公務員を辞めるのはもったいない?【結局自分次第】
公務員を辞めたいと考えているけど、親や周りからはもったいないと言われる。
本当にもったいないのかな?
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
公務員を辞めたい理由は人それぞれかもしれませんが、いざ辞めようとすると親や周りから「もったいない」と猛反対されることが多いです。
実際に私も公務員を辞める時には猛反対された苦い記憶があります。
今回はそんな経験から公務員を辞めるのはもったいないことなのかご紹介していきます。
目次
公務員を辞めるのはもったいない?
結論から言いますと、公務員を辞めること自体は私自身そんなにもったいないことではないと思います。
別に公務員を辞めたからといって人生がそこで終わるわけではありません。
もしかしたら公務員時代より生き生きと働くことだってできるかもしれません。
事実私は公務員を辞めてから仕事の楽しさというものを初めて知ることができました。
とはいえ、中には公務員を辞めるのはもったいないという人も多数います。
その理由を私なりに考えてみました。
公務員を辞めるのはもったいないと考える人の2つの思考
公務員を辞めるのをもったいないという人は、次の2つの理由からそう言っていることが多いです。
・安定を捨てることになるから
・必死に勉強してなったから
確かにこれだけ見るともったいないように思えますよね?
安定を捨てることになるから
公務員を辞めるのはもったいないと言われる1つ目の理由が「安定を捨てることになるから」ことです。
公務員はあらゆる面で安定しています。
具体的には次の通り。
・毎月決まった給料がもらえる
・倒産しない
・リストラがない
・毎年昇給がある
・有給も取得しやすい
・福利厚生がいい
・社会的信頼も高い
公務員を辞めるのはもったいないという人は上記を失うことがもったいないと考えていることが多いです。
確かに、この不安定な世の中の中で「安定」は大切です。
そう言った面では公務員は現状最強なのかもしれません。
ですが、その安定はいつまで続くかわかりません。
今後倒産・リストラはほとんどないと思いますが、給料が下がることは容易に想像できます。
というのも、人口減少により税収は減りますし、経済が停滞すれば民間の給与は減り、それに準拠している公務員の給料も必然的に下がります。
となると、今までとは違い「低く安定」になり公務員としての旨みは消えてしまう可能性があります。
>>>>【悲報】公務員の将来性は暗い?それでも安定性は失われない
必死に勉強してなったから
公務員を辞めるのはもったいないと言われる2つ目の理由が「必死に勉強してなったから」ことです。
皆さんには公務員になるために、長期間必死に勉強したかと思います。
そういった人にとっては、せっかく勉強したのにもったいないと思う方も少なくないはずです。
ですが、それは別に公務員を辞めたからといって無駄になるわけではありません。
勉強の過程で得た「努力からの成功体験」や「知識・経験」は今後も活きてきます。
新たなスキルの習得であったりと。
そのため、必死に勉強したからもったいないという理由は見当違いです。
公務員を辞めることは全然もったいないことではない
公務員を辞めることは全然もったいないことではありません。
むしろ「安定」にしがみついて、自分に向いていない仕事をし続けるのは心身的にあまりよくないです。
やりたい仕事があるならなおさらです。
別に公務員を辞めても死ぬわけではありません。
若いうちなら何でもできますし、公務員を辞めてチャレンジしてみるのも長い人生を考えると選択肢としては十分ありです。
自分が納得して公務員を辞めるのであれば、他人がもったいないとか言う筋はないと思います。
要はあなたがもったいないと思わなければもったいないことでないです。
注:考えもなしに公務員を辞めるのはもったいないよ
「なーんだ、じゃあ今後について何も決まってないけど公務員辞めよう」
ちょっと待ってください。
確かに、公務員を辞めるのはもったいないことでないですが、考えもなしに辞めるのはもったいないです!
というのも、考えもなしに辞めてしまうと収入はなくなりますよね?
また、辞めてから転職先を探す場合、次の勤務先がなかなか見つからない可能性だってあります。
そうなると借金生活ってことも起こりえます。
考えなしに辞めるのはもったいないの度を超えてリスクでしかないです。
そのため、在職中に行動し次のことが決まってから辞めるようにしましょう。
>>>>公務員を辞めたい理由がはっきりしないなら辞めないほうがいい【後悔しますよ】
公務員を辞めたい人は在職中に行動し始めよう
「公務員を辞めたい」そんな人はまず在職中に行動をすることが大切です。
具体的には次の2つ。
・転職したい理由を考える
・転職に必要なスキルを身につける
転職したい理由を考える
まずなぜ公務員を辞めたいのか整理してみることが大事です。
というのも、転職したい理由がはっきりすることで次にすべきことが自然と決まってくるから。
例えば私の場合、次のような感じになりました。
いつまでもスキルを身につけられる環境で働きたい・テレワークしたい
↓
その理由を解消できる業界はIT業界だ
↓
転職するにはスキルが足りない
↓
プログラミングの勉強
また、転職理由が明確になることで、転職までブレなく行動することができます。
簡単にで構わないので以下の流れに沿って整理すればいいかと思います。
①なぜ辞めたいのか?なぜ転職したいのか?(転職・退職理由)
②何をしたいのか?何ができるのか?(転職理由・自己分析)
③どんな働き方をしたいのか?(キャリア設計)
④将来どうなりたいのか?(キャリア設計)
⑤上記を解消できる業界・企業はどこか?(業界分析)
⑥その業界・企業で求められているスキル・経験は何か?(業界分析)
具体的には以下の記事でもご紹介しています。
転職に必要なスキルを身につける
転職したい業界や職種が決まったら在職中に必要なスキルを身につけましょう。
というのも、スキルが身についていれば転職が楽になるから。
例えば以下のようなもの。
・プログラミング
・WEBデザイン
・マーケティング
・TOEIC
・仕事に必要な資格
個人的には、プログラミング・デザイン・マーケティングのITスキルのどれかがおすすめです。
というのも、IT業界は今後も伸び続けることが明白ですし、仕事に困ることはないからです。
>>>>公務員から転職するならIT業界がおすすめ!3つの理由と転職成功の秘訣を紹介します。
まとめ
今回は公務員を辞めることはもったいないのかについてご紹介しました。
人によってはもったいないというかもしれません。
ですが、自分自身が納得してもったいないと思わなければもったいなくないですよ。
今回は以上です。