教員からの転職を目指す女性に知ってほしいメリットとデメリット。教員女性の転職成功の秘訣もご紹介。
もう教員を辞めたい。
でも教員は安定した職業だし、女性で辞めるのはもったいないのかな。
今回はそんなあなたに向けて記事を書いていきます。
教員は、公務員の一種であることから世間的には安定した職業の1つです。
とはいえ、現在教員として働いている女性の中には、「人間関係の悩み」や「思ったより激務」などといった理由から辞めたいと思う人も少なくないと思います。
そんな中でも「教員を辞めても大丈夫か」「民間企業でもやっていけるかなど」など転職に関する不安はありますよね?
そこで今回は、
・教員の女性が民間企業に転職するメリットデメリット
・教員の女性が辞めることはもったいないのか
・教員から転職したい女性がやるべきたった1つの準備
・女性教員が転職に成功するための2つの方法
についてご紹介していきます。
目次
教員の女性が民間企業に転職するメリット
教員の女性が民間企業に転職するメリットは次の4つです。
①プライベートの時間が増える
②必要以上に気を遣う必要がなくなる
③キャリアの選択肢が増える
④努力すれば収入アップが見込める
①プライベートの時間が増える
教員の女性が民間企業に転職するメリットの1つ目が「プライベートの時間が増える」ことです。
教員になってしまうと授業の準備を始めとして、かなり長時間拘束されてしまうことがしばしばありますよね
加えて部活動の顧問になってしまうと、休日も返上して働かなくてはいけません。
そうなると、自分の時間というものが限られてしまいます。
一方で民間企業に転職したい場合、まれに休日出勤はあるものの休みは基本的にしっかりとることができます。
そのため、プライベートの時間をしっかり確保できるのは大きなメリットですよね。
②必要以上に気を遣う必要がなくなる
教員の女性が民間企業に転職するメリットの2つ目が「必要以上に気を遣う必要がなくなる」ことです。
教員は想像以上に気を遣う職業です。
生徒同士のいざこざや保護者対応など。
近年ではモンスターペアレントの問題もあり、ストレスは大きいですよね。
教員から民間企業に転職することで、こういった必要以上に気を使わなくなるのもメリットです。
③キャリアの選択肢が増える
教員の女性が民間企業に転職するメリットの3つ目が「キャリアの選択肢が増える」ことです。
教員に一度なってしまうと、「こういったキャリアを歩んでこれくらいの収入だろうな」ってその後の事をなんとなく想像できてしまいますよね?
新任の教員もベテラン教員も基本的にやることは同じですからね。
一方で、民間企業では自分の行動や頑張り次第でできる仕事の幅も広がります。
そのため、キャリアの選択肢は無限にあるためやりがいといった面では教員より圧倒的になります。
④努力すれば収入アップが見込める
教員の女性が民間企業に転職するメリットの4つ目が「努力次第で収入アップが見込めること」です。
教員でいる限りいくら努力しても収入は横並びで差がつきません。
一方で民間企業では女性であっても努力次第で収入が増えることが多々あります。
(もちろんすべての民間企業がそうというわけではありませんが)
また、民間企業で副業ができるところが多いため、本業以外の収入を得ることができます。
私の周りの元教員の女性ではこのタイプが多く、本業の収入が変わらないけど副業のおかげで全体の収入は教員時代より圧倒的に多くなっている人もいます。
教員の女性が民間企業に転職するデメリット
一方で、教員の女性が民間企業に転職するデメリットもあります。
それは次の2つです。
①安定を失う
②転職しても悩みが解決されない場合がある
①安定を失う
1つ目は「安定を失う」ことです。
教員は非常に恵まれています。
教員はリストラもなければ倒産も現状ありません。
加えて、女性ということで不当に給料が抑えられることがなければ、育休産休制度をはじめとした福利厚生も充実しています。
関連記事:【給料だけじゃない】女性こそ公務員になったほうが4つの理由
民間企業に転職するとこういった安定を失う可能性があります。
②転職しても悩みが解決されない場合がある
2つ目が、「転職しても悩みが解決されない場合がある」です。
例えば人間関係に悩み転職した場合、転職先でも同じ悩む可能性は十分にあります。
とはいえ、こちらについては辞めたい理由を解消できるように企業選びをしっかりすればリスクは減らすことはできます。
教員の女性が辞めるのはもったいないのか
女性の教員が辞めようと思うときに弊害になるのが、周りからの「もったいない」という声です。
たしかに教員は世間的に安定しているので、そういった声があることは当然だと思います。
しかし、それを決めるのは本人です。
自分が納得したうえで辞めるのであればもったいないということは決してありません。
とはいえ、何も考えなしで辞めるのはもったいないと私は思いますよ
>>>>教員を辞めて転職したら後悔したこと5選【元教員から学ぶ後悔しない方法もご紹介します】
>>>>教員を辞めるのはもったいない?肯定派否定派の意見から検証
教員から転職したい女性がやるべきたった1つの準備
教員から転職したい女性がまず先にやるべき準備は至ってシンプルです。
それは、「転職理由の明確化」です。
転職理由の明確化
まずやるべきことが転職理由の明確化です。
というのも、この転職理由を明確にすることで「本当に教員を辞めるべきか」の整理ができます。
また、どういった理由で転職したいのかが決まれば、それを解消できる転職先候補も自然とわかってきます。
そうすれば、その転職先で必要なスキルもわかってきます。
さらにこの転職理由は、実際の選考においても非常に重要な役割を持っているのでこの段階ではっきりさせておくことが大切になります。
