民間企業から公務員に転職して後悔したこと【超まとめ】
今民間企業で働いているけど、公務員に転職しようか考えている。
でも後悔しないか心配、、、
今回はそんな疑問を解消する記事を書いていきます。
「安定した暮らしがしたい」「楽な仕事をしたい」など理由は様々ですが公務員に転職する人も増えてきています。
しかし、事前に情報収集するなどせずイメージだけで転職してしまうと後悔する可能性が高くなります。
実際に私の同僚にも民間から公務員に転職した人は、たくさんいますがやはり一定数は後悔していました。
今回はそんな後悔した人たちにインタビューをして具体的にどういった点を後悔しているのかまとめました。
これから公務員への転職を考えている人の参考になればと思います。
目次
民間企業から公務員に転職して後悔したこと【超まとめ】
民間企業から公務員に転職して後悔している人は次の点で後悔している人が多いです。
①給料が下がった
②意外と残業が多い
③仕事がつまらなくモチベーションが上がらない
④人間関係がめんどくさい
⑤サービス残業があった
⑥精神的にきつい時がある
⑦休日出勤がある
1つずつ説明しますね。
後悔①給料が下がった
民間企業から公務員に転職して後悔していることの1つ目は「給料が下がった」ことです。
公務員といえば給料が高いイメージがあるかもしれません。
しかし、年功序列であるため若いうちは中小企業と同等か少し多いくらいになります。
そのため、転職してからしばらくは前職より給料が低くなるということがあります。
特に公務員の場合は銀行からの転職者が多いため、給料のギャップに悩むみたいです。
公務員の給料については以下の記事でご紹介しています。
後悔②意外と残業が多い
民間企業から公務員に転職して後悔していることの2つ目は「意外と残業が多い」ことです。
公務員は定時で帰れるというイメージは皆さんお持ちだと思います。
しかし、公務員には毎日定時で帰れる部署なんてありません。
どの部署であっても少なからず残業は発生しますし、中には月100時間を超える残業をする部署さえあります。
そのため、定時で帰れて楽だからという理由で公務員に転職してきた人は後悔していました。
詳しくは以下の記事でもご紹介しています。
後悔③仕事がつまらなくモチベーションが上がらない
民間企業から公務員に転職して後悔していることの3つ目は「仕事がつまらなくモチベーションが上がらない」ことです。
公務員の仕事は民間企業に比べるとつまらないです。
というのも、民間のように何か自分で考え行動していくというよりは、決められた仕事を淡々と進めていくことが基本だから。
要は毎日同じようなことの繰り返しになります。
また、公務員では個人の裁量がほとんどないため、自分のアイデアを事業に反映させることも難しくなります。
そのため、ルーティンワークは苦手・自分の発想を活かした仕事をしたい人は公務員に転職して後悔することが多くなります。
詳しくは以下の記事でもご紹介しています。
後悔④人間関係がめんどくさい
民間企業から公務員に転職して後悔していることの4つ目は「人間関係がめんどくさい」ことです。
公務員の人間関係は特殊で閉鎖的です。
公務員として働く人には、よそ者を歓迎するというようなオープンなものではなく、限られた小さなコミュニティを好む人も少なからずいます。
そのため、民間企業から転職してきた人の中には溶け込むのに苦労したって人もいます。
後悔⑤サービス残業があった
民間企業から公務員に転職して後悔していることの5つ目は「サービス残業があった」ことです。
公務員の残業代は予算で決められており、その予算を超えてしまうと残業代は出ません。
また、2時間以上残業をしないと残業の申請をしないといった職場内の不文律があったりもします。
つまり、サービス残業が発生しやすい環境にあります。
そのため、実際には残業しているのにサービス残業になってしまうことに後悔をする人もいます。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
後悔⑥精神的にきつい時がある
民間企業から公務員に転職して後悔していることの6つ目は「精神的にきつい時がある」ことです。
公務員には民間企業のように数字に追われるプレッシャーはありません。
しかし、公務員にも特有の精神的にきつい場面はあります。
・議員対応
