警察官を辞めたい女性必見!警察官を辞めるメリットとデメリット【転職成功のコツもご紹介】
警察官を辞めたいけど、本当に大丈夫かな?
民間企業に転職したいけど難しいって聞くしなー。
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
憧れの職業と警察官になったものの、人間関係の悩みやワークライフバランスなどから警察官を辞めたいと思う女性は少なくないと思います。
そんな中で「本当に転職しても大丈夫かな」「民間企業でもやっていけるかなど」など転職に関する不安はありますよね?
そこで今回は、
・女性警察官が辞めたくなる理由
・警察官の女性が民間企業に転職するメリットデメリット
・警察官を辞めたい女性が転職を成功させるためのポイント
についてご紹介していきます。
目次
女性警察官が辞めたくなる理由
警察官を辞めたいと思っている女性には、様々な理由があるかと思います。
その中でも、辞めたい理由として多いのが、
①体力的・精神的に消耗してしまう
②人間関係に疲れた
の2つです。
①体力的・精神的に消耗してしまう
警察官は、とにかく拘束時間が長いです。
交番勤務の警察官は三交替制で、「当番(午前8時~翌朝8時までの24時間勤務)」「非番(勤務が無い日)」「日勤(午前8:30分から17:15分までの勤務)」のサイクルになります。
ただでさえ生活のリズムの崩れそうな勤務体制ですが、これに加えて不定期で呼び出しもあったりもします。
部署によっては数日間高速なんてこともあります。
そうなると、体力的にも精神的にも消耗しこれ以上耐えられないと辞めたくなるようです。
②人間関係に疲れた
人間関係に疲れて警察官を辞めたくなる女性も多い印象です。
というのも、警察官は上下関係が厳しい職業であるからです。
近年改善傾向にはありますが、それでも一度染みついた体質からはなかなか脱却はできません。
そのため、古い気質の人が多く「上が絶対」と考えている人はたくさんいます。
また、古い気質がゆえに少なくなったとはいえ、パワハラやセクハラの被害にあったりもします
こういった上下関係を始めとした人間関係に悩み、特に若手警察官は精神的に耐えられなく辞める人が多くなります。
警察官の女性が民間企業に転職するメリット
警察官の女性が民間企業に転職するメリットは次の4つです。
①プライベートの時間が増える
②ストレスが減る
③キャリアの選択肢が増える
②努力すれば収入アップが見込める
①プライベートの時間が増えた
警察官の女性が民間企業に転職するメリットの1つ目は、「プライベートの時間が増える」ことです。
警察官である以上、不規則な生活や長時間労働を避けることはできません。
一方で民間企業に転職した場合、まれに休日出勤はあるものの休みは基本的にしっかりとることができます。
実際に不規則な勤務でなくなったことはもちろん急な呼び出しもなくなり、自分の時間が確保できるようになったことで趣味など充実した生活できるようになったという人が多いです。
また、家庭を持っている人は家族との時間が増えたことが良かったという人が多いです。
②ストレスが減る
警察官の女性が民間企業に転職するメリットの2つ目は、「ストレスが減る」ことです。
というのも、厳しい上下関係やパワハラなどから解放されるから。
私の周りにはこれまで仕事に行くのがおっくうだったけど、今では仕事にやりがいをもって働いているという人が多いです。
また、警察官っ特有の仕事上のストレスから解放されます。
警察官は長い拘束時間や急な呼び出しに加え常に市民から監視されているため仕事上のストレスが多いですよね。
そういったストレスから解放されたことで、今では心の底から人生を楽しめている人が多いですよ。
③キャリアの選択肢が増える
警察官の女性が民間企業に転職するメリットの3つ目が「キャリアの選択肢が増える」ことです。
警察官に一度なってしまうと、「こういったキャリアを歩んでこれくらいの収入だろうな」ってその後の事をなんとなく想像できてしまいますよね?
一方で、民間企業では自分の行動や頑張り次第でできる仕事の幅も広がります。
そのため、キャリアの選択肢は無限にあるためやりがいといった面では警察官の時より圧倒的になります。
④努力すれば収入アップが見込める
警察官の女性が民間企業に転職するメリットの4つ目は、努力次第で収入アップが見込めることです。
警察官でいる限りいくら努力しても収入は横並びで差がつきません。
一方で民間企業では女性であっても努力次第で収入が増えることが多々あります。
(もちろんすべての民間企業がそうというわけではありませんが)
また、民間企業で副業ができるところが多いため、本業以外の収入を得ることができます。
私の周りの元警察官の女性ではこのタイプが多く、本業の収入が変わらないけど副業のおかげで全体の収入は警察官時代より圧倒的に多くなっている人もいます。
警察官の女性が民間企業に転職するデメリット
一方で、警察官の女性が民間企業に転職するデメリットもあります。
それは次の2つです。
①安定を失う
②転職しても悩みが解決されない場合がある
①安定を失う
警察官の女性が民間企業に転職するデメリットの1つ目は「安定を失う」ことです。
警察官を始めとした公務員は非常に恵まれています。
というのも、警察官では問題行動を起こさない限りリストラもなければ倒産も現状ありません。
給料の大幅な減少や未払いなんてこともありません。
加えて、女性ということで不当に給料が抑えられることがなければ、育休産休制度をはじめとした福利厚生も充実しています。
民間企業に転職するとこういった安定を失う可能性があります。
②転職しても悩みが解決されない場合がある
警察官の女性が民間企業に転職するデメリットの2つ目が、「転職しても悩みが解決されない場合がある」です。
例えば人間関係に悩み転職した場合、転職先でも同じ悩む可能性は十分にあります。
とはいえ、こちらについては辞めたい理由を解消できるように企業選びをしっかりすればリスクは減らすことはできます。
【前提】警察官からの転職は難しいのか?
