公務員から転職したい女性におすすめの転職先と注意点
公務員辞めて民間に転職したい。
公務員から転職したい女性におすすめの転職先ってあるの?
今回はそんなあなたに向けて書いていきます。
公務員は安定していることもあり、人気の職業の1つです。
とはいえ、「人間関係の悩み」や「意外と激務だった」などといった理由から転職を考えている人も少なくありません。
そんな人にとっては、どんな仕事に転職すれば失敗しないか気になるところだと思います。
そこで今回は
・公務員から転職したい女性におすすめの転職先2選
・公務員から転職するメリットデメリット
・公務員から転職したい女性におすすめの転職活動方法
公務員から転職したい女性におすすめの転職先2選
公務員から転職したい女性におすすめの転職先は以下の2つです。
①事務職
②IT業界
公務員から転職したい女性におすすめの転職先①事務職
公務員から転職したい女性におすすめの転職先の1つ目は「事務職」です。
というのも、公務員での経験が活かせるからです。
公務員の仕事の大半は事務仕事のため、PCスキルや事務処理スピードなど民間企業の事務職においても活かすことができます。
そのため、仕事内容はあまり変えたくないけど公務員はやめたい人は事務職に転職をするのが良いでしょう。
また、担当での経験も以下のように活かすことができます。
〇人事系の担当に長く従事してた→人事・労務・秘書など
〇庶務系の担当に長く従事してた→総務・庶務など
〇予算・財務系の担当に長く従事してた→経理
このように事務系の職種であれば、スキル・経験ともに活かすことができるので、公務員から転職したい女性にはぴったりです。
公務員から転職したい女性におすすめの転職先②IT業界
公務員から転職したい女性におすすめの転職先の2つ目は「IT業界」です。
こちらは、仕事内容自体も変えたい人にはお勧めです。
その中でも特におすすめの職種が以下の3つになります。
①プログラマー
②WEBデザイナー
③WEBマーケター
これらの職種は需要も高く将来性が抜群です。
IT業界が自衛隊におすすめな理由として以下の3つがあります。
①業界が伸びている
②官僚からでも転職しやすい
③未経験からでも活躍できる
①業界が伸びている
1つ目のおすすめの理由が「業界自体が伸びている」ことです。
皆さんもご存じかと思いますが、現代ではITと生活は切っても切れない関係になっています。
それどころか、ITの発展は止まることを知りません。
そのため、IT業界の仕事はこれからも増え続けますしなくなることはありません。
つまり、将来性・安定性ともに抜群でおいておいて圧倒的に「明るい」業界なのです。
公務員並みの安定性でくいっぱぐれが起きないという意味で非常におすすめです。
関連記事:公務員から転職するならIT業界がおすすめ!3つの理由と転職成功の秘訣を紹介します。
②公務員からでも転職しやすい
IT系の職種は官僚からでも転職がしやすい職種です。
というのも、IT系の職種は常に人材不足だからです。
ITの需要は伸びている一方で、IT人材は慢性的に不足しています。
経済産業省の統計によりますと、2030年には最大で79万人IT人材が不足すると言われています。
そのため、一般的の転職に不利といわれている公務員からでもチャレンジのしやすい業界でもあるのです。
③未経験からでも活躍できる
3つ目が「未経験からでも活躍できる」ことです。
IT業界は、これまでの経験・背景に関係なくスキルさえあれば活躍できる業界です。
私をはじめとして、多くの元公務員が活躍しているのがこのIT系の職種です。
また、業界のトレンドも変化しやすいことから未経験でも不利にならない特殊な業界でもあります。
公務員の女性が民間企業に転職するメリット
公務員の女性が民間企業に転職するメリットは次の2つです。
①キャリアの選択肢が増える
②努力すれば収入アップが見込める
①キャリアの選択肢が増える
公務員女性が民間企業に転職するメリットで一番大きいのが「キャリアの選択肢が増える」ことです。
公務員に一度なってしまうと、「こういったキャリアを歩んでこれくらいの収入だろうな」ってその後の事をなんとなく想像できてしまいますよね?
