【超まとめ】警察官から民間企業への転職を成功させるロードマップ【6つのステップ】
警察官から民間企業へ転職したいけど具体的に何をすればいいか分からない。
今回はそんなあなたに向けたまとめになります。
近年、「体力的・精神的にきつい」「やりがいがない」など言った理由から民間企業に転職したい警察官は近年増加傾向にあります。
とはいえ、警察官から民間企業に転職を検討しているけど具体的に何をすればいいかわからないという人は多いと思います。
そこで、今回は警察官から民間企業に転職するための6つのステップについてご紹介していきます。
目次
STEP1:警察官から民間企業への転職について知る
警察官から民間企業への転職は、基本的に難しいと言われています。
というのも、警察官からの転職となると、
〇民間企業で活かせる経験やスキルが足りない
〇組織体制の違い(仕事の進め方、利益追求経験等)
といった理由から他の求職者に比べて、不利な立ち位置にいるからです。
そのため、警察官から民間企業への転職は基本的に難易度が高くなっています。
詳しくは「警察官からの転職は難しい?成功のコツは?」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
【年代別】警察官から民間企業への転職難易度
警察官からの転職は難易度が高いとご紹介しましたが、その難易度は年齢によっても変わってきます。
年代 | 難易度 |
---|---|
20代 | 低~中 |
30代 | 中~高 |
40代以降 | 高 |
それぞれの年代ついて簡単にご紹介しますね。
20代の警察官から民間企業への転職難易度
20代での転職を考えている場合、20代前半か後半かで転職の難易度は若干変わってきます。
まず、20代前半であれば警察官から民間企業への転職は、そこまで難易度が高くありません。
というのも、20代前半であれば
・企業もスキルがないことを前提に採用している
・警察組織という独特の組織に染まり切っていない
といった理由からそこまで不利にならないからです。
最近では第二新卒の採用をしている企業も多くあるので、このことも相まって警察官からの転職は簡単と言えます。
詳しくは「20代前半の公務員からの転職はぶっちゃけ余裕です」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
20代後半の警察官からの転職難易度
20代後半の警察官からの転職についてもそこまで難易度は高くありません。
しかし、20代後半になると
①20代前半の求職者に「若さ」で負ける
②同年代には「スキル」で負ける
③「経験やスキル」求める企業も出てくる。
といった理由から、20代前半のころに比べて少し難易度は上がってしまいます。
詳しくは「20代後半の公務員は民間企業に転職できる?←戦略が大事!」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
30代以降の警察官からの転職難易度
30代になると公務員からの転職の難易度は難しくなってきます。
というのも、この年代になると企業側も即戦力の人材を採用したいことから「スキル」や「経験」を十分に有している人材が求められるからです。
その点30代以降の警察官は
①スキル不足
②マネジメント経験不足
といった理由で不利になってしまうからです。
詳しくは「30代公務員からの転職はぶっちゃけ難しい。」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
STEP2:警察官を辞めた後のことについて知る
警察官からの転職ロードマップの次のステップが公務員を辞めた後のことを知ることです。
というのも、警察官には警察官のならではの良さや悪い面がありますが、同様に民間企業にも良い面と悪い面がそれぞれあるからです。
そのため、警察官から転職した後のことをよく調べず、ただ漠然と辞めてしまうと後悔することになります。
ですので、この段階で警察官を辞めた後のことを理解しておくことが重要です。
①警察官から転職してよかったこと
警察官から転職して良かったと感じることはたくさんあります。
中でも、警察官から転職した人に共通するのが以下の4点。
・プライベートが確保できるようになった
・人間関係のストレスが軽減した
・仕事上のストレスが軽減した
・サービス残業から解放された
詳しくは「【体験談】警察官を辞めたい?辞めてよかったこと選【超まとめ】」の記事でご紹介していますのであわせてご覧ください。
②警察官から転職して後悔したこと
反対に警察官から転職して後悔したと感じる人も多くいます。
そういった人に共通なのが
①退職金が少ない
②収入が不安定になった
③雇用の安定がなくなった
④収入が一時的に少なくなった
です。
詳しくは「警察官から転職して後悔したこと6選【辞めなければ良かった?】」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
③公務員を辞めてどうなった?