警察官からの転職は、基本的に難しいです。
というのも、「民間で活かせるスキル」や「ビジネス経験」がないからです。
これは、警察官と民間企業の仕事がほとんど対極にあることが原因です。
具体的には、次の通りです。
警察官 | 民間企業 | |
---|---|---|
追求するもの | 公益性 | 利益 |
仕事の進め方 | 前例踏襲 | 新しいことにチャレンジ、主体的に創意工夫 |
ビジネス経験 | なし | あり |
専門性 | 警察内でしか通用しないスキルのみ | 業界・職種に特化したスキルが身につく |
警察官の仕事においてもスキルはある程度身につきますが、それはあくまでも警察内でしか役に立たず民間企業で活かせることはほとんどありません。
そのため、スキル不足と判断されて選考で落とされることが多くなります。
また、警察官と民間企業では「公益性」と「利益」と追及するものが違います。
そのため、仕事の進め方も違えば考え方も違います。
ですので、民間企業からしてみたら「利益を追求する」ビジネス経験がないため「ついてこれないのではないか」と思われ敬遠されてしまいます。
20代であればそこまで不利にならない
警察官からの転職は上記で説明した通り難しいです。
ですが、20代であればそこまで不利になることはありません。
というのも、以下の理由によります。
・全職種に転職しやすい
全職種に転職しやすい
警察官からの転職であっても、20代であれば未経験の職種であってもすべての職種に転職できるチャンスがあります。
特に大体25歳までの第二新卒といわれる期間にかぎると、更にその確率は上がります。
というのも、若いうちであれば「即戦力」もそうですが、「将来性」も重視されるからです。
つまり、それまでの実績よりこれからの伸びしろを見てくれる企業が多いのです。
そのため、未経験の業種であっても転職できるチャンスがあるのです。
もちろん中途採用なので、「即戦力」の採用としての側面もありますが、将来性も加味されており若いほど転職のハードルが下がってくるのです。
つまり若さというのは、1つの武器になります。
そのため、未経験の業種に確実に転職したいのであれば、20代のうちに、できれば第2新卒の間に転職を行ったほうが良いといえます。
>>>>警察官から民間企業に転職したいなら若いうちの方が有利になるたった2つの理由
警察官を辞めたい女性が転職を成功させる2つの方法
警察官を辞めたい女性が転職を成功させる方法は2つあります。
それは次の通りです。
①転職エージェントを利用する→20代、行きたい業界に必要なスキルがある
②スキルを身につける→行きたい業界に必要なスキルがない
①転職エージェントを利用する
警察官からの転職を成功させたいなら転職エージェントを利用することをおすすめします。
というのも、次の4点の理由によります。
・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集
・公務員の支援の実績が豊富
①求人の選定
自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。
また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。
せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。
この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。
また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。
というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、
ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。
そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。
②志望動機などのブラッシュアップ
転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます。
そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。
また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。
③情報収集
転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます。
というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。
そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。
また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。
そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます。
④警察官の支援の実績が豊富
転職エージェントでは、今まで数多くの女性警察官の転職を支援しています。
そのため、警察官からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。
これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。
事実、私の周りで公務員から転職をした人のほとんどは転職エージェントを利用していました。
まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。
無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。
おすすめの転職エージェントを知りたい!
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①女性が活躍できる求人を多数保有
②女性の転職支援実績が豊富
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そのほかのおすすめの転職エージェントについては以下の記事でご紹介しています。
>>>>7社利用したからわかる!公務員が登録するべき転職エージェント
②スキルの習得
2つ目は行きたい企業で求められているスキルを先に身につけてしまうことです。
ですので、転職先候補の業界や職種が決まったらそこで求められるスキルを身につけるようにしましょう。
具体的には次のような感じです。
・外資系→語学力、TOEICなど
・IT系→プログラミング、WEBデザイン、WEBマーケティングなど
・その他業種→その業界に必要な資格など
これらのスキルを身につけることで、人材価値は高まります。
そうすれば、実際に転職活動を始めた時には、そこまで苦労をせずに次の仕事を見つけることができますよ。
そもそも、スキルは比較的短期間で習得可能ですので、むしろ習得しないほうが損をします。
確実に転職したいならIT系のスキルがおすすめですよ。
IT業界は未経験でも高確率で転職することが可能です。
というのも、業界自体が伸びているから。
スキルがあれば転職は容易ですし、将来性もあります。
他のおすすめも知りたい人は以下の記事も合わせてご覧ください。
>>>>警察官からのおすすめの転職先はこの2業界!【決定版】
まとめ
今回は警察官を辞めたい女性に知ってほしい警察官を辞めるメリット・デメリットをご紹介しました。
おさらいすると以下の通りです。
①プライベートの時間が増える
②ストレスが減る
③キャリアの選択肢が増える
②努力すれば収入アップが見込める
①安定を失う
②転職しても悩みが解決されない場合がある
今回は以上です。
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