つまり、将来の見通しが立てやすい反面仕事のモチベーションを保つのが難しいです。
一方で、民間企業では自分の行動や頑張り次第でできる仕事の幅も広がります。
そのため、キャリアの選択肢は無限にあるためやりがいといった面では公務員より圧倒的になります。
②努力すれば収入アップが見込める
2つ目は、努力次第で収入アップが見込めることです。
公務員でいる限りいくら努力しても収入は横並びで差がつきません。
一方で民間企業では女性であっても努力次第で収入が増えることが多々あります。
(もちろんすべての民間企業がそうというわけではありませんが)
また、民間企業で副業ができるところが多いため、本業以外の収入を得ることができます。
私の周りの元公務員の女性ではこのタイプが多く、本業の収入が変わらないけど副業のおかげで全体の収入は公務員時代より圧倒的に多くなっている人もいます。
公務員の女性が民間企業に転職するデメリット
一方で、公務員の女性が民間企業に転職するデメリットもあります。
それは次の2つです。
①安定を失う
②転職しても悩みが解決されない場合がある
①安定を失う
1つ目は「安定を失う」ことです。
公務員は非常に恵まれています。
公務員ではリストラもなければ倒産も現状ありません。
加えて、女性ということで不当に給料が抑えられることがなければ、育休産休制度をはじめとした福利厚生も充実しています。
また、バリバリ働きたい人にとっては管理職も目指しやすい環境です。
関連記事:【給料だけじゃない】女性こそ公務員になったほうが4つの理由
民間企業に転職するとこういった安定を失う可能性があります。
②転職しても悩みが解決されない場合がある
2つ目が、「転職しても悩みが解決されない場合がある」です。
例えば人間関係に悩み転職した場合、転職先でも同じ悩む可能性は十分にあります。
とはいえ、こちらについては辞めたい理由を解消できるように企業選びをしっかりすればリスクは減らすことはできます。
公務員からの転職成功のコツ
官僚からの転職の成功の秘訣は以下の通りです。
step1:転職理由を明確にする
step2:キャリア設計&自己分析
step3:スキルを身につける(飛ばしてもOK)
step4:転職エージェントに登録
step1:転職理由を明確にする
一番最初にやるべきことは、「転職理由をはっきりさせる」ことです。
というのも、この転職理由を明確にすることで「本当に公務員を辞めるべきか」の整理ができます。
また、どういった理由で転職したいのかが決まれば、それを解消できる転職先候補も自然とわかってきます。
そうすれば、その転職先で必要なスキルもわかります。
さらに言えばこの転職理由は、実際の選考においても非常に重要な役割を持っているのでこの段階ではっきりさせておくことが大切になります。
詳しい手順は上記の記事でもご紹介していますが、次の通りに整理すればとりあえずは十分です。
①なぜ辞めたいのか?なぜ転職したいのか?(転職・退職理由)
②何をしたいのか?(転職理由)
③どんな働き方をしたいのか?(キャリア設計)
④将来どうなりたいのか?(キャリア設計)
⑤上記を解消できる業界・企業はどこか?(業界分析)
⑥その業界・企業で求められているスキル・経験は何か?(業界分析)
step2:自己分析
転職理由が明確になったら次は「自己分析」になります。
自己分析では、「自分の強み・弱み」「どういった経験があるのか」「スキルは十分にあるか」など自分のこれまでの経験を棚卸します。
step3:スキルを身につける(業界によっては飛ばしてOK)
次に重要なのは行きたい業界に必要なスキルを身につけることです。
例えばIT業界であれば、プログラミングやWEBデザイン、WEBマーケティングといった感じです。
スキルのない状態で転職しようとすると、ほとんどの人が失敗します。
企業の中途採用には1つの枠に対して多くの人が応募してきます。
もちろんこの応募者の中には、民間経験者が多数います。
すると、これといったスキルのない教員は民間経験者には簡単に負けてしまうのです。
そのため、スキルを身につけてから転職活動を始めることで転職難易度は段違いに変わってきますし、成功させやすくなります。
具体的にどんなスキルを身につけるといい?
では、具体的にどんなスキルを身につければいいのか。
さきほども説明しました通り自分が行きたいと思う業界や職種に必要なスキルです。
例えば、以下の感じです。
・外資など→TOEIC
・事務職→MOS
・エンジニア→プログラミング
・WEBデザイナー→WEBデザイン
・WEBマーケター→WEBマーケティング
中でも下3つのIT系のスキルはスクールに通うことで、スキル習得だけでなく転職支援がついていたりと手厚いサポートがうけられます。
なかには、転職成功率98%のスクールもありますよ。
もしプログラミングスクール等に興味がある方は、以下記事をぜひ覗いてみてください。
step4:転職エージェントに登録
最後のステップが「転職エージェント」を利用することです。
正直、転職市場で不利な立場にある公務員が1人で転職活動をするのには限界がありますし、非常にきついです。
そのため、転職のプロに頼るのが1番です。
無料で利用できるので登録して損はないです。
そもそも、転職エージェントを利用するメリットして次の4つがあります。
・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集
・官僚の支援の実績が豊富
①求人の選定
自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。
また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。
せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。
この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。
また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。
というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、
ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。
そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。
②志望動機などのブラッシュアップ
転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます。
そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。
また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。
③情報収集
転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます。
というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。
そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。
また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。
そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます。
④公務員の支援の実績が豊富
転職エージェントでは、今まで数多くの官僚の転職を支援しています。
そのため、官僚からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。
これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。
事実、私の周りで官僚から転職をした人のほとんどは転職エージェントを利用していました。
まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。
無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。
おすすめの転職エージェントを知りたい!
公務員から転職したい女性におすすめの転職エージェントは、「パソナキャリア」です。
パソナキャリアは他の転職エージェントと比べ、女性の転職支援に力を入れています。
特に以下の点は、他の転職エージェントにはない強みとなっており、女性におすすめです。
①女性が活躍できる求人を多数保有
②女性の転職支援実績が豊富
③女性向けセミナーやイベントを開催
女性の転職に豊富な実績をもつ「パソナキャリア」は、登録しておいて損はないでしょう。
パソナキャリアに無料登録する他にもおすすめの転職エージェントを知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
まとめ
今回は公務員から転職したい女性におすすめの転職先についてご紹介しました。
民間企業への転職はメリットがある反面デメリットも必ず存在します。
今回の記事があなたの参考になればうれしいです。