警察官をはじめとして公務員を辞めて民間企業に転職した人は、それぞれ良かった悪かったと思う点は違います。
そこで以下の記事にて私を含む3人の事例についてご紹介しています。
>>>>公務員から転職した結果どうなった?【3人の事例を公開】
STEP3:警察官を辞めたい理由を整理する
次のステップとしては「警察官を辞めたい理由を整理」することです。
というのも、ここをしっかり整理しておかないと警察官を辞めて後悔することになるから。
皆さんは何かしらの理由から警察官を辞めたいと考えているかと思います。
ですが、その悩みには「警察官でも解決できるもの」と「警察官では解決できないもの」があります。
〇警察官でも解決できるもの例
・人間関係
〇警察官でも解決できないもの例
・ワークライフバランス
もし、警察官を辞めたいという悩みが、警察官のままでも解決できるようなものである場合、確実に転職したら後悔します。
人間関係が最たる例で、いくら人間関係が悪くても異動すれば解決できますし、民間でも人間関係が悪いところはあります。
例えば、私の知り合いには「人間関係が嫌で辞めたい」と思っていざ転職しても、その企業でも結局人間関係が悪いままなんて人もいます。
ですので、警察官を辞めたい理由を整理して、それが警察官でいる限り解消できないものなのかをはっきりさせましょう。
詳しくは「【公務員からの転職】転職理由が明確になれば転職成功への大きな一歩です」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
STEP4:警察官からの転職先を知る
次のステップは警察官からの転職先を知ることです。
警察官からの転職は冒頭にも説明しましたが、難易度は高めです。
加えて、活かせる経験が少ないことから転職できる職種も限られてきます。
そのため、警察官からの転職を成功させるためには、警察官からでも転職できる転職先を知ると同時に転職するための戦略を知ることが大事です。
また、転職先を知ることで、どこに転職すれば今の悩みを解決できることから知ることができるので、入社後のミスマッチも減り、転職したことを後悔することも少なくできます。
ちなみに警察官からでも転職しやすくおすすめなのが以下の2つの仕事。
〇IT業界
〇営業
それぞれについて説明しますね。
警察官からでも転職しやすい①IT業界
警察官からでも転職しやすい1つ目は「IT業界」です。
具体的な職種で言うと
・ITエンジニア
・WEBデザイナー
・WEBマーケター
です。
IT業界は以下の理由から警察官からでも転職しやすいです。
①転職の難易度が低い
②警察官という背景に左右されない
③長期的に安定している
IT業界は働き方も柔軟で、スキルをみにつければつけるほど給料も増えます。
また、ITがなくなることはないので長期的にも安定していますよ。
詳しくは「公務員から転職するならIT業界がおすすめ!3つの理由と転職成功の秘訣を紹介します。」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
警察官からでも転職しやすい②営業
営業職もまた警察官からでも転職しやすいです。
というのも、
①どの企業にも営業職はあり、求人が圧倒的に多い
②未経験でも転職可能
③警察官は体力があるので重宝されやすい
によります。
STEP5:足りないスキルや資格などを補う
目指したい業界が決まったら次は足りないスキルや資格を補いましょう。
警察官からの転職を成功させたいのであれば、ここは意外と大事なポイントです。
というのも、スキルがあることによって仕事がある程度できることが証明されるので、たとえ実務未経験からであっても企業側も安心して採用することができます。
つまり、スキルがあれば警察官からという不利な立場を少しでも軽減してくれるのです。
詳しくは「【体験談】スキルを身につけたら公務員からでも民間に簡単に転職できた話」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
どんな資格やスキルを身につければいい?
では、どんなスキルや資格を身につければいいのでしょうか。
それはもちろん志望する業界や職種に直結するものです。
具体的には、
〇外資企業⇒TOEIC
〇経理⇒簿記
〇IT系⇒プログラミング、WEBデザイン、WEBマーケティング
です。
ITスキルが最もおすすめ
中でもITスキルが最もおすすめです。
というのも、IT業界が転職しやすいこともそうですが個人スキルとしての資産にもなるからです。
個人スキルとしてITスキルがあれば、世の中にネットやITが存在する限りは仕事に困ることはないです。
つまり、仮に転職先が倒産した時や会社で働くのが嫌になったという時でも、すぐに次の職を見つけたりフリーランスとして働く選択肢が取れます。
ですので、将来を見据えるとITスキルが一番おすすめです。
確実にIT系へ転職したいなら公務員はスクールを利用がおすすめ
上記のスキルは独学でも身につけることはできます。
しかし、確実に転職したい場合はスクールに通うのが成功の秘訣です。
私自身もスクールに通い転職を成功させましたし、公務員からの転職実績は多いです。
スクールに通うことで以下のメリットがあります。
・最短ルートで基礎ができる
・開発実績ができる
・採用に関して実務経験者と競合しない
・採用難易度が低い
・転職保証がついている
