。

①業界が安定している
②実力の分だけ給料が増える
③働き方を選べる
④会社に依存しなくても稼ぐ力が身につく

以上のようにIT業界はメリットが強いので、公務員からの転職先としては一番いいのかなと思います。

もちろん適性の問題もありますが、、、

詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、合わせてご覧ください。

関連記事:公務員から転職するならIT業界がおすすめ!3つの理由と転職成功の秘訣を紹介します。

②コンサル

公務員におすすめの転職先の2つ目が「コンサル」です。

公務員とコンサルも相性が良く、転職ももちろん入社後も無理なく働くことができます。

公務員とコンサルは仕事の相性がいい

公務員の仕事では、担当している事業の改善点や情勢や景気等の最近の傾向など様々な情報を分析して、上席に話を入れながら次年度に反映させていくことが多いですよね?

実は、この流れはコンサルでも同様です。

現状を分析して最適な提案をしていくのがコンサルの基本です。

程度の差はありますが、ベースとしては一緒のため、公務員でもなじみやすいのです。

特別なスキルがいらない

コンサルになるためには、特別なスキルは必要ありません。

どちらかというと、地頭の良さやコミュニケーション能力、論理的思考力のほうが重要です。

公務員であればこの辺は持ち合わせている人は多いので、転職もしやすいです。

官公庁出身者を求めている企業も多い

官公庁向けにコンサルをしているような企業では、官公庁出身者を積極的に採用する企業も多いです。

というのも、内部事情に詳しいから。

こういった企業では、多くの元公務員が活躍しています。

公務員からはおすすめできない転職先

一方で、公務員からの転職先でここだけは辞めておけという仕事もあります。

それは、

①事務職
②営業

の2つです。

①事務職

公務員からの転職先でおすすめできない1つ目は「事務職」です。

民間の事務職は、公務員とも親和性が高く転職がしやすい仕事ですが、正直お勧めできません。

というのも、

①将来性があまりない
②同じ事務職なら公務員のほうがメリットが多い

からです。

将来性があまりない

事務職はあまり将来性がよくありません。

というのも、AIの台頭により仕事が奪われてしまう可能性が高いから。

引用:総務省

総務省の調査からもわかります通り、事務系の仕事は減ることが予想されています。

そのため、将来的には食いぶちがなくなる可能性があります。

また、なんとか生き残れた場合でも給料はそこまで高くないことも容易に予想ができます。

同じ事務職なら公務員のほうがメリットが多い

事務職に転職するくらいなら公務員のままが良いです。

というのも、行う仕事のベースはそこまで変わらないから。

公務員であるメリットを失ってまでも転職する仕事ではありません。

私の友人でも経理職に転職した人がいましたが、正直給与面や安定性からみても公務員のままでいたほうが良かったかもと言っている人もいます。

同じような仕事に就くなら公務員のほうが圧倒的にメリットのほうが多いので転職する意味がありません。

②営業

公務員からの転職先におすすめしないのが「営業」です。

というのも、公務員と真逆の仕事だから。

特に影響が大きいのが「ノルマ」があることです。

これは公務員時代にが関係のない話でもあり、いきなり営業でノルマを課せられるとストレスも相当なものになります。

そのため、公務員から営業に転職するとついていけないということが多々あります。

公務員から転職しても民間でやっていける

これまで公務員からのおすすめの転職先をご紹介してきましたが、中には「民間でもやっていけるのかな」と不安な人はいるかと思います。

安心してください。

最初はきつく感じるかもしれませんが、すぐに慣れます。

というより最初からうまくできる人なんていませんよ。

私自身も最初の半年間くらいは、きつかったですが今では転職してよかったと思うくらいには民間企業でやっていけています。

それでもなんだか後悔しそうと悩んでいる方は以下の記事も合わせてご覧ください。

公務員からの転職成功のコツ

公務員からの転職の成功の秘訣は以下の通りです。

step1:転職理由を明確にする
step2:キャリア設計&自己分析
step3:スキルを身につける(飛ばしてもOK)
step4:転職エージェントに登録

step1:転職理由を明確にする

一番最初にやるべきことは、「転職理由をはっきりさせる」ことです。

というのも、この転職理由を明確にすることで「本当に公務員を辞めるべきか」の整理ができます。

また、どういった理由で転職したいのかが決まれば、それを解消できる転職先候補も自然とわかってきます

そうすれば、その転職先で必要なスキルもわかります。

さらに言えばこの転職理由は、実際の選考においても非常に重要な役割を持っているのでこの段階ではっきりさせておくことが大切になります。

詳しい手順は上記の記事でもご紹介していますが、次の通りに整理すればとりあえずは十分です。

①なぜ辞めたいのか?なぜ転職したいのか?(転職・退職理由)
②何をしたいのか?(転職理由)
③どんな働き方をしたいのか?(キャリア設計)
④将来どうなりたいのか?(キャリア設計)

⑤上記を解消できる業界・企業はどこか?(業界分析)
⑥その業界・企業で求められているスキル・経験は何か?(業界分析)

step2:自己分析

転職理由が明確になったら次は「自己分析」になります。

自己分析では、「自分の強み・弱み」「どういった経験があるのか」「スキルは十分にあるか」など自分のこれまでの経験を棚卸します。

step3:スキルを身につける