・住民対応
・有事の時には超激務
など。
こういったことが性格的に合わないと後悔すると感じることが多いです。
>>>>公務員が感じるストレス6選【ストレスでリタイアした元公務員が厳選】
後悔⑦休日出勤がある
民間企業から公務員に転職して後悔していることの7つ目は「休日出勤がある」ことです。
公務員は土日は必ず休めるイメージがあるかと思います。
しかし、配属部署によっては普通に休日出勤はあります。
例えば、土日にイベントを開催しているような部署や単純に仕事量が多く平日では終わり切らないような部署。
基本的に休日出勤した際は振替休日は取得できますが、たいていこういった部署は平日も忙しいのでなかなか取得することができません。
私自身も2カ月間振替休日が取れなかったこともあります。
後悔番外編
上記の6つが代表的な後悔になりますが、人によっては他にもあったりします。
例えば、次のようなもの。
・ストレスがたまりやすい
・無意味な仕事ばかり
・楽しくない
・きつい
後悔している部分もあるが、トータルでは転職してよかったと思う人がほとんど
これまでご紹介したように後悔する場面は多々あります。
ですが、様々な面をトータルで考慮した場合公務員に転職してよかったと思っている人がほとんどです。
というのも、公務員にしかない魅力もあるから。
具体的には次の2つです。
・仕事へのプレッシャーがない
・プライベートの時間を確保しやすい
仕事へのプレッシャーがない
公務員の仕事は、民間に比べて圧倒的にプレッシャーはありません。
というのも、民間企業のように利益を追求する組織ではないで「数字」に追われなくて済むから。
ノルマなんかありませんし、成果を出す必要もありません。
確かに公務員にもきつい仕事はあります。
しかし、それでも目の前の仕事を淡々とこなせばいいだけなので、仕事へのプレッシャーは少ないです。
>>>>公務員にはノルマがないから楽?それだけでは楽とは言えない【難しい仕事もあり】
プライベートの時間を確保しやすい
公務員では、平日・休日ともにプライベートの時間を確保しやすいです。
確かに残業や休日出勤もありますがそれでも民間に比べたら少ないです。
しかも、有給休暇や育児休暇をはじめとした各種休暇制度も取得しやすい環境なので、自分の時間を大事にしたい人には魅力的かと思います。
民間企業から公務員への転職を後悔しないためには?
民間企業から公務員への転職を後悔しないためには、まずなにより「情報収集」が大切です。
転職後にイメージと違ったとなっては、もう手遅れです。
そのため事前に「公務員とはどんな仕事をしているのか」「環境はどういった感じなのか」などしっかり下調べすることでミスマッチは防げます。
ネットやSNSで検索すれば、公務員のリアルな部分を紹介している人もたくさんいます。
(中には悪意を持って書いていている人もいますが、、、)
Vokersなどのサイトでも情報は収集できます。
ぜひ、転職する前に下調べだけは欠かさずに行うことをおすすめします。
試験や勉強の情報収集を効率的に進めたい方は
試験や勉強の情報収集を効率的に進めたい方は、クレアールが作っている「公務員転職ハンドブック」がおすすめです。
この冊子には、社会人から公務員を目指すにあたって必要な情報がすべて詰め込まれています。
具体的には次の通りです。
- 各試験の受験資格やスケジュール
- 区分や職種などの基本情報
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- 社会人から公務員合格体験記
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正直この一冊さえ持っていれば、情報収集は十分なくらいできます。
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公務員講座資料請求まとめ
民間企業から公務員に転職して後悔することは主に次の6つです。
①給料が下がった
②意外と残業が多い
③仕事がつまらなくモチベーションが上がらない
④人間関係がめんどくさい
⑤サービス残業があった
⑥精神的にきつい時がある
⑦休日出勤がある
しかし、それでもトータルで考えてると公務員に転職してよかったと思う人が多いです。
ぜひ皆さんの参考になればうれしいです。
今回は以上です。