決して安くはないですが、スクールに通うことで転職できる可能性はものすごく高くなります。
中には、転職成功率98%といったスクールもありますので、検討してみる価値はあります。
そのため、私の個人的な主張だと公務員こそスクールに通うべきだと思います。
おすすめのスクールについては、それぞれ以下でご紹介しています。
プログラミング>>>>【IT業界に転職したい!】公務員に本当におすすめできるプログラミングスクール5選
WEBデザイン>>>>【公務員からWEBデザイナーへ】おすすめのWEBデザインスクール4社
WEBマーケティング>>>【公務員から転職】WEBマーケティングスクールおすすめ4選
STEP6:転職エージェントを利用する
警察官から民間へ転職したい場合、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
というのも、1人で転職活動をするには限界があるから。
転職活動では以下のようなことをする必要があります。
〇自己分析
〇職務経歴の棚卸
〇応募書類の作成
〇求人の選定
〇求人への応募
〇面接対策
〇面接日の日程調整
〇内定後の交渉
正直これをすべて1人で行うのには限界があります。
働いているならなおさらです。
この点、転職エージェントではこれらをすべて無料でサポートしてくれます。
中でも、警察官こそ転職エージェントを利用すべき理由は次の4点です。
・求人の選定
・志望動機などのブラッシュアップ
・情報収集
・警察官の転職支援の実績が豊富
詳しくは「7社利用したからわかる!公務員が登録するべき転職エージェント」の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
警察官からの転職におすすめの転職エージェント
警察官からの転職におすすめの転職エージェントは次の2つです。
①マイナビエージェント
②DODA
①マイナビAGENT
マイナビエージェント をおすすめするポイントは以下の3点です。
特に20代で転職を考えている方は、登録をおすすめします。
・第2新卒の転職に強い
・中小企業の求人に強い
・20代転職者のノウハウがある
特徴①第2新卒の転職に強い
マイナビエージェント は、第二新卒や既卒、20代の転職者が特に利用しやすい転職エージェントになります。
といいますのも、他の転職エージェントに比べ第二新卒などの20代向けの求人を多く保有しているからです。
一般の転職サイトでは募集していない「若手向け」の求人を多く取り扱っているため、ほかのエージェントでは紹介してもらいにくい方でも求人を多数紹介してもらうことができます。
特徴②中小企業の求人に強い
マイナビエージェント では、ポテンシャルのある若手人材を獲得しようとしている中小企業の求人案件が多めです。
そのため、仮に経歴やスキル自体に自信がない方であっても、待遇の良く長く働ける正社員の求人を探せる確率が高くなります。
マイナビエージェント は、他の転職エージェントに比べて求人数は少ないです。
しかし、第二新卒向けの転職エージェントとしては、他の転職エージェントに引けをとりません。
特徴③20代転職者のノウハウがある
上記で説明しましたように、マイナビエージェントは特に20代向けの求人を取り扱っています。
そのため、20代の転職者の悩みをよく理解しています。
そういった悩みを理解した上で、転職のサポートをしてもらえる点に特徴があります。
転職活動自体に不安を抱えている20代の方であれば、登録しておくべきです。
無料登録はこちらから>>>>マイナビエージェント <<<<②:DODA
DODAをおすすめするポイントして以下の2点があります。
・転職サイトと転職エージェントが一体化している
・求人数が多い
特徴①転職サイトと転職エージェントが一体化している
通常は、運営会社が同じでも、転職サイトと転職エージェントは別々になっていることが多いです。
しかしDODAはサイトとエージェントが一体化しているので、
・エージェントから紹介してもらえる
・自分で求人を探すことができる
・企業からのスカウト
といった特徴があります。
そのため、エージェントに求人を紹介してもらいつつ、自分で気になる求人を探すことが1つのサイト内で完結することができます。
また、DODAには「スカウトサービス」という機能もあり、あなたに興味を持った企業がオファーを送ってくれます。
DODAでは、1つのサイト内で上記のことができるため、手間なく、かつ広い視野で転職活動をすることができます。
特徴②求人数が多い
DODAは業界2番目の多さの求人を取り扱っています。
また、非公開求人数が約8割を占めており、条件がよくライバルの少ない求人が見つかる可能性が高いです。
そのため、求人をたくさん紹介してほしい、幅広く求人をみたい方は、登録することをおすすめします。
無料登録はこちらから>>>>DODA<<<<まとめ
今回は警察官から転職を成功させるためのロードマップについて御紹介しました。
おさらいすると以下の通りです。
STEP1:警察官から民間企業への転職について知る
STEP2:警察官を辞めた後のことについて知る
STEP3:警察官を辞めたい理由を整理する
STEP4:警察官からの転職先と戦略を知る
STEP5:足りないスキルや資格などを補う
STEP6:転職エージェントを利用する
皆さんが納得のいく転職になるために参考になるとうれしいです。
今回は以上です。