教員から転職するなら20代がチャンスな3つの理由。【善は急げ】

今20代の教員だけど転職したい。
けど、教員からの転職は難しい聞くし不安、、、

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

・雑務が多い
・親や生徒などとの人間関係につかれた
・残業が多い
・土日も部活で休めない

晴れて教員になったものの、上記のように教員を辞めたいと悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。

この記事を読んでくださっているあなたも、おそらくその1人だと思います。

しかし、「本当に教員を辞めても大丈夫なのか」「教員から転職できるのか」等の不安から一歩踏み出せない人も多いかと思います。

結論から言ってしまいますと、教員からの転職は可能です。

特に20代のうちであればなおさらです。

私自身は教員ではありませんが、同じ公務員として転職活動の後に民間企業から内定をいただいております。

そこで今回は

・教員から転職するなら20代がチャンスな理由
・教員から転職するデメリット
・20代の教員が転職を成功させるポイント

についてご紹介していきます。

実際に20代で教員から転職した複数の知り合いの話をもとに書いていきますので参考になるかと思います。

教員から転職するなら20代がチャンスな3つの理由

教員を始めとした公務員からの転職は一般的に難しいと言われています。

>>>>公務員から民間への転職は難しいのか?【内定はもらえます!】

しかし、20代のうちであれば教員からの転職はそこまで難しいものではありません。

というのも以下の3つによります。

①若さが武器になるから
②たくさんの選択肢があるから
③教員に染まり切っていないから

①若さが武器になるから

教員から転職するなら20代がチャンスな1つ目の理由が「若さが武器になるから」です。

先ほども言いましたが一般的に教員から民間企業への転職は難しいと言われています。

なぜなら民間企業で働く上で重要な「スキル」と「経験」が足りていないからです。

一方で、20代の教員であれば転職はあまり難しくありません

というのも、20代の場合スキルや経験よりもこれからの伸びしろである「ポテンシャル」を重視してくれる企業が非常に多いからです。

特に25歳くらいまでのいわゆる第二新卒といわれる期間であればその傾向は顕著です。

実際に私も20代のうちに2回公務員からの転職活動をしましたが、両方とも複数社から内定をもらえています。

ですので、教員からの転職がそこまで不利にならないため20代で転職するのがチャンスになります。

②たくさんの選択肢があるから

教員から転職するなら20代がチャンスな2つ目の理由が「たくさんの選択肢があるから」です。

先ほども言いましたが、20代であればポテンシャル重視で採用してくれる企業は多いです。

つまり、どんな業界・職種にでも転職できるチャンスがあります

実際に私の知り合いも、様々な業界・職種を受けていましたが門前払いになることはほとんどなかったです。

これが30代・40代になっていくと、スキルや経験を重視されるようになるため、自然と教員から転職できる職種は限られてしまいます。

③教員にまだ染まり切っていない

教員から転職するなら20代がチャンスな3つ目の理由が「教員にまだ染まり切っていない」ことです。

若ければ若いほど教員という組織に染まり切っておらず、民間への転職がしやすくなります。

教員と民間企業では、体質も違えば仕事の進め方などあらゆる場面で違いが出てきます。

そのため、「教員出身者は民間企業になじめないのでは?」と採用担当者に敬遠されてしまいます。

しかし、若いうちであれば体力があり吸収力も高くそもそも組織に染まり切っていないことがほとんどです。

つまり、企業側も自分の組織に適応させるのにそこまで苦労をしないで済むのです。

また、転職者側としても組織にすぐになじめるため、せっかく転職したのに早期退職するといったことを少なくすることができます。

一方で、長年教員として働いていると「自分の中での仕事の進め方が固定化されてしまい変化に対応できない」、「民間に必要なスキルが足りない」といったことが起こります。

また、そのような人材は、企業側も採用を避けてしまうため民間企業への転職が非常に難しくなってしまいます。

ですので、20代のうちに転職をすることがチャンスにつながってきます。

20代で教員から転職するデメリットもあります

一方で20代の教員から転職するデメリットもあります。

それは「年収が下がる」ことです。

全員が全員下がるというわけではありませんが、ほとんどの人はさがるでしょう。

というのも、教員からの転職の場合、未経験での採用であることが一般的なため新卒程度の年収になるからです。

私の友人なんかは教員時代450万だった年収が400万に下がったと言っていました。

とはいえ、年齢を重ねるほどの年収のギャップは大きくなるので、20代のうちに転職することで年収のギャップを小さく抑えることができるとも言えます。

もし、教員時代より年収を上げたいのであればコンサル業界がおすすめです。

>>>>公務員からコンサルは転職しやすい?その3つの理由と転職成功の方法をご紹介!

教員から民間企業への転職を成功させるたった2つのポイント

!

教員から民間企業への転職を成功させるポイントは次の2つです。

・プロに頼る
・スキルを身につける

プロに頼る

確実に転職活動を成功させたい方は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

というのも、転職エージェントでは書類や面接の対策をしてくれますし、面談を通して自分のキャリアに合いそうな求人を紹介してもらえます。

実際に私も、転職エージェントを利用したおかげで書類選考や面接にあまり苦労はしませんでした。
また、自分では想像をしていなかった職との出会いもありました。

そのため、転職エージェントを利用することが転職成功への近道だといえます。

スキルを身につける

2つ目のコツは、「行きたい業界に必要なスキルを身につける」ことです。

個人的にはこちらをおすすめします。

というのも、スキルを身につけてからの方が転職がスムーズにいくから。

行きたい業界が決まっている場合、その業界に必要なスキル・資格を身につけましょう。

例えば、次のような感じです。

・経理職につきたい→簿記検定を取得する
・IT企業で働きたい → プログラミング・WEBデザインを勉強・ブログ運営する
・外資系で働きたい→英語を勉強する。

もちろん、スキル自体転職に役立ちますし、そのスキルを身につけるための努力も面接でのアピールにつながります。

とにかく教員をやめたいけど、何のスキルを身につければ良いかわからない

そんな方には、これから伸びるIT系のスキルを身につけることがおすすめです。

具体的には

・プログラミング
・WEBデザイン
・WEBマーケティング

です。

これらは、本業にしても需要がありますし、将来的に独立してフリーランスの選択肢もとれるスキルです。

>>>>公務員から転職するならIT業界がおすすめ!3つの理由と転職成功の秘訣を紹介します。

また、これらのスキルはスクールに通うことで、スキル習得だけでなく転職支援がついていたりと手厚いサポートがうけられます。

なかには、転職成功率98%のスクールもあります。

もしプログラミングスクール等に興味がある方は、以下記事をぜひ覗いてみてください。

30代以降の教員は転職できないの?

ここまで若ければ転職のチャンスは十分にあるとお話ししましたが、30歳以降でも転職はできます。

とはいえ、難易度は20代の頃に比べ上がってしまうのが現状です。

また、30代であっても前半なのか後半なのかでも難易度は段違いに変わってきます。

そのため、転職したい場合は少しでもはやくすることをおすすめします。

関連記事:【公務員から転職】30代はラストチャンス?確実に転職したいならIT業界一択!

まとめ

今回は、教員から転職するなら20代がチャンスな理由についてご紹介しました。

おさらいしますと以下の3つの理由です。

①若さが武器になるから
②たくさんの選択肢があるから
③教員に染まり切っていないから

20代のうちであれば、異業種にも転職できるチャンスは十分にあります。

皆さんの参考なれば光栄です。