次に重要なのは行きたい業界に必要なスキルを身につけることです。

例えばIT業界であれば、プログラミングやWEBデザイン、WEBマーケティングといった感じです。

スキルのない状態で転職しようとすると、ほとんどの人が失敗します。

企業の中途採用には1つの枠に対して多くの人が応募してきます。

もちろんこの応募者の中には、民間経験者が多数います。

すると、これといったスキルのない公務員は民間経験者には簡単に負けてしまうのです。

そのため、スキルを身につけてから転職活動を始めることで転職難易度は段違いに変わってきますし、成功させやすくなります

具体的にどんなスキルを身につけるといい?

では、具体的にどんなスキルを身につければいいのか。

さきほども説明しました通り自分が行きたいと思う業界や職種に必要なスキルです。

例えば、以下の感じです。

・外資系企業→TOEIC
・エンジニア→プログラミング
・WEBデザイナー→WEBデザイン
・WEBマーケター→WEBマーケティング

とにかく公務員をやめたいけど、何のスキルを身につければ良いかわからない

そんな方には、これから伸びるIT系のスキルを身につけることがおすすめです。

具体的には「プログラミング」「WEBデザイナー」「WEBマーケティング」です。

先述しましたが、この3つは需要の高いスキルです。

また、これらのスキルはスクールに通うことで、スキル習得だけでなく転職支援がついていたりと手厚いサポートがうけられます。

なかには、転職成功率98%のスクールもありますよ。

もしプログラミングスクール等に興味がある方は、以下記事をぜひ覗いてみてください。

step4:転職エージェントに登録

最後のステップが「転職エージェント」を利用することです。

正直、転職市場で不利な立場にある公務員が1人で転職活動をするのには限界がありますし、非常にきついです。

そのため、転職のプロに頼るのが1番です。

無料で利用できるので登録して損はないです

そもそも、転職エージェントを利用するメリットして次の4つがあります。

・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集

・公務員の支援の実績が豊富

①求人の選定

自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。

また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。

せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。

この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。

また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。

というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、

ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。

そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。

②志望動機などのブラッシュアップ

転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます

そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。

また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。

情報収集

転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます

というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。

そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。

また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。

そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます

④公務員の支援の実績が豊富

転職エージェントでは、今まで数多くの公務員の転職を支援しています。

そのため、公務員からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。

これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。

事実、私の周りで公務員から転職をした人のほとんどは転職エージェントを利用していました。

まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。

無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。

おすすめの転職エージェントを知りたい!

おすすめの転職エージェントについては以下の記事でご紹介しています。

(まとめ)公務員からのおすすめの転職先はたった2つだけ

今回は公務員からのおすすめの転職先についてご紹介しました。

おさらいすると

①IT業界
②コンサル

の2つです。

これらは安定していますし、公務員からでも転職しやすいです。

とはいえ、経験や適正によっては他の仕事でも活躍できることは多いです。

ですので、一度転職しエージェントにキャリア相談をしてみてはいかがでしょうか。