詳しい手順は上記の記事でもご紹介していますが、次の通りに整理すればとりあえずは十分です。
①なぜ辞めたいのか?なぜ転職したいのか?(転職・退職理由)
②何をしたいのか?何ができるのか?(転職理由・自己分析)
③どんな働き方をしたいのか?(キャリア設計)
④将来どうなりたいのか?(キャリア設計)
⑤上記を解消できる業界・企業はどこか?(業界分析)
⑥その業界・企業で求められているスキル・経験は何か?(業界分析)
教員から転職したい女性が転職を成功させる2つの方法
教員から転職したい女性が転職を成功させる方法は2つあります。
それは次の通りです。
①転職エージェントを利用する→20代、行きたい業界に必要なスキルがある
②スキルを身につける→行きたい業界に必要なスキルがない
①転職エージェントを利用する
教員からの転職を成功させたいなら転職エージェントを利用することをおすすめします。
というのも、次の4点の理由によります。
・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集
・公務員の支援の実績が豊富
①求人の選定
自分1人で進める場合、数多くある求人の中から自分に合った求人を探すのは非常に大変です。
また、ブラック企業を見抜くのは難しいですよね。
せっかく下準備をしたのにブラック企業に転職になってしまったら元も子もないです。
この点、転職エージェントでは、希望やスキル・経験から自分に合った求人を紹介してくれます。
また、転職エージェントが保有する求人はブラック企業であることが非常に少ないです。
というのも、求職者をブラック企業に転職させてしまい、それが口コミで広がってしまうとビジネスが成り立たなくなるためです、
ですので、転職エージェントでは極力ブラック企業を排除するようにしているのです。
そのため、転職エージェントを利用することでスムーズかつ良い企業への転職がしやすくなります。
②志望動機などのブラッシュアップ
転職エージェントでは、自己PRや志望動機などを少しでも魅力的に企業の採用担当者に伝わるように一緒にブラッシュアップしてくれます。
そのため、実際の面接においても面接官から好印象を持たれるようになります。
また、企業ごとに書類をどんな内容にすればいいのかアドバイスをくれるので、書類審査の面においても通りやすい書類を簡単に作成できるようになります。
③情報収集
転職エージェントは、情報収集の面においても非常に役立ちます。
というのも転職エージェントでは、採用担当者のみならず現場やトップともパイプを持っていることが多いためです。
そのため、求人票だけでは分からないリアルな社内の様子や空気について聞くことができるので、企業選びや面接対策に役立ちます。
また、面接が決まると「企業の採用担当者がどういった点を重要視しているか」や、過去の傾向から「どういった質問が多いか」などを教えてくれます。
そのため、自分1人でや転職活動をするより遥かに効率良く、要点を押さえて面接に臨むことができます。
④教員の支援の実績が豊富
転職エージェントでは、今まで数多くの教員の転職を支援しています。
そのため、教員からの転職を成功させるノウハウや経験が蓄積されています。
これらは結構貴重で、自分一人で進めていては決して手に入らない情報です。
事実、私の周りで教員から転職をした女性は転職エージェントを利用していました。
まあ、転職エージェントを利用している人ほど次の仕事が決まるのが早かったです。
無料で利用できるので、話をだけ聞くだけでも価値はあります。
おすすめの転職エージェントを知りたい!
公務員から転職したい女性におすすめの転職エージェントは、「パソナキャリア」です。
パソナキャリアは他の転職エージェントと比べ、女性の転職支援に力を入れています。
特に以下の点は、他の転職エージェントにはない強みとなっており、女性におすすめです。
①女性が活躍できる求人を多数保有
②女性の転職支援実績が豊富
③女性向けセミナーやイベントを開催
女性の転職に豊富な実績をもつ「パソナキャリア」は、登録しておいて損はないでしょう。
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その他おすすめの転職エージェントについては以下の記事でご紹介しています。
>>>>7社利用したからわかる!公務員が登録するべき転職エージェント
②スキルの習得
2つ目は行きたい企業で求められているスキルを先に身につけてしまうことです。
ですので、転職理由の明確化を通して、転職先候補の業界や職種が決まったらそこで求められるスキルを身につけるようにしましょう。
具体的には次のような感じです。
・外資系→語学力、TOEICなど
・IT系→プログラミング、WEBデザイン、WEBマーケティングなど
・その他業種→その業界に必要な資格など
これらのスキルを身につけることで、人材価値は高まります。
そうすれば、実際に転職活動を始めた時には、そこまで苦労をせずに次の仕事を見つけることができますよ。
そもそも、スキルは比較的短期間で習得可能ですので、むしろ習得しないほうが損をします。
確実に転職したいならIT系のスキルがおすすめですよ。
IT業界は未経験でも高確率で転職することが可能です。
というのも、業界自体が伸びているから。
スキルがあれば転職は容易ですし、将来性もあります。
まとめ
今回は教員からの転職を目指す女性に知ってほしいメリットデメリットについてご紹介しました。
おさらいしますと、以下の通りです。
①プライベートの時間が増える
②必要以上に気を遣う必要がなくなる
③キャリアの選択肢が増える
④努力すれば収入アップが見込める
①安定を失う
②転職しても悩みが解決されない場合がある